GM:皆々様、こんばんは。GMでございます。
    今回、第4回を始める前に、MSKさんからのご質問にお答えしようと思います。

 仁:……GM

 GM:何かね?

 マリア:何で、わざわざ部屋を暗くして、なお且つ、懐中電灯を、顔の下に持ってきて照らしてるんですか?

 GM:ふふふ、それはね……

 仁:……

 マリア:……

 GM:何となく☆

 仁・マリア:(ずっこける)

 GM:んじゃ、質問いってみよー☆


>毎度毎度、すみません。また質問です。
>
>今回、仁の知力に加えられた「レベル分ボーナス3点」ってのは、一番レ
>ベルが高い特徴がLV3だから3点なんでしょうか?それとも、3種類あ
>るから3点?


 GM:今回、っつーのは、前回(三回)の事だからね

 仁:やっぱ、3種類あるから3点なんじゃねぇか?

 マリア:バカね、それじゃあレベルの意味がないじゃない。レベル分よ

 GM:そう。レベル分のボーナスになります

 仁:じゃあ、俺って、CPを無駄遣いしてるって事か?

 GM:とーんでもない!!(どがんっ!)

 仁:うわっ?!

 マリア:び、びっくりした……

 GM:特徴のボーナスっていうのは、「『指定された判定』にのみレベル分ボーナスがかかります」!!!!
    「意志の強さ」は、意志判定の時に。
    「鋭敏感覚」は、感覚の判定の時に。
    で、「恐いもの知らず」は、精神を揺さ振られるほどの恐怖に遭遇したときの意志判定……ガープスでは恐怖判定と言います……の時にボーナスになります。

 仁:じゃあ、俺の場合、意志判定の基準が11で、感覚の判定の基準が12、で、恐怖判定の基準が……えーっと

 マリア:意志判定の基準11に、さらに3点加えた14が基準よ

 仁:おおぅ! すっげー!

 マリア:そうね。でもGM、恐怖判定ってどういう時に行なうんですか?

 GM:例えば、殺人現場に遭遇した時に行なうよ。

 仁:ふーん

 GM:当然、凄惨なモノになれば、マイナス修正が入ります。あとは……(ころっと甘い声になって)ねぇ、二人共ぉ。これから、おねーさんと一緒に良い所に遊びに行かない?

 仁:え? いい所?(わくわく)

 マリア:あたしは、嫌です

 仁:え、じゃあ、俺もいいや

 GM:ちぇっ。じゃあ、第4回の講座に入ろうか(しゅん)

 仁・マリア:(断って良かった……)

<判定その2〜成功度・失敗度>

 算数のテストでまたまた0点をとってしまった仁。
 毎度毎度の出来事に、ついに篠田先生の雷を落とされてしまった……。

 仁:……って何だよいきなり!

 GM:(マイクを握りながら)何って、前回のあらすじだよ。
    今回のTRPG講座は、ここから始ます

 マリア:つまり、仁が篠田先生の説教を受けた後からですね

 GM:そっ☆ じゃあ、続けようか。仁、君は篠田先生の説教をくらって、一人寂しく家路についている

 仁:うぅ〜、母ちゃんに何て言おう……見せたらきっと、小遣い没収だぁ
   ここは、やっぱ、隠すか……

 マリア:仁っ! アンタまた……!

 仁:ちょっと待った! マリアは今この場にいないだろーがっ!

 マリア:あ……そっか

 GM:さぁ、仁。君はこれからどうする?

 仁:そりゃやっぱ、陽昇寺にでも……

 GM:この前、そこに隠してバレたばかりだよ

 仁: ……じゃ、じゃあ、どこか別の場所にでも……どこがいいかなぁ
家だと、そーじの時に見つかりそうだし……う〜む……どっかいい場所は……あ!

 GM:ん? 決まったの

 仁:ああ、とびっきりのいい場所だ!

 GM:じゃあ、ちょいと私に教えて頂だい

 仁:オッケー☆ ごにょごにょ……

 GM:ふむふむ。では、時間をグルっと回して次の日の朝。マリア

 マリア:あ、はい!

 GM:君はいつも何時くらいに学校へ行ってるの?

 マリア:えーっと、前日に使われた黒板を奇麗にする為に、8時前には行ってます

 仁:げ! し、しまった、忘れてたぁ! GM、やっぱりさっきのアレ取り消し!

 GM:だめ! 忘れてた君が悪い!

 仁:とほほ……じゃ、じゃあ、せめて、マリアが来る前に教室行ってもいいか?

 GM:それはいいよ。多分、それを思い出して早く行ったんだろうし

 マリア:……あ! 仁、まさかアンタ教室にテスト隠すつもりね!

 仁:わわっ! バレた〜!

 マリア:もう許さない!(怒)

 GM:待ったマリア!

 マリア:え?

 GM:「仁がテストを教室内に隠す事」プレイヤーの君は気付いたけど、キャラクターの方は、まだ知らないんだよ

 マリア:そ、そんな……

 仁:ふー、助かった。じゃあ、教室に一番乗りして、早速テストを隠すぜ☆

 GM:OK! じゃあ……(ルールブックをパラパラとめくって……だぁぁ〜、ええモンがないぃ〜! それじゃあコレで……)えーっとね……敏捷−4で判定して

 仁:マイナスよぉんっ?! 何だよ、前から俺に不利な展開ばかり用意しやがって!

 GM:違う! これは、君が「ものを隠す技術」に長けていないからこうなるの!

 仁:ものを隠す技術ぅ?

