超能力ロボハチ五郎シリーズ

甲子園編


 

第147話
投稿者: ピヴィ

長いっちゅうか、わけわかんないし
大リーグどうしろっちゅうねん。の巻

というわけで、第3野球部の練習場へやって参りました。
スタジオのB子さんきこえますかー?
「はーい。オペレーターAさん、そちらはどのような状況になってますか?」
こちらは、第3野球部の面々と第4野球部(仮)の面々が
壮絶なにらみ合いを展開しております。
第3野球部の監督だった腹巻三十郎は僕の独断と偏見と
新キャラつぶしによってヒットマン波多野に姿を変えて、
第4野球部(仮)のコーチに就任してしまったので
敵は監督無し!!
「良し、勝てるロボ!!」
と言う状況です。
せっかくだから、野球小説らしく試合の模様でも中継しましょうか?

両チームグラウンドの中央に集まり、礼をして試合が始まります。
実況は私オペレーターAでございます。
解説は裏の支配者闇野美里さんにお越しいただいております。
さぁ、先攻は第3野球部です。
さぁ、試合はあっという間に9回の裏。
卑怯な必殺技や超能力の猛攻によって、
第4野球部の圧勝と思われたこの試合も第3野球部のファインプレーに阻まれ
54対52と第4野球部がリードされております。
さて、問題です。
このあと、どうなるのでしょう?
次回を待て!!

第148話
投稿者: 氏照

「9回裏、ランナーなし。
ここでバッターは9番の……超極悪です!」
2点リードされた段階でバッター極悪という最悪の状態を迎えている。
もはやこのまま第4野球部に勝ち目はないのだろうか。
「まずいロボ……このままでは負けは必定ロボ!
なにか策はないロボか、ハム四郎?」
「そーいわれてもよォ、途中から『超能力は無しッ』て言われちまったしなァ」
「ぬおォォ、途中でルールを変えるなんてきたねーぜッ!」
「それ以前に超能力で勝とうとする方がどうかと思うが……?」
「いーんだよっ! 勝てば官軍ってゆーじゃない!?」
「スポーツマンシップのかけらも無いという噂でごわす」
そんなこんな言ってるうちにカウントツーワン、
速攻で追い込まれる極悪、野球センスのかけらもない。
「しまった! こうなったら奥の手ロボ……」
ツカツカとベンチからでてくるハチ五郎、球審になにやらコールする。
「おおっと、ここで第4野球部は代打のようです……、
バッターは……、なんと、監督のヒットマン波多野!」

ついに登場、ヒットマン波多野。
ここで本領発揮するのか!?
以下次号。

つづくわ

第149話
投稿者: ベガ

 一方その頃、地球から59兆億光年ほど離れた宇宙空間に
アダムスキー型宇宙船が一機停泊していた。
 その内部では今後の地球の命運を左右する大事件が勃発しつつあったのだった。
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(隊長! 大変です!)」
 全長8mはあろうかという巨大なタコ型宇宙人が、狭い船内をどたどたと走り
まわっていた。
 「にゅる、にゅるにゅる(え〜い騒々しい、いったい何の騒ぎだ)」
 まったく見分けのつかない似たようなタコ型宇宙人が苛立った声を挙げた。
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(これを見て下さい隊長!)」
 タコ型宇宙人がその長い触手を伸ばし、紙切れを渡す。
 「にゅる、にゅるにゅる(これは先月発見された惑星・地球の調査報告書では
ないか、どれどれ、ふむふむ)」
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(どうですか隊長!)」
 「にゅる、にゅるにゅる(こ、これは! 大発見だぞ、佐藤少尉!)」
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(ハッ! 光栄であります!)」
 佐藤少尉と呼ばれたタコ型宇宙人は律儀に敬礼してみせた。
 「にゅる、にゅるにゅる(報告書によれば、どうやらこの惑星の住人はみんな
野球バカのようだな)」
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(はい! 野球中継が延長されて後の番組の放送が
深夜になってしまうくらいバカです)」
 「にゅる、にゅるにゅる(う〜む、これはチャンスだぞ佐藤少尉、我々ガンバ
レバイツカハキットムクワレル星人の新たな門出としてふさわしいものになるで
あろう)」
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(その通りであります隊長!)」
 「にゅる、にゅるにゅる(よし! 進路を地球へ取れ! 侵略開始だ!)」
 「ぬちゃ、ぬちゃぬちゃ!(ハハー!)」
 こうして、たった2体のタコ型宇宙人を乗せたアダムスキー型宇宙船は一路地
球を目指し、時速50兆億光年のスピードでワープしたのであった。

