「あの子は?」
「始業式で張り切ってたから疲れたんでしょうね、ぐっすり眠ってますよ」
「そっか、…ね、ブランデー飲もうよ。亘理のお土産!」
酒を交わしながらいろいろ話が弾む…
巽が…ふっと麻姫の事を口にした。
「…もう6年ですか…大きくなる筈ですよね」
「そだね…地上の学校に通わせて、…人間と関わる事、生きる事がどういうものかを本人はよく判ってるみたいだ…ほんとにしっかりしてるよね」
「あいつら…あの事を嗅ぎ付けなければいいんですけど…いつまで隠し通せるか…」
―――――学齢前に判明したある事実…
「ねぇママ!これなんてよむの?」
「なになに?……麻姫、ねぇこんなの…おもしろい?」
「麻姫のじゃないわ、温おにぃちゃんがこの前あそびにきたときにわすれていった本よ」
「…え、とぉ…パパに聞いてみようよ(わかんないや…(汗))」
書庫で亘理が拾いあさっていた時に、間違って紛れこんだ数学の専門書…
本人いわく…読めない漢字は所々あるけれど、数式をたどっていったら理解できたという…
「複素数って読むんですよ(入門書とはいえこんな小さな子がね…)」
都筑の代わりに巽が答えた。
「じゃあこれは?」
「虚数…複素数平面っていうのは…その、簡単に言ったら見えないものを見えるように数字で表したって感じなんですよ。出てくるiはimaginaryからきて」
「 imaginary?英語ね、それ」
「ええ……(まずい事になってきた…)」
数日後、亘理が調べた。
「やっぱりな…IQ300の天才児や」
やはり、と巽が頭を抱え込んだ。
都筑は唖然とする。麻姫は倶正神と庭に遊びに行っている。
「…何でもよう飲み込みの早い子やなぁと前から思ってたけど…道理でなぁ、この前なんて線形代数の話なんかしてきたんやし…」
「…ホンとかよそれ?」
「ホンマやって…俺もいろいろ今まで聞かれてた事あるんや…ちっちゃい頃から、言葉と読み書きの顕著な発達にも驚いてはいたが…やっぱりな」
普通のコドモじゃないらしい…
「こんな事…連中に知られたらまずいです。…諦めもせずに、今だってさんざん発破掛けてきてますし…」
「絶対秘密にせなあかんわな…地上の小学校に通わせるのがあの子に適切なのかどうかわ俺にはわからへんけど…」
「…巽、どうしよ?」
「変に冥府で一人で教育させるのも怪しまれますよ…よその教育機関に行かせたらそれこそ奴等の関心を高めるようなものです」
結局…冥府から地上の学校に通わせる事になった。
―――――――――…
次から次に出てくる麻姫の好奇心…どんどん発達する知能、卓越した頭脳…小学校の内容だけでは当然足りうるわけが無い。
「あ、おにいちゃんたち!いらっしゃぁい!」
密と亘理が遊びに来てくれた。
「んー?前の続きかいな?」
「そ、フェルマーよ、ここ…教えてね」
「ああ、これはな…英語の本使ったほうがええか?(フェルマー…漢字は嫌いとか言いながらも外国語マスターできとるし〜…(苦笑)」
「うん」
漢字は嫌い、日本語は難しいとは言ってもその後数週間でもう大学教養レベルには達してしまった。
知能指数だけでなく精神年齢もおそらく…
英語、ドイツ語、フランス語…この9ヶ月年で殆どマスターしたらしい…
日本語も含めて今では4カ国語を話せるのだ。
麻姫が世話になったのは亘理だけではなかった。
「密おにいちゃん、これ読んで!」
「お前コウイウの読むのか?」
「原書読んだけど、何だか…イメージは判るけど…日本語のほうも知りたいの…最近は漢字が好きになってきたのよ」
