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不吉な影を一同の心に投げかけ、田村は車に乗って旅館を去っていった。自信に満ちた彼の言動について憶測をめぐらせることは出来ても、一向に真実は見えて来ない。やっと到着した医者に、サキとえみるを診察してもらったが目新しいことは発見出来ず、ただ時間だけがのんびりと過ぎて行く。 | |
| 真藤 | (えみるにむかって)じゃあ、おにいちゃんと一緒に朝ご飯食べようねー。 |
|---|---|
| えみる | 「あんまり……食べたくない」 |
| 真藤 | うん、そっかそっか。(甘々) |
| 紫 | 「これから、お母さんたちに会いに行かなきゃいけないんだから、体力つけなきゃ」 |
| えみる | 「ホントに? ホントにまりのに会えるの?」 |
| 紫 | (溜息)がんばって探さなきゃ! |
| まりあ | 口車。(笑) |
| 神崎 | その場しのぎですね。(笑) |
| 立花 | 段々さぁ……雪だるまがでっかくなるような気がするんだけど。 |
| 真藤 | ささっ、今度はデザートも食べまちょうねー?(笑) |
| えみる | 「サクランボ……まりのが好きだった……」 |
| まりあ | 『まりの』っていうのに、えらく懐いてるな。 |
| 紫 | どうせ探さなきゃならないんだから、どっちにしたって同じなの! |
| 立花 | (冷静に)で、いなかったら、どうする? |
| 紫 | ……なるようになれ!(笑) |
| 立花 | あーあ。(笑) ところでさ、例の田村の要求、どうすればいいと思う? |
| まりあ | それは立花が決めること。 |
| 立花 | イロイロ考えてはみたのよ。あいつの言うこと聞くフリをしてついていって、で、手に入れた情報をみんなに垂れ流すとか。(一同爆笑) |
| 神崎 | 垂れ流す…… |
| 立花 | 利用するだけ利用してやる。(笑) |
| まりあ | 反対に利用されそうな気がする。 |
| 紫 | 一度彼についていっちゃったら、それこそ、こちらとのツナギが全然取れなくなる状況にほうり込まれるという確率が高い。 |
| まりあ | あのタイプは結構ね。 |
| 立花 | しつこい。(笑) |
| 真藤 | なんか、あいつ独占欲強そうだし。立花さん、外に出してもらえなくなるんじゃないか? 「立花は俺だけの物だ! 誰にも見せないし、触らせない」 |
| 立花 | 今のセリフ……田村さんよりも、広人の方が似合ってたんだけど。(笑) |
| DM | こわーい。(笑) あ、思い出した。立花さん、昨日の夜の分の1D6チェックがまだだったな。 |
| 立花 | 忘れてていいのに。(溜息) ……6。 |
| 一同 | でたー。(笑) |
| DM | では、少し時間を戻して昨日の夜。立花は赤黒い、ドロドロとした夢を見る。 |
| 立花 | はい。 |
| DM | 君はそのドロドロとしたものに飲み込まれ、気分が悪くなる。だけど、そのドロドロは、なんだかほんのり温かかったりする。 |
| 紫 | 生温かいの間違いじゃないの?(笑) |
| DM | そして、ドロドロにまみれているのが、次第に心地よくなって来る。なんだろう。なんだか心が安らぐなぁ、と思いつつ目を覚ますと、昨日森の中で転んだときに出来た怪我が奇麗に直っているのを発見します。 |
| 紫 | (重々しい声で)治癒能力が上がったな。 |
| 真藤 | 立花がどんどん人間外のものになっていく。 |
| 立花 | …………。この件に関しては何も語りません。 |
| DM | では、続きをどうぞ。 |
| 立花 | とりあえず田村はフっちゃえ。あ、サキさんにも、田村が清水君の遺体を欲しがったこと、報告しておいた方がいいか。 |
