超能力ロボハチ五郎

       ロボしんぼ編


 

第183話
投稿者/ピヴィ

颯爽と欠けだしたは良いが、
山岡ハム士郎の足下には大きなフライパンが待ちかまえていた!
「うわちちち…」
「ははは、私のフライパンの上で踊るのよ〜」
ハム士郎はまだ結婚もしてないのに
粟田さんのフライパンで踊らされていた。
「むむ、新人のくせにやるロボね…
ハム士郎が完全に尻に敷かれてるロボ!」
ハチ五郎は完全にオペレーターA状態に成り下がった!
「おーっと、まったぁ!」
山田君よろしく、オペレーターAがバババンと登場した。
「解説、実況の座はたとえ主人公といえど譲れません!!」
「がーん。これでおいらは脇役ロボ…」
しょぼくれたハチ五郎はそのままどこかへ消え去った…

「え〜、では改めまして、ここからはオペレーターAの
実況でお送りいたします…」

フライパンの上でこんがりときつね色になった山岡ハム士郎、
「ふはは、自ら料理されるというある意味究極のメニュー
『ハム士郎炒め』だ!!」
見事に皿に盛りつけられた山岡ハム士郎!!
まいうーのあの人もびっくり。
しかーし
「黙れ小僧!!」
の、大音声とともにあの人が現れたのだった!!

次回につべく!!
あの、こんなのでよろしいでしょうか?


第184話
投稿者/ベガ

「黙れ小僧! 女将を呼べいィッ!!」
そこに現れたのは、颯爽と割烹着を着込んだ海原おさみだった。
「自らを料理するなど邪道中の邪道! プロレスラー邪道外道の
コンビプレイを愚弄するが如しッ!」
言いながらこんがりきつね色のハム士郎に、
マヨネーズをぶちゅぶちゅとぶっかけまくるおさみ。
「ぎゃぁあああぁぁあ!! 火傷した部分にマヨネーズの
酸味ぐあぁあぁあ!!」
ひとり悶え苦しむハム士郎。
「はっはっは! これぞまぐろ漁船の漁師さんたちが編み出した
苦肉の策! 必殺『毎日毎日まぐろばっかで飽きてきたから試し
にマヨネーズをぶっかけてみる』拳だ!」
「ぎゃああぁぁああす!!」
「や、やめて海原先生! そっちの方が料理としてはよっぽど
邪道極まりないよッ!」
泣きながら訴える霞。だがフライパンを返す手は止めない。
「そ、それよりさっさとフライパンの火を消してくでええぇえ!!」
いい感じにじゅうじゅう焼けまくるハム士郎。
香ばしい匂いが辺りに漂う。
なぜ親子同士で戦わねばならないのか!?
ぼんくらさ加減とかそっくり親子のくせに!
「そーらそーら! マヨネーズのうえに醤油もかけてやろう!」
喜悦の表情を浮かべながら、おさみが容赦のない攻撃を繰り出す。
「こ、これはひどいロボ!」
「とか言いながらハチ五郎さん、涎がッ!」
「おおっと、これは失敬ロボ! 先走ったオイルがこぼれたロボ!」
「はんがー! うまそうだまいうー!」
「おおっと! まいうーの人も大喜びだ!」
「ふっふっふ、だが、まだまだだー!」
言いながら刺身包丁を腰から引き抜くおさみ。
「必殺! 『毎日毎日エロサイトばっか検索してんじゃねーよ
バーカ!』斬り!」
「まいぶふぅううぅう!!」
まいうーの人の巨大化した腹部が、ざっくりと抉り取られる!
「この肉をじっくり醤油で煮込めば、伝説の『ロサンジンスキー』
の出来上がりだ!」
「な、なんと『ロサンジンスキー』がこの目で見れるとは!?」
「ハチ五郎さん! あの料理を知っているんですか!?」
「左様……ロサンジンスキーとは、近代陶芸において大きな影響力
を持ち、美食家としても知られたおっさんが考案したという伝説の
料理……別名『シャブスキー』と言い、シャブ中毒の人にも大人気
だったという文献が」
「話が長い! そしてうそ臭い! そりゃ就職課の女人に、てめえ
は逃げてるだけだろうが! そんなこっちゃどんな仕事も出来ねえ
んだよ、バーカ! と言われること請け合いですよ!」
いきなりキレ出すオペレーターA。よっぽど腹に据えかねたようだ。
「ぬう! こっちの事情を何も知らないハタチ前後の小娘がぁッ!
三日でいいから俺と人生入れ替わってみろっつーの! 死にたく
なること請け合いだ! このイワオ似め!」
「なにさ! あんたの人生なんて知ったことじゃないわよ! 社会
不適合者のクライング・フリーマンは部屋の隅で泣いてなさい!」
「なによ!」
「なにさ!」
激しく罵り合うオカマふたりを余所に、おさみの魔人料理は続く!