アンナ・カレーニナだった。
戸惑う密を見て麻姫が言った。
「分厚いのがいやならこれでもいいわ!これ、きれえなイラストよね」
ハーレクインの小説を持ってきた。密がお茶を吹きかけた。
閂からもらったらしい…
「それはヤメロ!俺そんなの読みたくねぇよ。…アンナ・カレーニナ読んでやるよ…台詞の所は半分くらい、いつもみたいに自分で読めよ(どっちも嫌だなぁ。こないだは谷崎潤一郎、その前は太宰治とスタンダール…お前の嗜好ジャンルは幅がすげぇよ…)」
「ありがとぉ!おにいちゃんも、大好きよ!(抱き抱き)」
ゴロゴロと密になつく麻姫をあやしてやりながら密が本を読んで上げる。
「…(…童話とか…そういう本を薦めてんのにことごとく無視しやがる。そら、面白くないのはわかるけどよぉ…)」
罪はないけど、コドモらしくない麻姫の存在に密は先の危機感を覚えてしょうがなかった。
それは巽も都筑も…限られた知己の同僚達さえ感じていることだった。
将来、何かを益するかどうかなんて今の時点では誰にもわからない…

今日は都筑と巽はふたりきりだ。
麻姫は弓真とさやのところへお泊りに行った。
閂も呼んで女の子達できゃぁきゃぁ騒ぐパーティをするらしい。
久々のふたりっきりの夜…
二人ともあの頃みたいな雰囲気を感じて談笑を楽しむ。
「こないだね、麻姫がお前の事自慢してたんだよ」
「自慢?私をですか?」
「そ、征一郎の写真やらなんやらと家中探し回ってね、うちに遊びに来てた学校の友達に見せたんだよ。うちのパパは世界一カッコイイんだよってね!」
「もう、…あの子はなんだってそんな真似を(はぁ…)」
「嬉しい?」
巽が咳払いした。嬉しくないわけがない…
都筑と同じく、巽も子煩悩なのだ。
都筑がニコニコしている。
「俺も自慢しちゃった。征一郎は最高の旦那様なんだよってね(くすくす)」
部屋の明かりを消した。眠るにはまだ少し早い時間だったが…
「今夜はなんだか家が静かだね、麻姫がいないだけでこんなに寂しいなんて思わなかったな」
「そうですね、明るい空気をあの子はいつも私達に与えてくれる天使ですから」
星を見て、窓枠にいるバスローブ姿の都筑を巽が不動のまま見つめている。
なんてこの人は綺麗なんだろう…という想いが胸に染み込む。
自分を染めてくれる狂おしいほど愛しい人…
「麻斗…こっちへ…」
早々にして都筑をベッドに誘った。
振り向いた都筑が柔和に微笑む。
この家は今夜、思いきり…の開放的空間なのだ。
シュッと肌蹴た布地の音さえ澄んでいる。
入浴したばかりの白い肌が熟れた果実のように滑らかだった。
軽いキスから奥深い…熱いキスへ…
呼吸もなにもかもぴったり合った動作。
どんなに不摂生をしても衰えない美貌…愛情の限りを尽くしても尽くしてもまだまだ言葉にならない程の…自身をもてあましてしまうくらいの恋慕…
それくらい巽にとって大切なのだ。
「ん…っ…」
胸をついばんだだけでも聞いてる者の心を痺れさせるような熱い反応を返す愛しい人…
狂おしいほど愛しくて愛しくてたまらない…
「愛してます、貴方を…」
「うん…っ…あっ…」
ベッドの中では彼は最高に美しい…もうそれしか言葉がでてこないくらい感情が昂ぶる。
「んあぁっ…!」
「…すごく綺麗だ…こんな麻斗、最高…」
緩やかに軋む音と共に回旋する動作…繋がったまま、映える美白の肌を眺めて巽が恍惚とする。
汗ばんで湿った躰が所々光って物凄く綺麗なのだ。巽がまじまじと見惚れる。
