誠林女子高校2年の遠藤晶が帰宅すると、家の駐車場に以前にも見たことのある黒い自動車がとまっていた。
(いやだわ、あの男・・・ また来ているのね)
晶はその車の持ち主の男が嫌いだった。正確にいえば、嫌いというより本能的に避けたい相手といった方がよいかもしれない。
その男は一見善良そうな顔にいつも微笑を浮かべていたが、目には貪欲で淫蕩な光が宿っていた。
特に、晶はその男がいつもべたべたとした絡み付くような視線で自分を眺めまわすのが嫌だった。
(どうせ頭の中で私を素材にして不愉快な想像をしているのに違いないわ。
お父様のお仕事の知り合いだそうだけど、お父様もあんな男とは縁を切ってくれれば良いのに・・・)
「ちょっと、お嬢さん。」
「えっ」
晶の前に「その男」が立っていた。いつものようにべたべたした視線で晶を眺めまわす。
晶は走って逃げ出したいのを我慢しながら表向きは礼儀正しく挨拶した。
「さようなら、おじさま。お気をつけて帰りください。」
「いつも冷たいねえ。ところで、少しお嬢さんとお話がしたいんだけど。なに、1分もかからない、立ち話ですむことだよ。」
男はいつものように作り笑いをしながら猫なで声で話す。晶は全身に鳥肌が立つのを感じた。
「そうですか。でも、私はこれから行かなければならないところがございますので・・・」
「これを見てもそんなことがいえるかな?」
男の顔から作り笑いが消え、本性をあらわす醜い表情になった。男は1枚の書類を晶に見せる。
なにやら数字が書いてある書類だ。
「これは・・・?」
「これはね、君のお父さんが私に7億円の借金をしたという書類なんだよ。私も最近苦しくてね、このお金を早く返してもらおうと思って今日はきたわけだ。
でもね、君のお父さんは返せないというんだよ。」
「何をおっしゃるんですか? そんなはずはありません。」
「うそではないよ。疑うのなら自分でお父さんに確かめてごらん」
最近、使用人の数が目に見えて減ったり、父と母が深夜まで何事かを相談していたりするのを見ていたので、晶も家計の状況があまり良くないのには気がついていた。
しかし、借金を返せないほど状態が悪くなっていたとは・・・
「それでね、こっちの書類を銀行へ持っていけば、遠藤家は破産、君も路頭に迷うことになる。」
破産・・・ 晶の頭の中にその言葉が繰り返し鳴り響いた。
「ただね、私も遠藤さんとは長い付き合いだ、お宅が破産する前にもう1度チャンスをあげようと思ってね。」
男は言葉を切った。晶が次の言葉を待つ。
「お嬢さんが今日一晩私と付き合ってくれたら、遠藤家の借金はなかったことにしてあげよう。
君との一夜はお金では変えられない値打ちがあるからね。
さあどうする! 選ぶのは君次第だよ・・・私と一晩付き合うか、それとも破産か。」
晶はこの卑劣な男に心の底から憎悪が燃え上がってくるのを感じた。
しかし、事実上、選択の余地はない。晶は目を伏せたまま深くため息をつくと、無言で男の車の方を向いた。
「ほう、分かってくれたんだね、ヒェッヒェッヒェッ。じゃあ、行こうか」
男は下品な笑い声を発しながら車のドアを開けた。
10分後、男と晶はホテルについた。部屋に入る。
「きゃあっ」
晶が思わず悲鳴を上げた。
その部屋にはたくさんの機械が並べられていたからだ。
他の男もいた。
「い、一体、これは何・・・」
「ふふふ。これはビデオ撮影の機材だよ。
これで晶お嬢様の処女喪失ビデオを作って、それを売って借金をいくらか返してもらおうってわけさ。
ま、7億円の借金は返せないだろうが、せいぜいがんばって稼いでくれ。」
もはや逃げ出せない。
晶の目から涙が溢れ出し、頬を伝わって流れていった。
晶はベッドに腰掛けさせられ、自己紹介する姿を撮影されていた。
「県立誠林女子高校3年の遠藤晶です。
今度、パパの借金を返すためにビデオに出ることになりました。
