閑話休題。べるなのこと、お話ししちゃうね。べるなは、5人家族の次女なんです。おでことおなかのちょっとでっぱった、優しい電気屋さんのパパ、時々ものすごい料理をつくっちゃう物知りなママ、さっきのべるのおねいちゃんに、べるな、そいでもって、小学2年生の弟の奏(そう)くん、の5人です。
そして、ご近所にはマチノさん(年齢不詳)が住んでます。マチノさんは一人暮らしのおばあちゃんなんだけど、パパよりも電気に詳しくて、べるなの「力」の使い方や種類についてもよく知ってるんだ。
べるな達に宇宙人のことや、電波のことをたくさん教えてくれたのも、マチノさんです。(←諸悪の根源(笑))宇宙人と言えば、UFO!
べるな、UFO 大好きです♪ べるなとしては、やっぱり、アダムスキー型が好きです♪ 理由は、何と言っても、誰が見ても、『あ、UFOだ!』と言わせしめるそのフォルム!
アンテナついてても雰囲気損ねないしね。巷にあふれる怪UFO情報に負けないような科学的データを携えて、UFO界にデビューするのが、べるなとべるのと、そして、マチノさんの夢なのでぃっス。
そのためにも電気や電波に強くなるべく、べるなはアマチュア無線部に所属していまス。
(でも、私は手芸部です。それは、未来の宇宙服を作るため。)あ、べるの、おかえりーー。それで、あとは、べるなは会計監査委員会のいいんちょをやってまス。
蒼明学園てば、行事の多い学校だから、予算案も結構多いです。それに目を通して、ハンコ押すのがお仕事ですねぇ。書類の不備は認めませーん!
(素敵ですわ。パチパチパチ。)うーーんと、あとはーーー・・・・。
『コンコンコン』
あれ? 誰か来ちゃった。ひょこっ。
「べるなおねいちゃーん・・・・あ、べるのおねいちゃんもいるぅ」
「あ、奏くんだ。どしたの?」
- ここは女子寮のべるなの部屋ではなかったのか??
- という質問は、愚問である。
- 彼女たちのいる空間では、何が起こったとしても、不思議ではないのだ。
- どんなことが起こったとしても・・・・
奏:「うん。ぼく、お友達からチョコレートをたくさんもらっちゃったんだ! だから、べるなおねいちゃん、チョコレート大好きだから、だから、ぼく、だから、持ってきたんだ!」キャーー♪ 奏くん、ありがとう♪ べるな、チョコ、大好きです!
(私も嫌いではありませんわ。)えーっと。今来たのが、弟の奏くんです。姉思いの優しいコです。
・・・・って、奏くん。このチョコ・・・・ハート型・・・・。奏:「何だかよく分からないんだけど、クラスの女の子達とか、知らないお姉さん達とかが、チョコレートたくさんくれたの。どうしてかなぁ。知らないお姉さん達には、
『知らない方からはいただきものをしてはいけない、と先生もおっしゃってますから』
って、言ったんだけど、
『こーいうとこがいーのー!』
って、僕にチョコレートを渡してどっか行っちゃったの。それから、担任の先生とか、そうじゃない先生とかもくれたんだ。あ、これ内緒にしておくお約束したのに、ぼく、言っちゃった・・・・。べるのおねいちゃん、べるなおねいちゃん、ぼく、悪い子? 悪い子になっちゃった?」
べるの:「うふふふふ。奏くんたら、バレンタインデーをご存じなかったようですわねぇ。」
べるな:「あはははーーー。奏くん、それは困っちゃったですわねーーぇ。」べるの:「ここで、またもや、私の一口雑学コーナー。べるなちゃん、私達のお母様の旧姓はご存じ?」
べるな:「それくらい、べるなだって知ってるよ! “本田”でしょ?」べるの:「そして、私は『べるの』、知り合いのおばあさまは『マチノ』さん、弟は『(前)奏』くん、・・・・」
べるな:「??? ・・・・まさか! ママって、もしかして!!」
べるの:「すべての謎を残しつつ・・・・ほら、べるなちゃん、奏くん、お迎えがいらしたようですわ。」
べるな:「何! この光は!?」
奏:「おねいちゃんたちーーー! まぶしいよー!!」
(ノイズにより聞き取り不可能)
