超能力ロボハチ五郎シリーズ
甲子園編
| 第1話 投稿者: 氏照 『超高速ロボハム四郎Z』 オープニングテーマ 『ハム四郎Z!〜閃光(光)のように〜 ダッシュ! ダッシュ! 稲妻のように ダッシュ! ダッシュ! 天を駆け抜けろ 誰にも止められない 夢を追いかけろ 超高速ロボハム四郎! Z! 振り向くな お前の来た道 顔上げろ 胸の中勇気 前だけ見つめて 走り抜け 行く手さえぎる 黒い雲突き抜けろ WOW WOW WOW 「ハムスターダスト彗星斬ッ!!」 ダッシュ! ダッシュ! 疾風(はやて)の一撃 ダッシュ! ダッシュ! 閃光(ひかり)のように 愛と勇気の地平を走るお前は 超高速ロボハム四郎! Z!! 第一話「ハム四郎、見参!」 ブロロロロ! ブォンブォン! けたたましくバイクの音が校庭に響き渡る。 ここは私立さわやか高校。 隣町の都立おこりん坊高校の不良(ワル)共が乗り込んできたのである。 「オラオラ! ビビッてんじゃねーぞ極悪ゥ!」 「とっとと出てきて羽柴サンにワビ入れろや!」 猿ゴルファー羽柴というのがワルのボスである。 パパラパ パパラパ やかましい音を耳にしながら2−Dの教室ではあの男が震えていた。 超極悪である。 「やばいでゴクアク……この間ヤツが本屋で、 3分クッキングのテキストを立ち読みしていたのを 言いふらしたのがまずかったんでゴクアク……!」 下では痺れを切らした不良たちが、 下校途中の生徒たちをバイクで取り囲む。 「オラ! 極悪ちゃんよォ、オメーのせいでこいつらが 痛い目見ることになっちまうぜェ〜!?」 時代がかったセリフを吐きながら不良たち、 その中の一人、羽柴の右腕と目される男、 モンスター・サップップ・ボブ夫が女生徒を一人人質に取る。 「キャアッ!」 「グヘヘ、彼女ォ、オイラと楽しいことして遊ぼォぜェ? グヒィ!」 君の悪い長い舌を出しながらボブ夫が女生徒に迫る。 「待ちなさい!」 「ヘッ! ウルせェんだよテメェらッ!」 その時! 二つの影が不良たちの前に立ちふさがった。 「アンタたち! その子を放してとっとと出てきなさいよッ!」 一人は風紀委員の「近野玲(こんの・あきら)」 「ハァん!? 女は引っ込んでろョ!」 「俺の昼寝の邪魔をするたァ、イイ度胸だぜ……」 「もう一人……男か、チッ! 誰だテメェは!?」 「待ってたぜェ、その台詞! 鹿児島、指宿一の伊達男、超神速の木刀使い 超高速ロボハム四郎サマとは俺のことよッ!」 仮眠時間削って書いたからちょっと泣きそう! 怒濤の急展開は果たして! つづきますわ 第2話 投稿者: ピヴィ 152話続いたハチ五郎シリーズもついに終わったか。 超高速ロボハム四郎Zは人造ハムスターである。 その能力は通常の1365倍の速度で動くことが出来る。 しかし、某00○のように早いだけで、特に他の能力を持たない。 当然、モンスター・サップップ・ボブ夫に対しても早く動き回るだけで 決定力を持たないうちに、コーナーへ追いつめられてしまった。 華麗なコンビネーションでワンツーを繰り返し、 きれいにヒットするも、ボブ夫の首の太さに威力を吸収されてしまった。 「うおーー!!!!!!!!!」 渾身の力を込めてボブ夫の顔面目指して拳を突き出した。 ガコン!! 痛烈な音とともに、ハム四郎の目の前が真っ白になる。 ボブ夫の巨体と、間に割り込んできたレフェリーの姿だけを記憶に残して ハム四郎の意識は飛んでいった……。 第153話 「だめデース。こいつは弱すぎマース!!」 場面は突然変わって、野球場。 タコ八隊長を囲んで、皆があきれ顔をしている。 ただ1人、ハム四郎だけが憮然とした表情で隊長をにらみつける。 「このままでは、ハチ五郎と交代させられてしまいマース」 「隊長、次はこいつが良いデース」 「オー、佐藤くん。そいつを押さえててクダサーイ」 ビビビンビン 再び、光線銃とは思えないとような音を発して変換くんが火を噴いた。 