みんな買ってくださいね。そうすれば、少しでも借金が返せます。」
晶は必死に笑顔を作りながら男に指示されたせりふを言おうとするが、どうしても途中で涙声になってしまう。
その度に撮り直しをさせられていた。
何回もやりなおした後で、ようやく自己紹介の撮影が終わった。
男が晶の隣に腰掛ける。
そのまま晶の肩に手を回し、体を密着させようとした。晶の体が反射的に逃げ出す。
「おっと、お嬢さん。私に逆らっていいのかな? 遠藤家の借金のことを、忘れてはいけないねえ。」
男が相変わらず馬鹿丁寧な言葉遣いでいった。
その言葉を聞くと、晶はかすかなため息を吐いて必死に自分の体を男の体に近づけようとした。
しかし、頭では男の言うとおりにしなければならないことを理解していても、処女の体はどうしてもいうことを聞かない。
「それほど私がお嫌いですか? 晶お嬢様。いつも私のことをゴミを見るような目で見てくれたねえ。」
男はそういうと、晶の肩を押さえる手に急に力を入れた。
「えっ」
晶は慌てて逃げ出そうとしたが、男がその体を押さえつけ、無理やり唇を重ねてきた。
大量の唾液とともに男の舌が晶の口の中に押し込まれ、あたりをなめ回した。
「うげぇっ!」
男の唇は強烈なタバコの匂いがした。
のどまで男の舌を突っ込まれ、晶は嘔吐しそうになった。
(はじめてのキスを、こんな形で・・・)
晶の心が真っ黒に塗りつぶされていき、その目から涙がひとつぶ流れ出した。
「おや、もうヨガリ泣きかい。」
男はそんな晶に向かって皮肉を言うと、獣欲に満ちた目で晶の暗い表情をうれしそうにながめていた。
「さ、そこに立って、服を脱ぐんだ。ストリップショウのように、よく見えるようにするんだぞ。」
(・・・とうとう、この時が来たのね・・・)
覚悟はしていたが、やはり処女の晶にとって男に素肌を見せるのはひどい抵抗があった。
晶の体に強い光が当てられ、隅々まで照らし出していく。
その場にいた男たちとビデオカメラの視線が晶の体にからみつく。
視線を感じながら、晶はのろのろとボタンをはずし、一枚ずつ服を脱いでいく。
身につけているものが美しいシルクの下着だけになったところで晶の手が止まった。
「おお、さすが晶お嬢様。ずいぶん高価そうな下着ですね。
ま、そういう下着を身に着けられるのも、あとしばらくの間だけだろうが・・・
どうした? 気の強い晶お嬢様も男にすっ裸を見せる勇気がないのかい?
自分で脱げないのなら、手伝ってやろうか。」
晶はふたたび小さなため息をつくと、覚悟を決めてブラジャーのホックをはずした。
パチン、と音がしてブラジャーが滑り落ち、晶の乳房が飛び出してきた。
「ほー、大きすぎず小さすぎず、いいオッパイじゃねえか。色も乳色だし形もいい。想像していた通りだよ。」
男のいやらしい視線に耐え切れず、晶は両手で胸の前で交差させ、自分の乳房を隠してしまった。
「そうしちゃ見えないだろ」
男は晶の両手首をつかむと思いっきり乳房から引き離した。
「こっちも乱暴なことはしたくないんだ。」
晶の手首を離すと、男が押さえつけるような声で言った。
いよいよ晶の体にはパンティーだけが残されていた。
パンティーを脱ごうとして手をかけたところでまた晶の動作が止まった。
「さっさとやるんだ。」
男が命令する。
(そうよ・・・ このぐらい、なんでもないことなんだわ・・・)
晶は首を振り、必死に勇気をしぼり出すと、自ら自分の体に残された最後の布切れを一気に引きおろした。
晶の真っ白な下腹部と真っ黒な陰毛が凝視していた男たちの目に飛び込んできた。
「ほう、晶お嬢様はカミの毛は茶色いが、シモの毛は真っ黒じゃねえか。」
男がひっひっひっと下品な笑い声をもらしながら近づいてきた。
ビデオカメラが晶の美しい全身をすみずみまで撮影していく。
ちょうどお尻のあたりを撮影しようとしたとき、カメラマンの男がプッと笑いを漏らした。
