モンスターコレクションTCG古代王国の遺産魔導師の黙示録
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●サテュロス● 珍しく硬い顔つきで、ルーノは森の前に立っていた。 やがて笛の音が聞こえてくると、森から一人の人間が現れた。 いや、人間ではない。 頭にはねじくれた角が生え、足はまるで鹿の脚のようである。 サテュロス、そう呼ばれる妖精…いや、もはや精霊である。 にやっ ルーノは笑う。 それは最高のライバルに出会った戦士が浮かべる笑みであり、 そしてサテュロスも同じ笑みを浮かべていたのである。 「さあ、始めるにゅう」 ハープを構えるルーノ。そしてサテュロスは笛を口にあてる… こうして今日も、『詩闘』が始まったのである −踊って歌える小妖精− |