Scene Player : 伊吹 刃
GM では伊吹くんのエンディングです。
伊吹 あいよー。
翌朝。
「どうして起こしてくれなかったんだ」「何度も起こしたわよ」
いつもと変わらぬ光景。たった一つ、それを見て微笑む幼馴染みの姿がないことを除けば。
伊吹 …何かが足りない。
あかり やはりそこに咲さんが迎えにくるとか(一同爆笑)
由布華 怪しすぎる。
GM 突然教育実習生が迎えに来るのもあやしい。
伊吹 何故。『何やらかしてん』状態になってしまう。
由布華 じゃあ校門の近くでドキドキと(一同爆笑)
菫子 待ち伏せー(笑)
由布華 ストーカーやなー。
GM 君がとぼとぼと1人で登校していると、君に声を掛けてくる人がいます。同じクラスの男子生徒です。「お前の彼女の倉田、オーストリアに音楽留学だって? さっすがお嬢様は違うよな」
伊吹 そんな話になってるんや。
GM UGNが記憶操作をしたようです。
伊吹 上の空状態で適当に返事している。
GM でも君は覚えています。彼女が人ならざるものに変貌し、死んでいったことを。そのとどめをさしたのはあなたです(笑)
伊吹 相変わらずの自己嫌悪。
GM そんな君の様子をみて、彼は何を勘違いしたのか騒ぎ立てます。「やーっぱ彼氏としては寂しいよな。いやいや皆まで言うな。あんな美人がいなくなって俺も寂しい」
由布華 一人で自己完結してるんですけど(笑)
伊吹 ……こいつは(弱笑)
あかり 傷口に塩を塗りたくる(笑)
真藤 ワサビも塗ったかな。
GM では、その彼は「じゃあな」と脳天気に笑って走り去って行きます。
由布華 言うだけ言って去って行くんかい(笑)
伊吹 何となく、ぼーっと見とこう。
校舎の向こうは抜けるような青い空。
鳴り響く予鈴が伊吹を現実に引き戻す。
重いカバンを抱え、慌てて伊吹は教室へと駆け出した。