SHIN-DigitalDevilStoryTRPG― "BIRTH"


トラップ



DM  一階はとくになにもない。エレベーターと上り階段があるくらい。このふたつは隣接している。
   何階まであるの?
DM  4階建てです。
神崎  了解。エレベーターは動いている?
   「エレベーターにしよう」
まりあ 「ワナだよ、絶対」
   「だってさ、電気ついてるんだよ? まっくらで、『へいへい、どこ見てるんだ、へいへい』っとか言う奴がでてくるより、よっぽどマシでしょお」(笑)
神崎  「同感。(笑) またちべたくなるのも、いやだし」
   と、いうわけで、エレベーターで1番上からさがすよ。
DM  エレベーターは4人しか乗れない。
一同  顔を見合わせる。
立花  (真藤にむかって)「さあ、いくんだ」(笑)
真藤  鍛練か。「いいよー」あっというまに見えなくなる。
DM  じゃあ、真藤は3階のところでストップ。乗った人達、3階まで何事もなくすすむけど、突然がくん、と止まり‥‥『ぎへへへへっ』という声がしたかと思うと急降下する。ごががががっ。
4人  「ああーっっ」(絶叫)
DM  という悲鳴を、真藤はききます。(笑)
真藤  とんでもない音が聞こえたので、呆然としている。
まりあ 「だから、ワナだって、いったのにぃっ」
   「しゃあないわ。のっちゃったんだから」
DM  衝撃で10プラスD6ダメージ。耐久力チェックに失敗したらスタン(気絶)。
まりあ 命運消費するしかないやんー。
   いいじゃない。あたしなんて、もう2回消費してるんだから。(じと)
神崎  ははは。(生き残った)
真藤  どうしよう。もどろうかな。ぽつんと立ってまわりを見回していると、ちょっと怖いんだけど。(笑)
DM  治したかったら、治しといて。
   そうはいっても、治せるのあたししかいないんでしょ。ディはクリットで成功。14点、ぴったりマックス。
 すったもんだしながらも体勢を整えた4人は、真藤の待つ3階まで階段で上っていった。
真藤  「すごい音がしたけど、一体どうしたんですか?」
4人  (沈黙)
DM  3階の上り階段はくずれていて使えない。ちなみにエスカレーターはまだ動いている。(笑) この階は真ん中に一本廊下があって、その左右にドアがひとつずつある。
神崎  もう一度エレベーターのボタンを押したら?
DM  何事もなく3階まであがってくる。ドアもひらくね。
真藤  何もない?
DM  ない。
立花  血しぶきだけが。(笑)
   とりあえず、ダウジングしてみる。あっ、ファンブルで失敗。暴走だあ。(喜)
DM  じゃ、ESPの発動チェックを成功し続ける限りやって。(笑)
神崎  おいおいおいおいおい。ちょっと離れてもいいですか?(笑)
   かたっぱしから。まず、ダウジング。(笑) 成功。
DM  うん、おるよ。エレベーターの上から感じる。つぎ。
   『ラック』か。クリットで成功。(笑) MPは8も消費。
DM  幸運の効果は戦闘回避に20%のボーナスか。特に効果はないな。気分がちょっぴりハイになった。(笑)
   『オーメン』(前兆)。あ、失敗。
DM  じゃあ、そこで暴走停止。MPは消費してね。
神崎  とりあえず、悪魔がいることは分かった。アームターミナルを起動させる。
   「いるのは分かってるんだ、出て来いバカ野郎」(笑)挑発。
神崎  するの?
   だれか、やらない?(いい線いっとる)
神崎  とりあえず声をかける。「よぅ、そこにいるのは分かっているんだ。おりてこないか?」
悪魔  『やなこったい、テメエがこっちにきな。ギヘヘヘヘ』
神崎  なんだろ、アレ?
   グレムリンじゃない? 赤ん坊さらっていった。
悪魔  『機械に故障はつきものだ。ギヘヘヘヘ』
一同  やっぱりグレムリン。(笑)
立花  ぎへへへへへだけじゃ、オカルト知識もつかえないよね。
DM  (ぎへへへへへって一体)
   正体はわかってるけどね。プレイヤーは。(笑)
 たちの悪いグレムリンを前に、PCたちは考えこむ。(はじめの挑発で正解なんスけどね)
神崎  とりあえず、後回しにして、このフロアの部屋を回ろう。
真藤  「ドアは二つあるけど、どっちの部屋にいこうか?」
まりあ 棒倒しだね。
   (ころりん)「じゃあ、上からいく」ワナ感知なんてできないから(笑)、誰が開ける?