| DM | サキは立花から話を聞いて、すこし考え込む。 |
| まりあ | さーあ、みんなで考えよう!(笑) |
| 紫 | プレイヤーも考えこむ。 |
| 真藤 | そんな難しい顔して、どうしたんですか、サキさん。何か心当たりでも? |
| サキ | (顔を上げて)「……清水君……渡しましょうか」 |
| まりあ | おっ? いきなりだな。 |
| 真藤 | どういう、つもりですか? |
| 紫 | なぜ…… |
| サキ | 「情報が足り無さ過ぎる。貴重な情報を手に入れる、またとないチャンスよ。これは」 |
| 紫 | それは、そうだけど…… |
| 立花 | サキさん、いいの? |
| サキ | (冷めた声で)「このままだと、何も変わらないわ」 |
| 紫 | それはそうだけどぉ! |
| サキ | 「集められる限りの情報をかき集めて、やっと奴らのアジトを……手掛かりを見付けたのに、いきなり殴られて! 全部燃やされて! もう何も無いの、なくなっちゃったのよォッ!」 |
| 真藤 | サキさん……怒ってる……? |
| 立花 | (淡々と)調査が進まないのは分かるけど、あなたが清水君を渡すとは思わなかったわ。 |
| サキ | ……。 |
| まりあ | あなたの口からそんな言葉が出るのは意外ね。 |
| サキ | (開き直ったように)「じゃあ、どうするの? 現状のまま、泣寝入りするの?身元も分からない子供をかかえて。あなたたちに…何が出来るっていうの?」 |
| 立花 | サキさんは、何がしたいの? |
| サキ | 「鳳凰会をブッ潰す」 |
| 立花 | 元々、鳳凰会を調べ出したのは、清水君のためだったんでしょ? それなのに、いいの? |
| 紫 | 情報なんて、別に…… |
| まりあ | あなたは、何のために鳳凰会をブッ潰すの? それをして、あなたに何が残るの? |
| サキ | 「……じゃあ、あたしも聞くわ。清水君の遺体から、あなたたちは何を得られると言うの?」 |
| 紫 | いつか彼を蘇らせてやれる、かもしれない。 |
| 真藤 | ある日突然、解決法が見つかるかもしれない。(笑) |
| 立花 | (みんなを振り返って)清水君を渡したら、どうなると思う? |
| DM | 元気になって帰って来るとか。(笑) |
| 紫 | 『生きてるゾンビ』になって? |
| 立花 | ……分かった。じゃあ、あたしが田村のもとにいけばいいんでしょ! |
| 紫 | 立花さん、グレないで。(笑) |
| サキ | (慌てて)「立花、あたし、そういうつもりで言ったんじゃないの」 |
| 立花 | じゃあどういうつもりなのよ。(少し声を和らげて)人を犠牲にしてまで、自分がやりたいことをしたいっていうの? |
| サキ | 「だって……」(声を詰まらせる) |
| 真藤 | たしかに、清水君は最後のほう、人ではなかったような気がする。 |
| 紫 | いや! 人なんだ、彼は!! |
| 神崎 | 何も言えない。(←このイベントの仕掛人) |
| DM | ふぉっふぉっふぉっ、確かに神崎はなにも言えないじゃろうて。 |
| 神崎 | 本当だったら、先頭切って反対したいのに。(泣) ユカちゃんのつらさを、今思い知った。 |
| まりあ | 何の話だ、一体。 |
| 紫 | だから、仕掛けた側(シナリオを作った人。つまりマスター)が、その仕掛け(シナリオ内で作り出したイベント)を、逆に利用された(自分がプレイヤーの時にシナリオソースとして使用される)ってこと。 |
| 立花 | あ、そういえば、そうだった。(笑)(注・この『真・女神転生』キャンペーンでは、一部マスター・ローテーション制をとっており、紫のプレイヤーが4話、神崎のプレイヤーがその後の5話のマスターを担当していた) |