「やぁ…そんな見んなよ……恥ず…し…って…んぁっ!」
「そんなコトないです…考えるのおよしなさい」
「ああっ…」
律動して彼の美声を無尽に引き出した…
強く縋り付く都筑を果てまで愛した。
「あぁっ…はぁ…っ……アァ――――――!」
朝、巽が先に目を覚ました。
何時の間にか抱き合って眠っていた。
都筑の顔が見えた。
目覚めて一番最初に彼を目にする事ができるこの幸福感。
一番最初に目にして一日が始まるこの喜び。
――――――ずっと一緒にいてますよ…離しませんよ…
ふっと…先日の娘との会話を思い出した。
あの子はこんな事言ってたか…
「ねぇ、パパはママの事どう思ってるの?」
「どうって?」
「麻姫はパパもママも大好きよ。でもママの事まだまだ知らないわ…パパから見たママはどんな存在なの?」
「麻姫もママも一番大切ですよ」
「ママを好きだと思った時はどんな感じだったの?」
こんな質問、10年早かろうに…と思ってしまったがこの子は普通のコドモじゃないのだ。
あやふやな答えもできまい。
「いつからだったのかもう判りませんけど…ずっと前から好きで好きで…」
「それで…?」
「でも…海辺で一度、麻斗を見た時、あれほど胸を貫くような衝撃はありませんでしたよ…」
娘が巽の膝に寝転んでじっと耳をすます。父親の雅な声に聞き惚れながら…
「海からの風にふかれて、陽に照らされたあの姿が…」
「…どう思ったの?」
肯き、呼応しながら麻姫が嬉しそうな顔をする。聞いてるとずっとずっと嬉しくなるのだ。
「陽の中で…ころげまわって微笑む麻斗が…」
そう、光のカーテンに守護されてる彼の閃きが物凄く美しかった。
「―――――なんて綺麗なんだろう…って思ったんですよ」
巽の幸せそうな表情が見えた。
麻姫はどこかしら遠い瞳で微笑んだ。
「そう…ママは泣き虫でどんくさいけど、パパにそう言ってもらえるんだもの…幸せね…」

とある休日
「どうしよう…こんなことになるなら一人で行くなんて言うんじゃなかったわ」
麻姫は今、開店して間もないデパートにいるのだ。
今日は都筑のための誕生日プレゼントを一人で買いに来た。
休日出勤だが、巽が付き添うと言ってくれてた。けど、一人で大丈夫だと言い張って早朝からさっさと出かけてしまった。
もちろん都筑にはナイショである。友達の誕生日パーティに行く事にしておいて、と巽に言っておいた。
ところが早々にして、持ってたポーチから財布を落としてしまった。人にぶつかった時にきっと落ちてしまったのだろう。プレゼントのことばかり考えていたからだ。
財布がないから帰るお金もない。
迷子センターに行くのもなんだか恥ずかしい。行ってもおかしくないのに、やっぱりこだわってしまう。
打開策が出てこなかった。
孤立無援のお華…
店を出て、雑踏の中で噴水の隅にちょこんと座った。となりに座ってた同い年くらいの子が母親にしかられて泣いている。アイスクリームの2つめが欲しい欲しいと言ってるのを見て麻姫が舌打ちする。
「ふん、なによ…バッカみたい」
だが、そんな事で気が晴れようもなかった。
「どうやって連絡したらいいのかしら…交番に行って…でも公になるなんて…パパに迷惑かも…」
迷惑な筈もない。
素直におまわりさんの所に行けばいいのに妙なプライドのせいか一人で解決する姿勢でいるらしい。
うじうじしてても仕方がない、とりあえず財布を探そうと思って元来た道を歩き始めた。
――――ドシンッ…!!