立花  (当然のように真藤をみながら)「そうっと行く? どかんと行く?」
真藤  「なぜ、こっちを見るぅぅっ」(一同爆笑)
立花  「ほほほほ。さあ、どうぞ」
真藤  「俺、やっぱりもうちょっとバイト料あげてほしいぃっ」(泣) そうっと、ドアをあける。
   「なんのバイトやってんの?」
真藤  「いろんなの、やってるよ。それこそ街頭に立つことも‥‥」
立花  「やーめーなーさい」
まりあ 「どーいう意味? おにぃちゃあん?」(甘え)
神崎  (困ったように笑って)「また後でね」
   「コギャルめ、わかってるクセに」
DM  真藤がドアをあけると、臭い。
立花  臭い? どんな臭さ?
DM  くしゃい、くしゃい。部屋の隅に人が二人、たおれてる。見覚えがあるかもしれないな。
   ゾンビか?
真藤  俺の見覚えのあるもの?
DM  真藤と立花は見覚えないか。(笑) じゃあ、人が二人倒れてる。
真藤  バタンと扉をしめて、「中で人が腐っている」(一同爆笑)
神崎  じゃあ、下の部屋へいこうか。(笑)
真藤  でも、死体をほっとくんですか?
立花  さわりたくもない。(断言)
真藤  下の部屋のドアを開けるのも、俺なのね。「ちぇ、俺だけが臭い思いしたじゃんかよー。ブツブツ」ばん、と開ける。
DM  真藤は直感チェック。
真藤  ぜんっぜんダメ。
DM  ノブを握った手に、ぬちゃっとしたものがつく。『うにょうにょ』2点ダメージで、ひきはがすなら耐久力チェック。
真藤  成功。えいっ。びちゃっ。(床にたたきつけた)
   これ何? スライム?
DM  『うにょ』(頷く)
真藤  かわいい。スライムって返事するんだ。飼いたいね。
DM  じゃあ、また寄っていくぞ。(笑)『うにょうにょ』
真藤  「どっか、入れ物はないかな?」
立花  「ない」(きっぱり)
スライム 『うにょ』(立花のまねをして頷く)
真藤  「かわいいー」
立花  「やめれー」
 スライムにかまいたがる真藤をひっぱって部屋の中に入ったPCたちは、そこでリグライゼーション・インセンス(安息香)と香炉をみつけた。
真藤  これだけか。じゃあ、どうする?
神崎  やはり、上の部屋か。こんどは、俺が開けます。
DM  左側の壁にドアがある。死体はドアの前に倒れている。
神崎  アナライズ起動。
DM  おお、やっぱりゾンビだ。(笑) 見破られたら、動きだすわな。
真藤  ライトの人格がでてきます。(厳粛な顔つきになって)「どうか、成仏してください。臨! 兵! 闘! 者! 皆! 陣! 列! 在! 前ーん!」
DM  そりゃ、一気にこわれますわ。(笑)
真藤  「成仏しましたか、よかったですね」(にっこり)
 勢いに乗ったPCは、のこり一体もあっけなく撃破する。
まりあ 「ナイフ、ゾンビに突き刺さったままなんだよねぇ」(甘え)
神崎  「はいはい、拾いますよ」
真藤  神崎さんのそでを、ぴっぴっとひっぱって、「ロリコンですか?」
神崎  「はははは」(弱々しい笑い)
立花  こきつかわれてるな。(笑)アッシーくんか、メッシーくんか。
DM  壁にはドアがあるけど。鍵はかかってない。(笑)
   かかってないのかぁ。(残念)
DM  ドアのむこうでは、ゴトゴトという音がする。
一同 ゴトゴト?
DM  ドアには鍵はかかってないが、ペタリとお札みたいなものが貼ってある。
神崎  これは、開けちゃイカンということかな?
立花  何て、かいてあるのか分かる?