| 紫 | 竜ちゃんのシナリオで私が感じていた苦しみを、今、竜ちゃんが味わっているんだ。ふははっ、ザマアミロ! |
| 立花 | こらこら、私情をはさむんじゃない。(キャラクターに戻って)でも、情報を手に入れなきゃならないなら、田村の要求をのまなきゃならないんでしょう? サキさんが、鳳凰会の残党をブッ潰したいと言うんだったら、こうするしかないじゃない。 |
| 真藤 | 生きている仲間と、動けない、いつ蘇らせることが出来るかも分からない凍りづけの人−オレだったら、生きてる仲間を選ぶな。 |
| サキ | 「立花……あたし……」 |
| DM | サキさんが立花に向かって何か言おうとしたとき、えみるが泣き出す。 |
| えみる | 「いやだよー。ケンカしちゃ、いやだよぅ」 |
| 一同 | あああ、しまった。(笑) |
| 神崎 | ご、ごめん。 |
| 紫 | とりあえず、外につれていこうかな…… |
| DM | えみるは立花をおびえた目で見ている。 |
| 立花 | ありゃりゃ。(笑) 嫌われたかな? |
| 真藤 | 噛まない、噛まない、よしよし。 |
| 立花 | だれがや。 |
| 紫 | これはケンカしてるんじゃないのよ。これは大人のおはなしあいなの。だから、おねえちゃんとお外に行ってようね。 |
| えみる | (ぱっと顔をかがやかせて)「えっ、お外に行ってもいいの?」 |
| 紫 | うん、ちょっとだけ遊ぼうか。(笑) |
| 立花 | 田村さんに気をつけてね。(笑) そうね、広人、あんたもついて行きなさい。 |
| えみる | 「ホントにお外で遊んでいいのね?」 |
| 真藤 | そうだよー。(でれでれ) |
| えみる | 「お外だぁ。わーい、わーい……うっ……」 |
| DM | はしゃいでいたえみるは、君達につれられて表に出た途端、喉をおさえて、その場にしゃがみこむ。 |
| 紫 | ど、どうしたの? 苦しいの? |
| まりあ | 白目むいてるとか。 |
| DM | 目に一杯涙をためてる。うーっ、うーっと呻いているけど、言葉にはならない。 |
| 立花 | 声が出なくなったの? |
| 真藤 | ちょっと待って。焼印の所を見てみる。 |
| DM | 往来で、いきなり女の子の服をめくるのか?(笑) |
| 神崎 | 関係無いと思うぞ、それは。 |
| 紫 | 息が出来ないの? 出来ないんだったら頷いてごらん? |
| えみる | 「う……」(かすかに頷く) |
| 紫 | ……。こんなこと、どうしろっていうんだぁ! |
| 神崎 | 外に出したのがまずかったのか? 部屋に戻してみよう。 |
| DM | 屋内に入ると、えみるは大きく溜息をつく。青い顔をしてるが、呼吸は戻った。 |
| 紫 | ちっくしょおおっ! |
| 真藤 | なんかされたな? |
| 立花 | いつのまに…… |
| まりあ | あたしたちは、外に出ても平気なんだな。 |
| DM | 全然大丈夫。では、お待ちかねの彼がエンジン音も勇ましく帰って来る。 |
| 紫 | くそぉーっ!(怒) |
| 真藤 | この野郎!! |
| DM | 君達の冷たい歓迎を受けて、彼は、やっぱりな、というような顔をします。 |
| 田村 | 「あのなぁ……、だから違うんだってば」(笑) |
| 真藤 | ダイスを握る。(攻撃態勢か?) |
| 紫 | みんな、憎しみ煮えたぎってます。 |
| 田村 | 「まず、俺の話を聞けよぉ」 |
| 真藤 | おまえ…… |
| 立花 | (手で制して)広人……ちょっと待ちなさい。 |
| 田村 | 「メシア候補として選別された子供は暗示をかけられるんだ。最近はやりのマインドコントロールの一種だな」 |
| 紫 | 結界の外には出られないっていう暗示を? |