「見ろよ、こいつのお尻、真っ青だぜ。」
晶のお尻には真っ青な蒙古班が残っていた。
「ははは、出るとこは出っ張ってても、まだまだ子供だな。」
(や、やっぱり恥ずかしい・・・ もう、立ってられない・・・)
晶は思わず陰部を手で覆うと、男の目から逃れるように後ろを向き体を小さくして座り込んでしまった。
美しい茶色い髪の毛が乱れて垂れ下って晶の表情を隠していたのがせめてもの救いだった。
男がズボンとパンツを脱ぐと、巨大な陰茎がだらんと飛び出した。それは、まだ柔らかく、垂れ下っている。
男は晶の前へ回り込むと、陰茎を晶の顔に押し付けながら命令した。
「さっさと咥えろ!」
晶はのろのろと顔を男の陰茎に近づけたが、どうしてもそれに唇をつけることができない。
バシッ
男の強烈な平手打ちが晶の頬に炸裂した。晶の体が電気を流されたように飛び上がる。
「ほれっ、痛い目に会いたくなかったら、さっさとやるんだよ!」
「う、、、、うう、、、、うううぅ、、、、、」
晶は押し殺した泣き声をあげながら、ゆっくりと男の巨大な陰茎を飲み込んでいった。
たちまち晶の口の中で男の陰茎が太く、固くなっていく。
男のものは塩辛いような酸っぱいような不快な味がした。
「そうだ・・・ そのまま、なめるように、舌を使え・・・」
男は晶の頭をつかむと、前後に激しく揺さぶり出した。
「ウゲエッ」
男の陰茎がのどのあたりまで到達したとき、晶は思わず吐きそうになってうめき声をあげた。
晶の舌の柔らかい感触に、この美しい令嬢を汚しているという精神的興奮が加わって、男はたちまち絶頂に達してしまった。
「で、でるっ!」
大量の精液が晶の口の中に放出される。
「ぶえっ」
「おっと、そのまま飲むんだぞ。」
晶はあわてて精液を吐き出そうとしたが、男はそれを許さず晶の頭を自分の股間に押し付けた。
コクン、と晶ののどくびが動いて男の精液を飲み込んでいった。
飲みきれなかった精液が晶の唇からツーーと溢れ出て床に垂れていった。
「さ、お次は小便だ。」
男が晶の前に洗面器を置いた。
「これにまたがって、カメラからよく見えるように小便をするんだ。」
(・・・)
あまりにもひどい要求に、晶は気が遠くなりそうだった。
(私のおしっこをしているところがビデオに撮られて、それを売られるなんて・・・)
「何をぐずぐずしてるんだ。また痛い目に会いたいのかよっ!」
男が凄む。
晶はのろのろと洗面器にまたがった。
しかし、出そうと思ったからといってそう簡単に小便が出てくるわけもない。
「さっさと出せよ!」
再び男に怒鳴りつけられ、晶は必死に小便を出そうと努力した。
「なんだあ、ずいぶん勢いがないなあ。
もっと勢いよくジャバババァァって出せよな。絵にならねえじゃねえか。」
男が不満そうに言った。
(私、何やってるんだろう・・・)
晶は空白になった心の中でぼんやりとそう思った。
「ベッドの上に座るんだ。」
晶は両膝をそろえて腕で抱えた「体育館座り」のポーズでベッドの上に座らされた。
「そのまま、ゆっくり両足を開くんだ。」
男が命令すると、晶は人形のようにゆっくりと両足を開いていく。
美しい両足がコンパスのように広げられるにつれて、股間の秘密のすきまも広がっていった。
晶は性器にひんやりとした空気が入り込んでくるのを感じた。
「へへへ・・・ だんだん晶お嬢様の大事なところが見えてきたぜ・・・」
突然、男は晶の両足をつかむと、一気に持ち上げた。
晶の性器が男の目とビデオカメラの前にさらされる。
「きゃっ」
思わず晶は手で性器を覆い隠した。
「こら、見えねえじゃねえか! 手をどけろ!」
男に怒鳴りつけられ、晶はゆっくりと性器から手を離すと、そのまま両手で顔を覆った。
「それじゃあ、ゆっくり味あわせてもらおうか。」
男は晶の両足の間に顔を埋めていった。