次回!
『究極 対 至高! 富井副部長が全裸で大暴れ!』

お楽しみにね!


第185話
投稿者/氏照

「焼ける、焼けるあちしッ! これが……これが恋の熱さなのか!?」
フライパンの上で転げ回るハム士郎、やや幻覚気味だ。
「ともかく48のハムスター技
『フォーリンラヴ、地の底へ!地の獄へ!』で脱出だぜ!」
叶わぬ恋と共に奈落に叩きつけられるハム士郎、辛くも虎口を脱する。
「まだだ、究極側のメニューは終わっちゃいねェッ!」
全身から湯気を上げながらも立ち上がるハム士郎。
「今、極悪副部長がアマゾン川支流からその材料を持ってきている途中だ!
「や、山岡さんその材料って一体……?」
「ああ、某パン工場のおじさんが鼻血を垂らして喜ぶという……」

つづく


第186話
投稿者/ピヴィ

ばんばかばーーーん
山岡ハム士郎の決めぜりふを遮るように
謎の黒い影が巨大な箱を抱えて現れる!
「な、なんだロボ!」
「なんだかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情け拳法の使い手
こと、極悪副部長ゴクアクー!!」
大きくRとプリントされたTシャツに身を包んだその姿
「か、かえってきた極悪副部長……
略して超極悪ロボリターンズ文化部副部長!!!!!」
「これはアマゾン川のおみやげ屋で買ってきただけでゴクアク」

「えーい、ゴクアクごときに時間を取るでなーい」
突然切れたおさみの声に一同はっと我に返る。
「わ、わたしは何故ゴクアクなんかに関心を寄せていたの!?」
粟田霞のきつい一言がゴクアクの胸を貫いた……
「じょ、女子社員の悪口が一番こたえるゴクアク……
し、しかし
悪口はこの食材を見てからにしてもらうでゴクアク!!」
ばばばーん
ゴクアクが持ってきた箱を開けた。そこにはー!!!!!!!

材料だけにこんなに引っ張ってみたり……。
つづけぃ


第187話
投稿者/ベガ

(前回までのあらすじ)
謎の地底人たちから大量のエネルゴンを奪い取ったデストロン一味。
攻撃目標を世界の警察あめりかに絞り、総攻撃をかける! だが、
コンボイたちも黙っちゃいないッ!
中東の仲間から入手した大量殺戮兵器で、現実を知った風なことを
ほざく糞どもを根絶やしにするのだ!
行け! コンボイ! 地球の未来は君たちの手に懸かっている!
そして、ゴクアクの持ってきた箱の中身とは!?

「これがその中身だゴクアクーー!!」
「こ、これはッ!?」
「誰だか知らない人の生首だぁーー!!」
「ぎゃあぁあぁああっぁ!!」
「うわぁああぁ! こっちに投げるんじゃないロボー!!」
「腐ってます! 腐ってますよ、これはぁあ!!」
「オレの一張羅にべちゃって! べちゃてぇえぇえぇえ!!」
「えーい、キサマ! 散々引っ張っておいて、なんだそれは!」
「やっぱりキミは最低だよ!」
「チッチッチ、これはただの生首じゃないでゴクアク!」
「ど、どういうことです極悪さん!?」
「ふっふっふ、聞いて驚くゴクアク…その生首は……」
「こ、この生首は……?」
「正真正銘! 傷男の生首でゴクアク!!」

静寂が場を包み込んだ。
そして、

「だれ、それ……」

極悪以外の全員がハモっていた。
「わ、忘れたでゴクアク!?」
「いや…そう言われても、なあ?」
困り顔で顔を見合わせる一同。
「あの好青年、大犬陰嚢権次郎(おおいぬのふぐりごんじろう)
こと、傷男でゴクアク!」
「いや、その名前の方がもっと知らねえし…」
「と、とにかく、傷男の脳味噌は白子と同じ味なんだゴクアク!
試食してみるでゴクアク!!」
とんでもないことを言い出す極悪。
ていうか、料理対決の行方へや如何にッ!