| 田村 | 「結界なんてない。ただ単に『屋外に出られない』っていう暗示だ」 |
| 立花 | 日光の下には出られないってこと? じゃあ、夜間なら外に出られるの? 田村さん、知ってるんでしょ? さっさと言いなさい。(笑) |
| 紫 | それくらい教えてくれたっていいでしょお、とすがる。 |
| 田村 | 「それも、『情報』だよ」(笑) |
| 神崎 | 確かにそうだよな。 |
| 紫 | うううーっ。(唸る) |
| 立花 | 情報ねぇ…… |
| 真藤 | 女の子が一生太陽の下に出られないなんて、なんて暗示。ああひどい暗示。なんてエグい暗示。 |
| DM | 宗教って、そういう思い込みの力の結晶みたいなもんでしょ、多分。なんて、口では軽く言えるけど、実際自分の身に降り懸かったら、怖いんだろうなぁ。 |
| 立花 | あたしが田村の元に行くべきなんだろうか。それとも、清水君を…… |
| まりあ | 両方とも、譲れる物じゃない。 |
| 紫 | そうなると、自力で調べるという、非常に時間のかかる方法をとらなきゃいけない。 |
| まりあ | しかもデンジャラス。 |
| 紫 | でも、比呂ちゃんは自力で調べてたんだし…… |
| まりあ | でも、その代償は大きかったよ。あたしたちが、ブラックパールとかさがしだしてなかったら、多分あのまま死んでたね。 |
| 立花 | わかった。(疲労) あたしが行けばいいんでしょ。 |
| サキ | 「待って待って! 立花、バカなことを言うもんじゃないわ」 |
| 立花 | じゃあ、清水君を渡せっていうの。 |
| サキ | 「あなたに行けなんて言えないでしょ!」 |
| 立花 | 死んでる人間だったら、何をしてもいいって言うの? |
| サキ | …………。 |
| 神崎 | (静かな声で)立花−立花は自分のことだから、簡単に自分を投げ出すようなことが言えるんだろうけど……(強い調子で)俺達から言わせてもらえば、どちらも同じくらい手放せないものなんだ。 |
| 紫 | そうよ。どっちも選べられないのよ。 |
| 立花 | だから、自分の意志で行くと言っている。 |
| 神崎 | でも、それは本心じゃないだろ? |
| 立花 | ……もちろんよ!(笑) こんな、こんな男なんか好みじゃないって、何度も言ってるじゃない!(握りこぶし) |
| 真藤 | 嫌われてるよ、田村さん? |
| 田村 | 「うん」(笑) |
| 真藤 | それでも、彼女の魂が欲しいの? (小声で)どこが、いいんですか? |
| 田村 | 「すべてかな」 |
| 立花 | 今、ちょっとゾクッときた。(笑) 選択肢は、1番、あたしがいく。2番、清水君をわたす。3番、全部手を引く。4番……田村を人質にとる!(一同爆笑) |
| 紫 | さぁ、死にたくなければ全部吐けってヤツ?(笑) |
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田村に何を差し出すかで、PCたちは大揉めに揉める。さらに立花を差し出すことに猛反対しているNPCのサキまで加わり、結論のない堂々巡りの議論がくりかえされ、全員が疲れ果てたとき、一番の当事者である立花が、守護天使ストラスを召喚して、その助言を聞いてみようということにひとまず落ち着いた。 | |
| 立花 | じゃあ、一人だけ別室に行って、ストラスを召喚しましょう。 |
| DM | 日がかげったのか、部屋が僅かに暗くなり、立花の前に黒い翼をもった天使が現れる。 |
| ストラス | 「ご主人様(マスター)、なにか御用ですか」 |
| 立花 | なにから説明すればよいのか……守護天使だったら、これまでの話の内容は分かってるのかしら。 |