じゃーじゃじゃーーーん♪ 「超怪力ロボポチ太郎X!!」 次回「超馬鹿力ロボポチ太郎X(エックス)!!」 おたのしみに☆ 第3話 投稿者: ベガ 超馬鹿力ロボポチ太郎X(エックス)!! オープニングテーマ:『犬がニャーと鳴いた日』 ワーン、ワーン、ワンワワン! ワーン、ワーン、ワンワワン! ワンワンワーワワ〜ワワン ワンワンワーワワン ワンワンワワー (ワンワーワワー) ワンワンワワー (ワンワーワワー) ワンワーワァワワーワン ワワワンッ!! ニャー! 『第一話 超馬鹿力ロボ・ポチ太郎X見参ッ! の巻』 「ワンワーワワン」 いつものように昼休みまでぐっすりと居眠りを決め込んだポチ太郎。 中庭の木陰で一休みだワン。 ちなみにこの木陰は、春になると大量の毛虫が発生することで有名で あり、誰一人と近づこうという者のいない人外魔境である。 今日はなんだか良いことが起こりそうなヨ・カ・ン。 「ワンワワン」 声に気づき、鼻をふんふんさせながら振り向くと、そこにはポチ太郎 の朋友(ポンヨウ)、イヌ五郎V7が立っていた。 「ワーン、ワワン」 「ワワワン、ワワン! ワンワワン!!」 だがイヌ五郎はポチ太郎を無視し、構わず続ける。 「ワンワ、ワンワ〜?」 「クゥ〜ン・・・」 後ずさるポチ太郎。 だがその後ろには既にイヌ太郎の子分であり愛人であるヨークシャー テリ子が待ちかまえていた。 「って全然わからんデェェェェエエスッッ!!」 光線銃を振り回し、吼えるタコ社長。 「待つロボ! いつから社長になったロボ! さっきまで隊」 「うるさいデース! 五月のハエと書いて五月蝿いデース!」 ひゅううううううう・・・ どがががぁぁ!!!!!! 「ギャーーー!!」 懐から取り出した150mm榴弾砲でハチ五郎を狙撃するタコ。 「隊長!」 「どうしましたデース、佐藤少尉」 「ハッ! それが、どうも・・・」 「えーい、ハッキリするデース」 「えっと、変換くんが奪われてしまいましたが・・・」 「なにィィィデースッッ!!」 「おまけに我々、頑張れば何時かきっと報われる星人の科学の粋を結 集した宇宙探査船ボヤッキー5(ファイブ)も共に奪われてしまいまし たが・・・」 見れば、いつの間にか霞、おさみ、ノロ夫、蛮太、オペレーター、ア ナウンサーB子などがさっきまでタコ社長がその手にしていた光線銃を 奪い合いながら、宇宙船に乗り込んでいるところであった。 「ノォォッ!! やばいデース! このまま外宇宙にでも逃げられた ら我々にそれを追跡する能力は皆無デース!!」 慌てて後を追うタコ社長と佐藤少尉。 だが無情にもボヤッキー5の扉が目の前で閉まる。 「なんたることデース!」 「大丈夫ですよ隊長! あの最新鋭の船をボンクラな地球人に動かせ るはずありません!」 「そ、それもそうデース」 安心したのも束の間、ボヤッキー5のエンジンが点火し、轟音を発し 始める。 「ノォォ! だめデース! 発進してはいけないデース!」 ちなみにボヤッキー5の操縦席には、オンとオフの二つのボタンしか ない。オンを押せば発進。無作為に選ばれた目的地へ自動的に連れてい ってくれる。オフは特に意味はない。ただ付いているだけである。 「まさか地球人にボタンの概念があるなんて・・・」 「もう駄目デース! こうなったら自爆装置作動デース!」 「し、しかし隊長! この船には我々の子孫500万個の卵が保存さ れているんですよ!」 「あいつらを野放しにするわけにはいかないデース!」 「くそッ! いったいどうすれば!!」 「ふっふっふ、はーはっはっは!」 「そ、その声は!?」 「俺の名か? ・・・そう、人は俺のことをこう呼ぶ、2年D組の アイドル! 鉢巻十郎太ってなぁッ!!」 そこには簀巻きスタイルのまま仁王立つ鉢巻くんの姿があったッ!! 次回 『てゆーかー、氏はメール見た? 見たらちゃんと返信して、速急 に! の巻』 お楽しまみれ。 