GMの部屋〜シナリオ「軍師の護送」〜
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GMの部屋〜シナリオ「軍師の護送」〜

単発シナリオで人数不定だったので、用意したのは依頼型で内容は護送。これなら、人数が多くても少なくてもなんとかなるし、実は確実に起こる戦闘は用意してないのだ。

スタート地点は町の酒場。なんて典型的な始まりなんだろうね。ルーネは酒場で給仕のバイトをしている設定だったのだが、NPC(酒場の主人)の第一声が「ルーネ君、君はクビだ!」から始まったので、ルーネは目が点になってました。
さて、今回の依頼人はいわゆるボンボンの世間知らずでプライドが高いひょろひょろ貴族君。ところで、クレイド君、ガバン君、交渉の際いくら相手が物をしらないからって「お前、バカじゃねえの!」と依頼主の貴族に言うのは交渉下手なのでは。おかげで貴族くんは失礼なPCは無視してルーネと交渉することになっちゃいました。まあ、相場の半額以下だったので、ここでゴネてくれないと前半のイベントがあっさりと終わっちゃうんだけどね。でも、そこでルールブックを取り出して、GMに抗議するのは止めましょう。相場を勘違いしてるのは貴族くんでGMじゃないからね〜。

そして出発。途中は面倒なのではしょる。ソロが隠っているらしい山のふもとの村に着く。そこでやっと、赤目の盗賊団の噂。ここで槍使いのクレイド君、装備を変更するかと思ったらそのまんま。どうやら忘れていたらしいと後で判明。さすがに森の中で槍は使いにくいでしょ。
そうそう、エルフの精霊使いアミュ君、森で迷いそうだからって、ダガーで木に目印を付けて回るなんて、考えちゃいけないよ。お友達である森や木の精霊が怒っちゃうからね〜。

まず、森で出会ったのはやっぱり赤目の盗賊団。地の利を生かしてか、やたらと上手なフォーメーション。理由は後でわかるけど、彼等はソロ軍師に戦術を授けられてるんだよね。撤退のタイミングなど、やたらと良かった気がしますね。
その後は特に遭遇は起こらず、地図を頼りに小屋を順番に探索。灯りがついている小屋を発見した時、「盗賊団の住処かも?」と思った人が一人。それは思い付かなかったなぁ。

さて、今回のメインイベントのソロの説得。
この人は若かりし頃の自分が行った「カテドニアの粛正」という虐殺による民衆の制圧策を後悔しており、隠遁してしまったお人。トラウマがあるから、カテドニアの話など聞きたくないはずだったので、GMとしては何とか騙くらかして連れてくる事だけを想定していたんですが、なんとこのパーティー、ホンマに説得しちゃいました。まるで、熱血キャラのようにねっ。
おかげで、酒と女に弱いという設定が全く無駄になってしまいました。色仕掛けするのもいいかと思ってたんだけどね。でも、これは嬉しい誤算ですよね。

で、赤目のお見送り付きで森を抜けた後は、街まで一直線。貴族君にソロを引き合わせ、報酬をもらって無事に終了となったのでした。

ちなみにこの貴族君、自分の出世と国の平定のためにポケットマネーで依頼してたので、報酬が異常に低かったのだよ。かつての名軍師を呼びもどせれば、お手柄だもんね。結局一人100〜200GPの予定が全員で3000〜4000GPとなってしまい、アロンは大損害。盗賊を捕らえれば報奨金でも出そうと思ってたけど、無駄な戦闘には興味がなかったみたい。しかも、かなり強かったしね。アミュは軟派な男を演じることには失敗してましたね。


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