"Father, I have sinned against heaven and against you. I am no longer worthy to be called your son." 
★メロディ連載中「天上の愛 地上の恋」(加藤知子さん作)
市東のfree talk
・ November 20
ふたつめ
2000年「メロディ12月号」

『あぁ?♪もおすぐ第2部クライマックスぅ?♪』
読後感想ティータイムです(〇_〇)♪
久しぶりの感想文だぁv(笑)
私、電話で「どうしよう(と言ったってどうにもなるわけないじゃん)」
「バーさんが!」(市東は面倒くさいからバーベンブルクをそう呼んでいる。酷い時にはばーちゃんとか(をい)(汗))
とか、傍から聞けば電話口で自分のばーさんでも危ないんかい?と思われそうな会話を発売日あたりにしてたなぁ。(笑)
先月号のマリア・ヴァレリーのお話で、(よく読めばおかしすぎて笑えた「言いたいことがあるなら云々…」なんてそうそう言える人物もいないだけに(笑))面白かったシーンが多かったので本編に戻った今回の流れはきつかった。(TT)
だんだんと、今年の連載を見ていて一番に感じたことには、キャラクターから笑みというものがなくなってしまっていること。そういうお話なのだと改めて思えたけれど。
表情に危険な因子をますます増進させたかと思えば、急に分からない悲し気な顔になってくるルドルフや(この人、もう、そろそろ限界きてるんじゃなかろうか(苦笑))、笑顔を作れないアルフレートの辛そうな立場(今月の彼は本当、私としてはかなりすっきりしたと思うけど)。
二人とも、大公の言ったようにスタートラインからして違いすぎる。
でも、その差をアルフレートは埋めようとしていた風に感じたけど、この漫画の現実世界ってそうそう甘いものでもないことと、ルドルフにアルフレートの苦心を分かろうとする掌が狭そうなところでラヴラヴだった(v)彼らは今、崩壊の危機に瀕しているみたいだなって思った(苦笑)。

で、今号、私が一番印象に残った最後のシーン。「裏切ったな」という言葉を発した所よりも残念だったシーンが次の個所です。
アンナの目の前でルドルフがバーベンブルクを撃った所。
そのときのルドルフが、凄く哀れだった。いくらあの状況とはいえ、子供の前ですることではないよ…と思った(ーー;)。
自身の血筋を否定された…そして、アルフレートが裏切ったということにルドルフは来月号でどうするのか非常に冷静にハラハラ(苦笑)。(しかし、連載漫画で、これほど冷めた期待感を持つのも珍しい)
ルドルフの宿敵が一人減って、同時にもう一人と一匹が離れていってしまいそうで(アレクサンダーの具合も悪そうだし、ルドルフって本当に独りになってしまうの?…)
だけど、本当に裏切ったかどうかはまだ不明かな…。

「裏切り」というのは、今までだってルドルフの身に何度も起こっていたことだったろうに…どうなっちゃうかなって感じでした。
 

 



・July 2 いっこめ開始
このお話にでてくるキャラクターって皆、各々に光があるように見えるのです。
それぞれの想いがとてもよく現れていて、私は、皇太子やアルフレートも好きですが同じくらいバーベンブルクもそうなのです。
7月号で彼、アンナを残して消えてしまったのでなんだか「死に際を見せない猫みたい」だと感じました。彼が見て、求める「真実」というものが彼をここまで動かしてしまったのかもしれません。何が正しいのかどうか、その判断を求めるのではなくそれを夢見る者の気持ちのジレンマも感じました。また、言葉にして言えないことを、聊か不器用でもあるが優しさというものを知っているアルフレートは…皇太子にどう表現するのか、或いは言わないことで終わらせるかもしれない、と胸にきます。

それぞれの登場人物達、年老いて(年は取れない者もいるでしょうけど)いつか鏡を見た時に一体彼らはどんな貌をしているのだろうと思います。
自分を映す鏡は、正直ですから。 



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