DM  わからんだろうなぁ。でも、いかがわしそうなものっぽい気がする。
まりあ テレクラの名刺だったりして。
   やっぱりコギャル。(一同爆笑)
立花  「ということで真藤くん、いってみようか」(笑)
真藤  ちょっと考えてから、一気にビリッと。
DM  すると、扉がバンと開く。で、がたがたという物音がビタリととまる。部屋は電気がついているけど、なにもない。
立花  『見鬼』成功。
DM  『ヒーホー、みつかっちまったぜーい』と言う声とともに、立花の前に小人みたいなやつが、ぼよよよーんと現れる。
立花  出んでいい。
DM  見鬼に成功してるから正体は分かるな。地霊ブラウニーだ。
ブラウニー 『よくぞ、オイラを助けてくれたな、ネーチャン』
立花  「えっ、えっ、助けた?」
   シンクロするぞ。(笑)
ブラウニー 『ネーチャン、ネーチャン、一緒にあそぼうぜー』
   「竜ちゃん、話せ!」
神崎  「でも、『ねえちゃん』って言ってるしな」(笑)
ブラウニー (立花のまわりでピョコピョコはねがら)『ネーチャン(#^。^#)』
立花  ‥‥‥‥。(こめかみをおさえてる)
神崎  (見兼ねて)「このお姉ちゃん無愛想だから、俺と話そうぜ」
ブラウニー 『なーんだ、おまえ男かぁ? つまんないぞー』
立花  「竜ちゃん、どーにかしてよー」
ブラウニー 『ま、Eか。オイラに何か用かい?』
神崎  「君こそ、こんなところで何をしてたんだい?」
ブラウニー 『よくぞきいてくれたぜー。実はオイラの宿命のライバルに閉じ込められてたんだぁ』(一同爆笑)
神崎  「ライバルって、どんなやつなんだ?」
ブラウニー 『んーと、ね。ヤなやつ』(笑)
神崎  「これこれこういう(グレムリンの描写)やつか?」
ブラウニー 『おう、にてるぜ、にてるぜ』(一同爆笑)
DM  しまった、魅力チェックを忘れてた。
神崎  失敗。それもファンブルだぁっ。
DM  これは、ヤバイぞ。(笑) (悪魔の精神力チェックをして成功)ちょっと、神崎にたいして警戒心を抱く。
ブラウニー 『オマエ、ヤツのナカマじゃないのかぁぁ?』
神崎  「ま、まさか、そんなわけないじゃないか」
ブラウニー 『じゃ、誠意を見せてほしいな』(笑)
立花  「ブラウニーの誠意」
神崎  「やはり、レッツ・ダンス!」
ブラウニー 『ハナシが分かるね、ヒーホー!』
 というわけで、夜のエコービルで踊り狂うPCたち。
ブラウニー 『ノリノリだぜー、よぅっし、オイラについてきなー』
 PCたちは、踊り狂うブラウニーに率いられて(100%絵的にカッコワルイ)、例のエレベーターの前までやって来た。
ブラウニー しゃしゃり出て、『ブラザー、ここはオイラにまかせてチョーダイ!』
神崎  「おまかせいたしましょう」
ブラウニー (息を大きく吸い込んでから)『そっこに、かくれているパープー野郎! 正義の味方ご一行様が、オメーをバラしに来たんだとよ! とっとと、あっちいけポーン』(一同爆笑)
   「イカすぞ! ブラウニー!!」
DM  ブラウニーの声に答えて、エレベーターのドアを擦り抜けてグレムリンが現れる。
グレムリン 『ケッ、人間なんぞにしっぽふりやがって。テメエなんぞ、2秒で魔界に送りかえしてやらぁ!』
 グレムリンの手から電光の矢がひらめくが、ブラウニーはそれをひらりとかわす。
ブラウニー 『後は任せた。エンがあったら、又あおうぜ、バイビー』
 手をひらひらふりながら、ブラウニーはふわりと姿を消す。
   ということは、グレムリンは私達とエンゲージ。(笑)
神崎  結果オーライ。かたずけよう。(笑)
 たてつづけに電撃魔法をふるったものの、3レベルの異能者5人相手に勝てる訳もなく、奮戦空しくグレムリンは倒されてしまった。
立花  「アッシーくんたち、ごくろうさま」
神崎  「なんか、いわれてますが」(笑)
真藤  (無感動な声で)「それは、あなたでしょう」(とどめをさせられなかったので機嫌が悪いダーク真藤)
 使用可能になったエレベータを乗る順番をめぐって、またすったもんだする。
立花  真藤とペアは厭だ。(笑) とっとと乗り込む。
まりあ あたしは、神崎のおにいちゃんと一緒に行く。
ダーク真藤  何も考えずにずかずか乗り込む。
立花  あはははは。(涙)
   達者でなぁー。(笑)
DM  ともかく、4階につく。



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