| ストラス | 「承知しております、マスター」 |
| 立花 | ストラス、この状況の中、あたしがどうすればいいのか分かる? |
| ストラス | 「……マスター。マスターは、あの田村をどう思われているのですか?」 |
| 立花 | アブナいヤツ。(断言) |
| 神崎 | 真意の見えない人間。 |
| まりあ | 食えない男。 |
| ストラス | 「田村は、あなたの味方です」 |
| 立花 | あたしの味方、か。パーティーの味方とはいえるの? |
| ストラス | 「それは言えません」 |
| 紫 | パーティー分裂の危機かな、これは。(笑) |
| 立花 | ストラス……あなたは、あたしがどういう道を進むべきか分かる? |
| ストラス | 「マスター、あなたは田村に勝利しなければなりません」 |
| 立花 | 勝利? |
| ストラス | 「それが、あなたの今生での生き方を決める転機となるからです」 |
| 立花 | ……田村と進んだ方が、勝利を導きやすいのかしら。 |
| ストラス | 「安寧の道を望むなら、田村とともに歩むべきでしょう。マスター……あなたを含む人間というものは、人生の様々な局面において、自分の下した『選択』の責任を問われます。しかし、田村と共にあれば、その選択はすべて彼がおこなってくれ、あなた自身は煩わしさから解放されるでしょう」 |
| 立花 | 同時にそれは、あたしが持っている選択権を放棄することになるのね。 |
| ストラス | 「しかり」 |
| 立花 | 田村に従ってしまえば、あたしは田村の傀儡になるのか。 |
| ストラス | 「今のマスターの力量では、田村を凌ぐことは難しいでしょう」 |
| 立花 | (しばし考えこんだ末)わかった。しょうがない、清水君を差し出そう。ストラス、ありがとう。 |
| DM | 降天使は一礼してふわりと姿を消します。 |
| 立花 | じゃあ、田村を部屋に入れます。 |
| 田村 | 「決まったようだね」 |
| 立花 | 田村さんと一緒にはいけないわ。 |
| 田村 | 「うん?」 |
| 立花 | 清水君をさしだします。これで、いいんでしょう? |
| 真藤 | オレたちには選択権はない。 |
| まりあ | また取り返せばいいじゃないか? |
| 紫 | そうね! こうなったら、死んでも奪い返す!! |
| まりあ | 山火事の現場から死体ひっぱってきて、かわりに差し出すとかは? |
| 紫 | つららちゃんがいないって。凍らせられないじゃない。 |
| 真藤 | 田村さん、こういうふうに決まりました。だから、あなたの知っている情報をすべてこちらに渡して下さい。 |
| 田村 | 「情報は、品物の引き渡しのときだ」 |
| 紫 | どうやって吉祥寺に帰れっていうのぉ? |
| DM | 君達には、あの大八パンがあるじゃないか。(笑) |
| 紫 | この子をどうやって連れてくのよぉ?(泣) |
| 田村 | 「動かすのが無理なら、ここに置いていけばいいだろう」 |
| 立花 | この子にどういう暗示がかけられているのか、それだけでも教えてくれない? |
| 田村 | 「いいとも。取引に応じてくれた礼だ。この子供は、自分が外に出ていると自覚した時に息が出来なくなる。移動させるなら、意識を失っているときがチャンスだな」 |
| 紫 | 寝てる間にか…… |
| 神崎 | そういえば、ここまで運んでくることができたんだから。 |
| 真藤 | じゃあ、その暗示を解く方法を教えろ。 |
| 田村 | 「そこまでは……ね」(ニヤリ) |
| 紫 | 九段坂さん、夜まで待っててもらっても大丈夫? |
| DM | 彼はかなり子供に同情してて、なにより田村を嫌っているから(笑)、こころよく承知する。では夜を待って、出発します。 |