 「ふふふ、ははは、あーはっはっはっは! この日が来ることをどれほど待ち
望んでいたことかッ!」
 指名を受けたヒットマン波多野は、豪快な笑みを見せつつ、数本のバットを抱
えて振り回す。
 「俺の生き様、見せてやるぜ!」
 バッターボックスに入った波多野が構える。
 ピッチャーは第三野球部の豪速球男・柳原源氏。
 若干16才にしてエースでピッチャー、時速140キロを投げ込む超高校生級
のエースストライカーである。
 その頬には、かつて波多野からしごきを受け、ピッチャー返しの特訓中に受け
たという大きな傷跡が生々しく残っている。
 「監督・・・俺は、あんたを越えて見せる!!」
 ギラリと柳原の目が光る。
 「来い源氏! おまえのここ一番の球、見せてみろ!!」
 ギリリと波多野の握るバットが鳴る。
 「うおおおおりやぁぁあぁあああッッ!!」
 セットポジションから大きく振りかぶり柳原が第4球を投げ込む。
 ずばんッ!
 波多野がピクリとも動かないまま、ボールがキャッチャーのミットに収まる。
 「ボール!」
 主審が大きく宣言した。
 力んだせいか、わずかに内角低めに入った球はボールとなった。
 これでカウントはツーツー。
 未だ柳原有利なことに変わり無い。
 「こ、これはロボ・・・」
 ベンチで息を詰めて見入っていたハチ五郎が呟く。
 「ふ、普通に野球でゴクアク・・・」
 いくばくの感動を込めて出番を失った極悪が後をついだ。
 「ふふ、成長したようだな、源氏・・・」
 父親のような目で波多野が柳原を見る。
 「あんたの特訓のお陰だぜ、監督・・・」
 それに微笑みで応える柳原。
 「来い! 源氏!」
 「行くぜ! 監督ッ!」
 再びセットポジションに入った柳原が気合いを込めて第5球を投げ込む。
 ガッ!
 勢い良く振ったバットがボールにかする。
 「うわッ! こっちに来るでゴクアク!」
 ファールとなったボールが第4野球部(仮)のベンチを襲った。
 ベコンッ!
 鈍い音をたて、ボールが弾き返された。
 そこには謎のアダムスキー型宇宙船が一機、突如として現れていたのだった。
 つづく

 次回
 『四苦八苦!』
 お楽しめ!

第150話
投稿者: 氏照

「と、ゆーわけでタコ型異星人です」
オペレーターに紹介された隊長と佐藤がペコリと頭?を下げる。
「唐突に出てきやがったな……」
「で、キミたちは一体何しに来たのさ!」
「イエース、もちろん地球征服なのデース」
「前回としゃべり方が違うぜッ!」
「ソー、自動翻訳機のせいなのデース」
「イエース、我々が野球勝負に勝ったら地球をいただきマース」
「オイオイ、そんな簡単に地球を……どうした? 八ちゃん!?」
「……ハム四郎、ここは奴らを利用してともかくこの試合に勝つロボ」
「てェ、こんな奴らがアテにできんのかよ!?」
「今はワラにもすがる心境ロボ、どうせこのままでは負けてしまうロボ、
ここは一発奴らに賭けてみるロボ。
どうせ奴らは後でやっつければいいロボ」
「まァ、お前がそーゆーんなら俺は止めねェが……」
「ちゅーわけで、次のバッターはあんたらロボ」
そう、いつの間にやらヒットマン波多野はサードエラーで一塁にいた。
「わしの出番が……」
「イエース、交渉成立なのデース」
「イエース、でませい! 野球怪人サダハル!」
佐藤の呼び声と共に一匹の猫がバッターボックスに現れた。
「ちゅーか、あれは三丁目のミケ三郎でゴクアク」
「オイ、あんな猫が野球できんのかよッ!」
サダハルことミケ三郎は常識を無視して器用にバットをかまえる。
「ともかく! 試合再開です!」
「にゃー」
「イエース、我々の地球征服もなったも同然なのデース!」

