| DM |
では、5日後の朝です。ちゅんちゅん。 |
| 紫 | まだ、寝てる。低血圧。(笑) |
| 真藤 | 朝の6時には起き出して、庭でラジオ体操をしている。 |
| 神崎 | 「早いなぁ、広人」 |
| 真藤 | 「神崎さん、遅いっすよ」 |
| DM | 相変わらず信明寺は平和だ。が、黄さんの姿がここ数日見えない。 |
| 立花 | そうなの? じゃあ、朝ご飯を作りに台所に行きましょう。 |
| 神崎 | 料理は手伝えないので、皿でも並べておく。 |
| まりあ | まだ、寝てるー。 |
| 紫 | とりあえず、ご飯つくらなきゃ、とふらふらと起きる。 |
| 真藤 | アタックナイフを抜いて、「なにか手伝えることあるー?」 |
| 立花 | あっちで、洗濯でもしてなさい。 |
| 真藤 | うー。(唸る) じゃ、まき割りしてるよ。 |
| 紫 | 黄さん、どこ行っちゃったんだろうねー。 |
| 神崎 | うーん……(首を傾げる) |
| 紫 | 今朝はなんのおみそ汁にしようかな。 |
| 真藤 | 大根と油揚げ! |
| DM | やはり、えのきとジャガ芋でしょう! |
| まりあ | それは誰の意見なんだ。住職のか? |
| 立花 | ワカメと豆腐でよろしい。 |
| 紫 | なめこかなぁ…… |
| 立花 | いいよ。作るほうで決めよう。なめことワカメと豆腐ね。(笑) |
| DM |
で、今日も新しい一日がやってきました。『リューイチさまー』(一同爆笑) |
| 真藤 | ひょっとして、コンピューターのディスプレイの所に『出してー、出してー』って映しだされてるの?(笑) |
| 探女 | 『出してくんなきゃ、泣いちゃうからー』 |
| 神崎 | 分かった、出す出す。 |
| 真藤 | 神崎さん、弱すぎ。 |
| 神崎 | ……ずっと、泣かれるんだぞ、ココで。 |
| 紫 | アームターミナルがカタカタカタッ。(笑) |
| 神崎 | めっちゃ、うるさい。(笑) (ころ)がーん、また事故ってる。 |
| 一同 | またぁ? |
| 神崎 | ええい、事故値を下げてもう一回。(ころん)今度は成功。 |
| 探女 | ぴょーんとでてくる。『リューイチ様、なんか、頭がイガイガしたんですけど』 |
| 紫 | あ、バグが。 |
| 神崎 | いやぁ、気にしないで。(笑) |
| 探女 | 『わかりましたー。そうそう、リューイチ様、今日は約束してた日でしょ』 |
| 神崎 | は? 「なにか、約束したっけ」 |
| 探女 | 『もうー、忘れちゃったの?』 |
| 真藤 | 「神崎さーん」と、横から肘でつっつく。 |
| 探女 | 『比呂さまのお見舞いに行くって言ってたじゃない』 |
| 神崎 | そうだったのかぁ。「じゃあさ、ご飯食べたら一緒に行こうか」 |
| 紫 | そんなわけで、朝ご飯。 |
| 立花 | まりあ、いいかげんに起きなさい。 |
| 神崎 | まだ寝てんのかぁ? |
| まりあ | 朝ご飯よりも、もう少し寝ていたい。 |
| 立花 | じゃあ、真藤の餌食になってなさい。 |
| 真藤 | 「まりあちゃん」がばっ。 |
| まりあ | うぎゃー!(絶叫) 仕方がないから、起きる。 |
| 真藤 | ちっ。 |
| 立花 | ……真藤にアッパーカーット。 |
| 真藤 | いつつ……立花さん、嫉妬なんて……(うれしげ) |
| 立花 | ……。 |
| 紫 | 息詰まる沈黙。 |
| 神崎 | 立花、どうぞ、気の済むように。(笑) |
| 真藤 | どうして、神崎さん、僕の味方してくれないんですかぁ? |
| 紫 | 最近、さっぱり味方しなくなったよね。 |
| 神崎 | いやー、なんか保護すると、こっちにまで火の粉が飛んできそうだし。 |
| 立花 | (自分のキャラクターシートから顔を上げて)今さぁ、何か攻撃を仕掛けたかったんだけど、よく見たら補助系ばっかで、仕掛ける技がなかった。(一同爆笑) |
| DM |
そう、実は立花って平和的なカオスなんだ。というわけで全員食卓に揃ったのね。すると、探女が『そんな楽しそうな喧嘩ばっかりしてないで、みんなも一緒にお見舞いにいこうよー』と言ってくる。 |
| まりあ | 楽しそうだったか? |
| 真藤 | 探女ちゃん、出かけるなら、服装換えてから行かないかい? |
| 探女 | 『えー? どんな恰好がいいですか?』 |
| 真藤 | この季節だったら、Tバックかな。 |
| 立花 | 10月だぞ。そんなに好きなら、自分ではいてなさい。 |
