転生學園幻蒼録
発売元:アスミック・エース エンタテインメント
発売日:2004/05/27
評価:ゲロ袋逝き

 上の評価のほうを見てもらえば一目瞭然だと思うんですが、

「やっちまったよ!久々に大地雷踏んじまったよ!」」

 ……と、年甲斐も無くフォントいじり使って夕陽に向かって叫んでしまうほど俺的今年最悪電子遊戯賞。それが転生學園幻蒼録(以下:転生)デス。

 プレイしてて30分ほどで、「あ、アンリミテッドサガの再来だ!」と思ったんですが、 「これクリアしたら即売ろう」と俺に思わせた分こっちのほうが上(アンサガはまだ俺の手元にあります)。 もうこのソフトにいたってはもはや手元に置いておくのも嫌だ!さっさと失せろ!Don't be!!……と、感情的になっても仕方がないのでさっさとレビューします。

 とりあえず良いところを述べましょう。批判を言うだけなら簡単です。

・パッケージ
・戦闘のエフェクト

 以上!さて、続いて悪いところを挙げます。

・戦闘パートがつまらない。奥が浅い。
・全体的にテンポが悪い。
・キャラクターに関する情報がほとんどない。
・主人公が空気よりも存在感が無い。
・ストーリーが電波な上に中身スッカラカン
・パクッたシステムを生かし切れてない。
・お金の所持限度額が99,999。
・全編通して手抜きが見られる。
・スタッフが何か勘違いしている。

 書こうと思えばあと50は軽く越えそうなのでこの辺りにしておきます。俺も大人になりました。1つずつ解説していきます。

・悪い点その1「戦闘パートがつまらない。奥が浅い」
 「シミュレーションRPGをやり込んだユーザーにも楽しめる奥の深い作り」とパッケージに書いてある割には、 敵の行動範囲や詳細情報も満足に見られないシミュレーションRPGも珍しいですね。自由にカーソル使ってキャラの詳細や、敵の情報も見ることができないなんて時代錯誤もいいとこ。 例えは悪いかもしれませんが、TECH○inとか本屋で売ってるPC用のディスクが入った雑誌に収録されているゲームのほうがまだ気合い入ってます。更には戦闘はストーリー上で行うことがほとんどで、 色々駆使してもレベルが50も上がらない。確かに「やり込める」とは書いてませんが、この程度で「やり込んだユーザーにも楽しめる」と謳えるとは。 他にも「味方キャラを通り抜けできない」とか「視点変更が無いため画面外の敵に攻撃が当たっているかどうかわからない」とか、 ひょっとして開発者はシミュレーションRPGというジャンルを知らないのかもしれないと思ってしまうほどでした。

・悪い点その2「全体的にテンポが悪い」
 会話シーンはメッセージスキップはあるものの、表示中の会話をボタン1つでどんどん一括表示させていくことができないためもどかしく、 文章が長ければ長いほどストレスを感じます。しかも中途半端に声が入るため、更に表示速度は遅くなり……もうフルボイスにするか声を一切出さないかどっちかにして下さい。

・悪い点その3「キャラクターに関する情報がほとんどない」
 キャラクターはデザインした人の功績のため(その功績が多くの被害者を生んじゃったわけですが)に素晴らしく魅力的に見えるんですが、 全てのキャラクターにおいて細かい描写がほとんど無いために、いくら個性的に描かれていてもキャラクターとしてはインパクトに欠ける奴ばかり。
 それと、ゲーム内でのキャラクターの情報が少ないので、例えば2重人格で口調がコロコロ変わる女の子がいるんですが、「この娘は2重人格者ですよ」っていう説明がやや欠けているため、 最初に会った時に「この子すぐキレるけど、ひょっとしてこの年で更年期障害なのか?」と、彼女の言動が全く理解できなかったりしました。 背負ってる過去とか自分の置かれている立場とか、そういうものまで描いてこそ1つのキャラクターだと思うのですが、要求しすぎですか? このゲームのキャラクターはほとんど「優等生」とか「お嬢様」とか「ロリ」とか一言で説明がついてしまって、キャラクターにしか興味無い人もそんなに好きになれない気がするのですが。

 悪口がどこまでも続く後編へ


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