超能力ロボハチ五郎

1回で終わりシリーズ

俺が博士だ!


 

俺が博士だ!
投稿者: 氏照

俺はワリト・ソンナカンジノ博士。
世界一の天才科学者だ。
もとい、銀河一の天才科学者だ。
世間は夏休みとか言ってダラケまくっていやがる。
ケシカラン話だ。
この俺はと言うと例によって研究に没頭している。
今やっているのはコーエ○の信長の○望に出てくる、
宇都宮家をいかにして最強の大名家にするかという……。
え? エディットで強くしろって?
違うべ、発売されたデフォルトで強くないとダメでしょ。
とりあえずオートで武田家を1年以内に滅ぼすぐらいにしないとね。
全国版みたいにいきなり一揆で滅んでる場合じゃないでしょ。
と、そんなことを考えていると俺様の部屋の戸をノックする音が聞こえる。
「お兄ちゃん、入るよ?」
む、この声は我が妹の双葉。いったい何の用だ?
「お兄ちゃん、ちゃんと約束通り明日海に連れて行ってよ?」
「何ィ、そんな約束したか?」
「したよぅ、みんなで海水浴に行くって、言ったよ」
「みんなってだれだよ?」
「ハチ五郎ちゃんとかハム四郎さんとか……
霞ちゃんもそれにポチ太郎も一緒に行くって!」
なんてこった……このクソ暑いのに暑苦しい奴らを連れて
浮かれたバカ共が波打ち際でジタバタしてるようなところに
行ってられっかっての!
このクールでクレバーな俺様が
愚民で溢れかえる夏のビーチなんかに行くかっつの!
「ダメダメ、俺は今ドージマムテキ最強伝説で忙しいの。
海だったらすぐそこの海山海岸に行けばいーだろ?」
「うー、沖縄に連れてってくれるって言ったよ!」
「知らん、俺は知らん」
「むー、麻美先生にも大丈夫って言っちゃったよぉ!」
エ? エ? 麻美センセイ!?
マジッすかマイ妹?
ベリープリティで清楚可憐、可愛さの極致の麻美センセーがァッ!
海ってことは水着だぜ、想像しただけでウレシイってのッ!
って、まて。
麻美先生が浮かれバカ小僧がわんさかいる海になんか行ったらッ!
危険だ……、ドイツ軍の電撃作戦より危険だ……ッ!
ここは俺が行って彼女を守らねばなるまいッ!
ねばならぬ境地ッ!
「……お兄ちゃん、大丈夫……?」

つづく