橋の上で人とぶつかった。小犬よりも軽い天使は石畳にお尻から転んでしまった。
「あいったぁ…もぉどこ見て歩いてんのよ」
下見て歩いてたのは麻姫のほうである。
いらいらしててやつあたりに近い形で言ってしまった。
「ああ、すいませんね…お怪我は?」
「あ゛あっ!スカートが汚れっ…」
はっと気付いた。裾が少し汚れてるだけで大袈裟な事言って、すっごくガキっぽいなと思ったのだ。でも一番お気に入りのワンピースだったから口のほうが早かった。
「…な、なんでもありませんわよ…失礼しますわ」
埃を払って、ツンと振り向いて立ち去ろうとしたら相手の男が声をかけた。
「帽子を忘れてますよ」
なかなかうまく去り方がきまらない…人あたりには馴れてるはずなのに今日はいまひとつ調子が悪い。
「ど、どうもありが…」
今にしてようやくぶつかった相手を見上げて麻姫が硬直…
「…」
「どうしました?どこか怪我しましたか?お嬢さん」
「…(うそぉ…パパに負けてない…なかなかカッコイイじゃない…)」
麻姫が邑輝をじーっと品定めしている。
「お嬢さん? どこか具合でも??」
「い、いえ…(ハッ、何考えてんのよ!パパやママ以上の綺麗な人なんてそうそういるわけないわよ!ただ単に珍しい毛ぇと目の色してるだけじゃない…まぁ、いつも連れて行ってくれるケーキ屋さん(都筑にね)の御主人よりはかっこいいのは…認めてあげるわよ)」
こんな小さな子が一人でいるのも変だ…邑輝が周りにいるであろう保護者をきょろきょろと捜した。
「ひとりですか?親御さんは?服を汚してしまったお詫びをしなければなりません」
「…け、結構ですわ…(迷子だとおもわれちゃう…嫌だわ)」
――――グゥゥ〜ッ…
お腹が鳴った。
「…!(パパ、やっぱり一緒に来てもらえば良かった)」
邑輝には雑踏の喧燥のせいかそんな虫の音など聞こえなかった。ますますうつむいている子供を見てこれは確実に迷子だと思ったらしい。きっと迷いこんだのだろうと判断した。
(もぉ、こんな時に!お腹なんて鳴らないでよ。)
顔を真っ赤にしてうつむいている麻姫が先刻からの不安や緊張も重なったためか泣きそうになった。
(やだやだやだ!こんなんじゃそこらの頼りない男の子やすぐ泣くガキと一緒じゃないの!こんな事で泣いたらバッカみたい…うう、お腹もすいたぁ…さっさとおまわりさんとこ行けばよかったわ…人に道を聞いたらよかった…)
聞くは一時の、聞かぬは…を麻姫は身を持って学んだ。
「で、お名前は?お嬢ぉちゃん?」
「…」
警官が何度も質問。麻姫は黙ったまんま…
「ねぇ、お嬢ぉちゃん、迷子でしょう?お名前は?(汗)」
「…迷子じゃないって言ってるでしょ!」
お嬢ぉちゃん、お嬢ぉちゃんってコドモ扱いする呼び方で言われてカチンと来ているらしい。
「うーん、でもねぇ…お金も持ってないし…ずっと一人でいて…お母さんとはぐれたんでしょう?」
「…パパよ、この人が!」
「は?でもこの人は君を連れてきてくれたんじゃ」
「この人がパパよ!だからもう帰るの!帰るわよ、パパ!」
「それで…お名前は?お嬢さん(似ている…いや、おそらく間違いないだろう)」
公園のベンチに座っている麻姫に邑輝が2本目の煙草に火をつけながら話し掛けた。
「人に名前を聞く時は自分から名乗るものですわよ…(さっきのサツがいけないのよ!お嬢ちゃん、お譲ちゃんって…もぉ…あんな事言うから…お金を借りてくればよかった…。
そうよ、せめて電話借りて連絡するっていう手ぇあったのに…馬鹿だわ、あたし(泣))」
「…そうですね(クス)」