第155話 投稿者: 氏照 アンドロメダ星雲へ向けて出発したボヤッキー5。 「ウィース、行くロボ! 今週のハイライトォ〜!」 「ポチッとな、で、ゴクアク」 とりあえずよくわからないが近くにあったボタンを押してみる。 すると、電子音と共にアナウンスが流れる。 「えー、毎度ご利用くださいましてありがとうございます」 「この宇宙船はアンドロメダ星雲経由、 鼻水座豚もおだてりゃ木に登る星行きでございます」 「次の停車駅は〜、アステロイドベルト第三工業団地前〜、 アステロイドベルト第三工業団地前〜」 「おおッ! もはや野球とは全然カンケーない展開になっちまったぜッ!」 「いや、もしかしたら宇宙に未知なる強豪チームが待っているのかも……」 「単に野球ネタが飽きただけじゃないの!?」 「う〜ん」 とりあえずわかんないけど…… つづく 第156話 投稿者: ピヴィ 鉢巻は五郎左右衛門だったみたいだぞ? 到着すると、船の扉は自動的に開いた。 ふふふん、ふふふん ふふんふん 鼻歌をならしながら、 アステロイドベルト第三工業団地前駅から乗車する見知らぬ人物。 ふふふんふん ふんふふん 音もなく扉が閉まり、船が発進する。 「次は冥王星前事業所、鴨川宅急便前〜 お荷物のお届けは鴨川宅急便。早くて正確、鴨川宅急便〜」 さりげなく宣伝も入りながら、 ボヤッキー5号バスは行く。 続くの? 第157話 投稿者: ベガ 突如として乗り込んできた鉢巻に皆がきょとんとした顔を向ける。 「どちらさんロボ?」 「俺の名は3年D組のアイドル! 鉢ま」 「まあ、それはそれとして、この宇宙船らしき物体はどこへ向かって いるのだ」 硬直する鉢巻を無視し、おさみが淡々と進める。 便利な女である。 「どうやら次の目的地は鴨川宅急便前らしいぜッ!」 全開の恨みをここで晴らせとばかりに一際大きな声でポチ太郎が吼える。 「で、どうするよ? まだこの光線銃を奪い合うのか?」 殴られ損のハム四郎が憮然と応えた。 腫れ上がった右目が痛々しい。 「それは不毛という噂でごわす、このまま行けば共倒れ、最悪の場合、 共食いに発展しかねでないでごわす」 「と、共食いはな、ないと思うんだな」 「どっちにしてもボクもうお腹ぺこぺこだよッ!」 まったく統一性の見られない会話が展開された後、B子がぼそりと 呟いた。 「私たち、地球に帰れるのかしら・・・」 その場が一瞬にして固まる。 やっと硬直が解けかけていた鉢巻も再び固まる。 「や、やぁ〜、それはどうロボ〜?」 なんとなく半笑いでハチ五郎が答えた。 まったく答えになっていなかった。 「冥王星前事務所、鴨川宅急便前〜、宅急便前〜」 ボヤッキー5号のスピーカーから到着のナレーションが入る。 「よし! 取りあえずここで降りてみるロボ!」 「ま、待てよ八ちゃん! ここで降りてもし乗り遅れたらいったい どうするんだよッ!」 だが既にハチ五郎はボヤッキー5号のタラップを一人降り、ずんずん 先へと進んでいる。 何も考えずに行動するのが彼の利点であり、そして最大の欠点でもあ った。 「チッ! 仕方ねえ、みんな行くぜッ!」 というわけで、ハム四郎に続き一行は謎の惑星へと降り立ったのであ った。 つづきますか? 第158話 投稿者: 氏照 ちゅーわけで冥王星に降り立ったハチ五郎一行。 そこには全宇宙の野球を支配する大王、 野球キングどーむ君がいたりする。 「エラくいい加減な展開だな……」 「ともかくコイツに勝てばこのシリーズは終わりとゆーことにするロボ」 「おうッ! オレッちは賛成だぜッ!」 「早くおやつにしよッ!」 野球キングどーむ君は無言でバットをかまえる。 「よし、面倒だから一球勝負で決めるロボ!」 「いや、それもあんまりだから一応一打席勝負でどうゴクアク?」 「しゃーないロボねー。じゃあそれでもイイロボ」 「野球キングさんの意見は無視なんですね……」 「野球キングって味キングみたいという噂でごわす」 「だーッ! とにかく勝負だ! ロボ!」 