 GM:それについては、また後で説明するね。ともかく、判定してちょーだい

 仁:解ったよ。えーと、俺の敏捷力は13だから、ここから−4した目標値が9か。難しいなー……ええーい! 男は気合だっ!(ころころ) いやったぁ! 7! 目標値より2つも下だぜ!(嬉)

 GM:おめでとう。目標値とサイコロの差をガープスでは「成功度」ないしは「失敗度」と呼びます

 マリア:ガープスは、サイコロの出目が目標値以下で成功ですから、目標値以下が『成功度』、目標値以上が『失敗度』ですね

 GM:その通り。あ、そうそう、成功度は、ちゃんとメモっといてね。後で必要になるかもしれないから。
    仁、君が巧い具合にテストを隠せて喜んでいると、教室にマリアが入って来ました

 仁:げ! や、やぁ、マリア。早いな

 マリア:仁! テストを教室になんか隠してタダですむと思ってんの!

 仁:ちょっと待てよ! 俺が、早く学校に来ただけで、何でテスト隠したって言うんだよ!

 マリア:それはあなたが隠そうと考え……あ、駄目だわ。キャラクターの私は、「仁がいつもよりずっと早く学校に来た」という事しか知らないんだ

 GM:そうだね。いくらプレイヤーが知っているからって、キャラクターまで知っているとは限らない。疑うんだったら、それなりの理由がないと認められないね

 マリア:……じゃ、じゃあ、あたしは、仁の寝坊癖を知っているから、こんな時間に来たことに不自然さを感じてもいいですよね?

 GM:それはいいよ

 マリア:じゃあ、そこから、「ねぼすけの仁がこんな早い時間に来るという事は、何か目的があってかもしれない……昨日の算数テストで0点をとったばかりだから、皆が来ない内に、教室のどこかにテストを隠したんじゃ……?」と、考えてもいいですよね? 特徴にも『直感』があるんだし

 仁:えぇ〜っ! そりゃズルいよぉ!

 GM:直感は、最善の道を選びやすい特徴だから、違うと思うけど……

 仁:だろだろ?

 GM:でも、二人共、お互いを良く知っている間柄だし、知力判定に成功したら、そう考えてもいいよ

 仁:そ、そんなぁ〜! 何で俺に試練が降りかかるような展開ばかり……

 マリア:(仁の言葉を遮るようにサイコロを振って)成功しました! 仁、さてはアンタ、テストを隠しに来たんじゃないでしょうねぇ……

 仁:な、何言ってんだよ! 俺は、たまたま早く目が覚めて暇だったから、教室に来たんだよ。いやぁ、朝の静かな雰囲気もいいなぁ

 マリア:ふーん……じゃあ、何もないのなら、あたしがここで教室内を探索してもいい訳ね?

 仁: ……あ、ああいいさ。どーぞ、お好きなように

 GM:じゃあマリア、知力−4で判定して

 マリア:はい。あたしの知力は13。ここから−4すると、目標値は9ね。あら、仁と一緒だわ

 仁:でも、俺ん時は敏捷力でだったぞ

 マリア:仁の場合は、手先の器用さが重要だったからじゃない? あたしの場合は、「隠されたもの見つける」のだから、知力を基準にするんだわ

 GM:そう。で、関係ないんだけど、仁が隠されたものを見つけようとする場合は、「鋭敏感覚」を3レベル分獲得しているから、知力に3足してから、−4します

 仁:そっか。「鋭敏感覚」って、こーゆー時にプラスになるんだな

 GM:そっ☆ 他にも、「小さな物音を聞く」とか「臭いを判別する」とかゆー時にも、プラスになるよ

 マリア:でも、あたしにはないのよねぇ

 仁:へっへ〜ん。いいだろ〜〜

 マリア:(むっ)別にいいわよ。サイコロでカバーするから! ええいっ!!(ころころ) 成功っ! さ〜あ、観念なさい!!

 仁:げげ〜っ!

 GM:ちょっと待って。いくらサイコロが9以下になっても、この場合は、成功したとは限らない

 仁・マリア:

 GM:さっき、成功度について話したよね。あれは、こーゆー風に、対立しあう判定の時に使うんだ

 マリア:つまり、仁がテストを隠しきれるか、それともあたしが見つけだすか、という事ですね

 GM:そ☆ 成功度が高かった方が勝つんだ

 仁:俺の成功度は2! マリアは?

 マリア:出目が、1・2・3だから6の成功度3っ!! あたしの勝ちよ!

 GM:じゃあ、マリアは、見事、隠してあったテストを見つけだしたよ

 マリア:じ〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜!!! 覚悟なさーいっ!

 仁:だぁぁぁぁぁぁぁっ!

 GM:じゃあ、今回のまとめにいこうか


 〇目標値とサイコロの出目の差を『成功度(失敗度)』と呼びます

 〇サイコロの出目が目標値より下回った値を『成功度』
  逆に、目標値よりも出目が上回った値を『失敗度』と呼びます

 〇これら二つは、対立しあう判定の時に用います。また、GMが内緒で設定したペナルティを越えたかどうかにも関わってきます。


 GM:ま、こんな感じですね

 仁:とほほ〜。目標値がもっと高かったら、隠しきれたのに……なぁ、目標値をもっと高く出来る方法はないのか?

 マリア:あたしも、そうしたいわ。今回は、たまたまサイコロの目がよかったけど、目標値9のままじゃ、何か恐いわ

 GM:そうだねぇ。じゃあ、その方法については次回の講座『技能』で説明するね☆


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