しょうもない意地を張って後悔している麻姫。
今日はすごく我が侭ばっかり言ってるなぁっと思った。
ちらっと邑輝を見た。
振り回して悪い事したなぁって思って見上げてたら…目があった。
「…あ、あのさっきはありがとう。ごめんなさい」
「どういたしまして。『パパ』と呼ばれたのは初めてでしたよ(クスクス)」
「…うそ」
邑輝がますます失笑して煙草を落とした。
「それどういう意味ですか?(クスクス)」
「あなた経験豊富そうだわ、女の敵みたい」
なかなか顔に似合わず、こましゃくれた少女だと思った。
「敵は沢山いますよ。中でも一番うっとうしいのが愛する人をモノにした嫌な男がねぇ…」
「そう、負けずに頑張ってね。何事も諦めちゃいけないわ」
「そうですね…クスクス」
「帰りますわ、さようなら」
――グルグルキュゥ〜…
「…」
空腹、腹の虫が鳴った。
また去り姿がきまらなかった。
どうして今日に限ってこんなに要領が悪いのか…
フッと笑いを零した邑輝。
真っ赤になった麻姫が逃げようとし始めた。
だが、数歩行ったところで呼び止められた。
「まあ、お待ちなさいな。巽さんか都筑さんに連絡して迎えに来てもらいましょう」
「…どうしてパパとママの名前を?」
「知己なんですよ。もっとも、巽さんは敵ですが…」
「ママッ!!」
「遅くなってごめん」
パスタの店で食後のデザートを食べて満足気味の麻姫。
娘の顔をようやく見ることができた。
久々の東京…道に迷ってしまったため、呼び出されてから1時間後にしてやっと都筑が迎えに来れた。
麻姫が黙って出ていってた事を先に謝った。都筑はそんなのいいよ、と優しく言ってあげる。
「相変わらず方向音痴ですねぇ、貴方は。…呼んでから1時間以上経ってますよ。クスクス」
「邑輝…」
息せき切っている都筑に麻姫の隣にどうぞ、と座るように示す邑輝…
都筑が首を振った。巽に黙って迎えに来たのだ。邑輝にこれ以上関わったら巽が良い顔しない。
嫉妬深く責めたりはしないけど、気にかけさせてはいけない、と都筑は思ってるのだ。
何より、二人の愛娘がこの男と接触する事自体が恐ろしく危険なのである。
「…面倒かけて悪かった。サンキュウ…帰るよ、麻姫」
「えー?でももうひとつパフェが来るのよ」
「…いいから帰るんだ」
「大きな特大パフェなのよ。ママと二人で食べようって思って注文」
「帰るんだよ!!」
しゃくりあげた都筑の声に周りがシンとする。
店中の客が注目…
こんなに怒った顔した都筑を麻姫は初めて見た。
硬直している娘を見て、我に返った都筑がフォローしようとする。
「あ…その、これ以上迷惑かけたら駄目だから…帰ろう…麻姫、ね」
「…うん」
この表情…都筑を困らせてる自分に起因するのだと思った。麻姫が大人しく席を立った。
邑輝に挨拶して都筑の手に引かれて娘が離れて行く。
都筑と等しく、道行く皆々が振り返り、魅きつけられるほどの可憐な少女は都筑の手をしっかりと握った。
さようなら、と言ってから…邑輝が一言付け加える。
麻姫にだけ聴こえるように、そっと穏やかに…
「さようなら、お嬢さん…くれぐれも気を付けて…」
ほんの一瞬だけ…一瞥した麻姫は鋭い表情を邑輝に返して去った。
6歳の少女の貌ではなかった。
――――――「あなたはまだ覚醒していないんですね。」―――――
都筑が迎えに来る前にしていた会話には、こんな邑輝の台詞があった。
To be continued...
(1999.3.13)
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