さあ、最後の戦いが始まる。 つづけろ 第159話 投稿者: ピヴィ 最後の戦いが始まった。 野球キングどーむ君とハチ五郎が対峙する。 ピッチャー野球キング、バッターハチ五郎。 長いにらみ合いが続いてキャッチャーがタイムをとります。 「うーん展開が思いつかん。ここは必殺球で行くか!」 くらえ、 必殺の夢見がちな乙女の恋路を邪魔する奴は犬に喰われてしんじまえアタック!! びゅおーーーん 風を切る猛烈な剛速球がハチ五郎めがけて襲いかかる! ばごーーーむ!!!!!!!! 激音とともに、痛烈な一撃がハチ五郎を襲った。 「ぐはぁロボ!!」 ばたりと倒れるハチ五郎。 「勝った」 野球キングの不敵なほほえみがハチ五郎を見下げた。 つづく。 第160話 投稿者: ベガ 肋骨が5本骨折。 背骨が1本骨折。 大腿骨3本骨折。 裂傷122箇所。 内臓破裂3分の1。 打撲2箇所。 それだけの傷を受けながら、だかしかしハチ五郎は負けなかった。 そう、病院のテレビの前で見守るあの子のためにも、彼は負けられない のだ。 「うう〜、痛いロボ、凄く痛いロボぉぉ〜」 鼻血と鼻水と汗と涙と泥と砂でハチャメチャな顔になりながらも、ハチ 五郎は立ち上がる。 「ファイトだぜッ! 八ちゃん!」 「頑張れという噂でごわす!」 「ガンバです! ハチ五郎さん!」 「解説しますよ! ハチ五郎さん!」 「が、頑張るんだな」 「逝け! ハチ五郎! バッターボックスで死ねるなら貴様も本望で あろう!」 超テキトー且つ勝手な声援を受け、ハチ五郎は再びバットを構えるの だった。 「ふっふっふ、我が必殺のデッドボールを受けても尚立つかハチ五郎、 我が永遠のライバルに相応しい奴よ・・・だがッ!」 野球キングは腕をTの字にしてタイムを宣言する。 「ターイム!」 主審がタイムを宣言し、野球キングはベンチへと去っていく。 代わりになんか変なボールの形をした車みたいな奴に乗って現れた のは浜の大巨人・エース佐々木。 「な、なにィィッ!」 一同度肝を抜かれつつサインをねだりに群がる。 「ふっふっふ、ハチ五郎よ、現役の大リーガーの球、受けとめてみ るがいいッ!」 ベンチで一人奇声を挙げる野球キング。 かなり恐い情景だ。 「し、しまったロボ・・・このコンディションにして最悪の敵を向 かえてしまったロボ・・・」 心が挫けそうになるハチ五郎。 「ターイム!」 再びタイムが掛ける。 「ど、どうしたロボ、俺は平気ロボ!」 明らかに空元気を発するハチ五郎を見るに見かねたのか、ハム四郎が ハチ五郎の元へ走る。 だが、ハム四郎はハチ五郎をすり抜け、主審へ代打を告げたのだった。 「代打、松井!」 果たして、ベンチの後ろのドアから現れたのは、背番号555番、モ スラ松井その人であった。 「ハチ五郎さぁのために一肌脱ぐですけん、見ちょっとくらさい、お いの特大アーチをば!」 気合い十分にモスラが請け負う。 ここに来てやっと大リーグ! 果たして勝つのはどっちだッ! てゆーかハチ五郎は主役降板なのかッ! 次回 『恋の空元気』 お楽しみまみれ! 第161話 投稿者: 氏照 ピッチャー佐々木……に見えたのは佐々木おさみ、 第一球投げた! バッター松井……に見えたのは……、 えー、松井、松井、 松井に名前が似てる奴って誰かいたかな……、 うーん、いないな。 いないからいいや、とりあえず松井ヒデキ、 ヒデキだけに秘打、ヤング○ン(Y○CA)打法! 「わーい、えむしーえー! ひできー!」 観客のみなさんの黄色い声援が飛びまくる。 カキーン! おさみのマッハ6の速球をヒデキカンゲキ!とばかりに打ち返す。 「えい、傷だらけの○ーラならぬハチ五郎の仇だ!」 バックスクリーンに吸い込まれる白球、 がっくりとうなだれる佐々木おさみ、 戦いは終わったのだ。 見事、ハチ五郎は野球キングどーむ君に勝ったのだ。 そう、宇宙の果てで、輝く野球の星となったのだ! 野球編、終わり。 つづくぞ |