| 紫 | ファッション雑誌もって来て、探女ちゃんに見せてあげる。 |
| 探女 | 『あっ、これカワイイー。ねぇねぇ、紫さんも一緒にいこうよー』 |
| 紫 | 「えっ、私も?」そこって、近いのかな。 |
| DM |
さすがに事務所にいつまでも置いておくわけにはいかないので、比呂は秋月医院という事務所から余り離れていない所にある病院に移ったんだ。黒須総合病院みたいな規模の大きいところではなく、町のお医者さんといった感じのところですね。 |
| 紫 | 診療所レベルですか。 |
| まりあ | 大丈夫か、そんなところで。 |
| DM |
一応、日下の人の身内なんですがね。 |
| 真藤 | あ、じゃあ、オレも行く行くー。 |
| 紫 | 病人のところにそんな大人数でおしかけても、大丈夫なのかな? |
| 探女 | 『大丈夫、大丈夫。まりあちゃんも行こうよー』 |
| 真藤 | そうだ、立花さん。君の肩のアザもそこで診てもらったら? |
| 立花 | (険悪な声で)なんで、あんたが知ってんのよ? |
| 紫 | あ、また覗いたな! |
| 真藤 | あ…う… |
| 神崎 | (溜息)自分でバラしたか…… |
| 立花 | 無言で真藤に包丁を投げ付ける。(一同爆笑) |
| 真藤 | 回避08で成功! |
| 紫 | じゃあ顔の脇にどすっと刺さる。「立花さん、包丁3本しかないから丁寧に使ってね」 |
| 立花 | 包丁がなくなったら、(まき割り用の)オノでやってやる! |
| 紫 | でも、そのアザどうしたの? 薬でもつけとけば? |
| 神崎 | ムヒならあるよ。(笑) |
| 紫 | やっぱりキンカンだよ、竜ちゃん。 |
| 真藤 | アンメルツヨコヨコ。 |
| DM |
いろんなものを塗り付けられて、立花から異臭が漂ってる。(笑) |
| 立花 | (堅い声で)あ、ありがとー、みんな。 |
| 探女 | 『じゃ、みんな行くんだね。やったー、レッツゴー』 |
| DM |
そのとき、りーん、りーん、と電話がなる。住職が廊下に出て、受話器を取ります。 |
| 住職 | 「ふむ……ふむふむ……ふむ……はぁ」 |
| 真藤 | 『ふむふむ』のほかに言う言葉ないんかぁ。 |
| まりあ | 「なにっ。どこどこの町で殺人事件?」 |
| 紫 | 刑事ドラマに出て来る妙に説明的なセリフだな。(笑) |
| DM |
しばらくふむふむ言った後、住職は部屋に戻ってきて、立花と真藤を見る。「おお、そこの色っぽいねえさんと、まき割りにいちゃんや」 |
| 神崎 | ま、まき割りにいちゃん…… |
| 住職 | 「お前さんたちに電話じゃ」 |
| 真藤 | 立花さんどうぞ。 |
| 立花 | わかった、出てみる。 |
| DM |
じつは、もう切れてる。(笑) |
| 真藤 | 住職さぁぁぁんっ。 |
| 住職 | 「いやー、伝言があったんじゃ」 |
| 立花 | で? |
| 住職 | 「なんちゃらなんちゃら事務所というところからで……」 |
| 立花 | なんちゃらなんちゃら事務所というのは、具体的にはどういう名前なんですか。 |
| 紫 | 『く』から始まるんだよね。 |
| 住職 | 「く、く……おお、そうじゃ、草津!」 |
| 立花 | 多分、ちがいます。(笑) で、そのかけて来た人の名前は? |
| 住職 | 「なんちゃらさん」 |
| 一同 | ううーん。(頭を抱える) |
| 神崎 | せめて一文字でも。(笑) |
| 住職 | 「とにかく、二人に来てもらいたいそうじゃ」 |
| 立花 | ええっと、じゃあ…探女ちゃん、ゴメンだけど、日下の方に行ってくるわ。 |
| 探女 | 『うん。お仕事じゃ、しょうがないものね』 |
| 立花 | 「ゴメンね」 |
| 探女 | 『うん、今度ね。絶対よ』 |
| 立花 | 「わかった」……ただ、真藤を連れて行くのはヤだけど。 |
| 真藤 | 一体何の用なんだろう……気が進まない。 |
| 立花 | じゃ、行かないでおく? あたし一人で行ってくるわ。 |
| 真藤 | ……じゃ、頼むわ! オレは任務を遂行する。 |
| 神崎 | 普通、任務より呼び出しを優先するもんじゃないだろうか。 |
| 真藤 | う…… |
| まりあ | 勤務態度悪いよね。 |
| 真藤 | い…… |
| 立花 | ちゃーんと、全部伝えといてあげるから。「もし給料貰ったら宴会しよう」 |
| 一同 | わーい、パチパチ。(拍手) |
| 立花 | 当然、真藤の分の給料でね。(笑) じゃあ、行ってきまーす。 |
| まりあ | あ、広人が燃えつきてる。 |