つづくよ

第151話
投稿者: ピヴィ

のわ! 繋がらない間に先を越されている!!
某ベガの望み通り順番に変化があった模様です。

9回裏、ノーアウト、ランナーは1塁。
バッターボックスにはどう見てもただの猫であるサダハルが入ります。
ピッチャー柳原源氏振りかぶります。
投げた!!
「ボール」
おっと、ど真ん中と思われたが、ボールです。
第2球「ボール」
第3球「ボール」
ピッチャー柳原追いつめられました。
「ピッチャーノーコンロボ!!」
「あれは、ストライクを入れろと言う方が無理でゴクアク」
「ストライクゾーンが地面ぎりぎり、しかも30cmもないからね」
「フッフフー、サダハルの恐ろしさを思い知りマシタカ〜」
「ふぁーぼーる」
猫のサダハルは何事もなかったかのように1塁へ走ります。
2足歩行する猫は某所の水飲み猫くらい奇妙です。
続いてのバッターはガンバレバキットムクワレル星人(以下タコ星人)佐藤。
ピッチャー投げた。打った!
「走れロボ〜」
レフトの松平きみまろ君がうまくボールをさばいて3塁へ投げます。
「セーフ」
サードの伊達平三君はセカンドへ投げた。
「アウトー」
セカンドの斉藤三之助君はファーストへ。
「アウトー」
あっという間にツーアウトになってしまった!!!
「なにー、2足歩行の猫とタコはべらぼーに足が遅かったロボ!!」
さー、バッターボックスには勢いよくバットを振るいながら
タコ隊長が入っていきます。
「ちょ、ちょっとまつロボ〜!!!!!!!!」

利用して勝とうとしたが、全く役に立ちそうもないタコ星人。
このあとどうなる!!
次回を書け!!

第152話
投稿者: ベガ

 うーん、考えることは一緒か・・・。
 それはさておき、『恐竜大戦争アイゼンボーグ』は何か衛星放送ぽい
感じでだ。なんかシリーズになっているようで、これ自体は2作目らし
く、俺様チャンが見たような気がしないでもないようなすっごく記憶の
底の方をコツコツ触られような気分になるのは3作目になる『恐竜戦隊
コセイドン』という奴のような気がしないでもない様子だ。

 さて、
 「ちょ、ちょっとまつロボ〜!!!!!!!!」
 と制止の声を聞くほどガンバレバイツカキットムクワレル星人も暇では
なかった。
 「イエ〜ス、それは不可能と言うものデース」
 隊長は器用に八本の足をくねらせてハチ五郎の制止を無視する。
 「いや、代打ロボ! 代打で俺が出るロボ!」
 「イエ〜ス、俺様が主役だって言いたい感じデ〜ス?」
 「その通りロボ、この小説のタイトルが『超能力ロボハチ五郎』である
以上、それが筋ってものロボ!」
 「イエ〜ス、笑わせやがるデース、だったらこうすれば問題なしデース」
 言いつつ、懐から光線銃のようなおもちゃのような代物を取り出した隊
長は、ハチ五郎に向かってその銃口を向けた。
 「あ、危ねえ八ちゃんッ!!」
 高速男ハム四郎が咄嗟にハチ五郎の前へ飛び出す。
 ビビビーッ!
 超ダセぇ音を発して光線銃が火を噴く。
 「ギャーースッ!!」
 「ハム四郎!」
 どさりと倒れ、気を失ったように動かないハム四郎。
 「だ、大丈夫ロボか!?」
 「大変だという噂でごわす」
 「もう! だから言ったのにぃ!」
 「フォッフォッフォ、命に別状はないデース」
 「どういうことロボ!」
 「今日からその男がこの小説の主人公デース」
 「は?」
 「今日からこの小説のタイトルは『超高速ロボ・ハム四郎』に変更され
たデース」
 「な、なにィッ!! ロボ」
 「き、キミはそんなことができるのッ!?」
 「・・・それは凄いという噂でごわす」
 皆の目が一様に殺気を帯びる。
 「この光線銃は主人公変換器なのデース、その名も『変換くん』デース」
 「な、なんの捻りもないネーミングだが、そ、その銃さえあれば・・・」
 フラフラと隊長ダコに近寄っていく一行。
 どうするハチ五郎!
 どうなるハチ五郎!
 主役の座を奪われてしまったゾ!

 次回
 『超高速回転ロボ・ハム四郎Z見参ッ!!』
 お楽しみまみれ!