(次回予告)
山岡と栗田の結婚式に招かれた富井副部長だったが、
嫉妬心からか、酔えば酔うほど強くなる拳法で大暴れ!
全裸になった挙げ句、中華料理屋のくるくる回るテーブル
でブレイクダンスを披露!
「私の愚息もブレイク中なのだ〜!」
とご満悦だったが、披露宴の料理と勘違いした雄山の箸
が副部長に迫る!

次回!
『幸せは歩いて来ない。だから襲って! 奪って! 無理やり
もぎ獲るしかねぇえんだよ! おろろぉ〜〜ん』の巻

お楽しみに!

ああ〜〜、本気で恨み念法マスターしてぇ…


第188話
投稿者/氏照

【基本的に一つのことで精一杯】の巻

「いやあはっちゃんよう、
設定を作ってたらそれだけでへろへろなのよ、
何せこんなことで半日も使っちゃったからさあ……」
と、言ってるのは傷男の生首である。
意外と、元気らしい。
「そんでさあ、話は変わるけど、
今さっき(2/23日夜)仕事から帰ってきて
メシ食いながらテレビ見てたんだけど、
テキトーにチャンネル変えてたらかわいー娘が出ててさあ、
えっとね、NHK教育テレビだね、ドイツ語講座かな。
『ナターシャ』っつー娘なのかな?
えれェカワイイってばよ、メガネが似合いまくりッ娘よ。
若干はまるね! OK? 皆の衆!?」
そんな近況を語る傷男。
「じゃ、話も終わったっつーことで……」
「みんなでのーみそを食べてみるロボ」
一斉に生首に向かって箸がのびる。
おさみんの特殊合金製の箸が傷男の頭をえぐる!えぐるッ!!
「ギニヤァ〜ッ!」
苦悶の声をあげる傷男。
みなそんなことは意に介せず、
水が澱んだところのように生臭い黒ずんだそれを口に運ぶ。
「パクッとな、ロボ……ってマズッ!!」
「クソマズッ!!」
「激マズッ!!」
「幕末ッ!!」
「おそ松ッ!!」
「チョロ松ッ!!」
「抹殺ッ!!」
おさみんの特殊合金製バターナイフが極悪を真っ二つに切り裂く。
「これで至高側の勝利は決まったな……」

つづく

200話から新しい設定で再スタート予定……
その前に190話過ぎぐらいからもう1シリーズやる感じ
ので、あと1・2話で今シリーズは終わりやがれ!
次シリーズは『魔法中年味キング』の予定。


第189話
投稿者/ピヴィ

「ロボしんぼ」最終回

す〜だらら、く〜だらら♪
微妙なフレーズを口ずさみながら、小太りのすすけた男が現れた。
「お前は誰だ!」
空腹と不味い脳みそを食わされて怒り狂った
おさみは、手に持ったバターナイフ風パターを投げつけた!
キィーーーンと甲高い金属音が響き、
パターはお星様になった。
「ほらごらん、あれがパター星だよ」
「へー、きれいだねパパ」
「ふっふっふ、私が誰かだって!
私は伝説の天才料理人味キング服部だ〜〜〜!!
料理物で私を呼ばないとは、
腰痛で動けない船越英一郎と同じだ!!
さぁ、私の料理を食え、そしてクチから光を吐きながら
ぅおーいすぃーーーとか、ぅまいうーとか言っちゃえばいいじゃん」
じゃじゃーーん
そういうと、味キング服部は怪しい柄のパンツを被った
1つの生首を取り出した!!
「こ、こいつは…」おさみは驚愕の声を上げる。
「そうだ、こいつは柄パンツ後醍醐の生首だ!!」
「また、得体の知れない生首を…傷男と同じで
不味いんじゃないロボか?」
「こいつは、ゴクアクに掴ませたまがい物とは違うじゃん
まいうーのあの人もびっくりじゃん
騙されたと思ってたべてみるといいじゃーーーん」
ハム士郎をはじめ、一同おそるおそる柄パンツ脳味噌に
箸を付けた…。
ぴかーーーん!!!!!!!1
たちまち全員の背後から後光が現れた!
「ま、まいうーーーーーーーーーーじゃーーーーん」
クチから虹色の光を放ちながら、彼らの意識は遠くなっていった…

「ロボしんぼ」完

次回:魔法中年味キング!!
   ぷりちー味キングちゃん登場の巻
つづいた?