紫たちの剣幕に押され、言われるがままにするサキ。信明寺に向かう途中で、紫たちは、ことの経過をサキに尋ねた。
立花 「取りつかれたのは、仕事で?」
サキ 「違うわ、仕事が終わってから、私、孝次くんと暫く別行動をとってたのよ。そしたらその間に‥‥心の弱さに付け込まれたのね」
まりあ 「心弱かったの?」
まりあの問いに、サキは更に衝撃的な事を口にしだした。
サキ 「私があの子を拾ったのは、ほんの2、3日前なの。私が拾ったとき、あの子、復讐で一杯だったわ」
神崎 「復讐?」
サキ (頷いて)「あの子ね、久我山って人の知り合いらしいのよ」
立花 (硬直)
サキ 「それでその人、殺されたみたいでね。だから私が無理やりパートナーに引っ張り込んだのよ。そんな危険な状態でほっておけなかったから」
PC達 ‥‥‥‥(絶句)
サキ 「ここ数日で、少しは他のことに目を向けだしたのに‥‥ちょっとはぐれたスキに‥‥お願い、力をかして!あの子をほって置けないの!!」
サキの衝撃的な告白に、紫たちに複雑な思いが走る。立花は押し黙り、他の者も、協力を約束する他、うまく言葉にできないまま、信明寺に着いた。
紫 (意を決したように)「これは私たちの問題でもあるから、サキさんはここで休んでて。私たちだけで行ってくる」
サキ 「そんな! 私も行くわっ!! 私が引っ張り込んだのに、最後まで責任を持ちたいの!」
神崎 「清水くんは必ず無事に連れて帰ってくるから」
自分も行くを言い張るサキを、何とか思い止まらせようとするPCたち。
紫 「黄さん! サキさんを抑えてて!」
信明寺にいた黄も引っ張り込んで説得する紫たちに、ついにサキは折れた。
サキ 「‥‥わかったわ、あなたたちに任せる。孝次くんは、OSビルに入って行ったわ」
まりあ OSビル?
サキ 「確か、薬品会社の系列のビルで、動物実験に使われていたはず‥‥」
紫 うへーっ、嫌だなぁ。‥‥でも、行くしかないよね。「黄さん、サキさんをよろしく」
黄 「おう、わかった」
紫 「ちゃんと病院にも連れていってね」‥‥でも、安全な病院なんてあるんだろうか。
神崎・まりあ (弱笑)
立花 「一つ聞いていい?」
サキ 「何?」
立花 「久我山さんと清水くんて、どういう知り合い?」
サキ 「わからない、あの子、そこまで話さなかったから」
立花 ‥‥‥‥。
サキを思い止まらせることに成功した紫たちは、休む間もなくOSビルに向かう。
DM OSビルについた。
神崎 何階建て?
DM 外から見れば、4階建てだ。
真藤 人が入った形跡は?
紫 扉が壊されてるとか‥‥それは私たちだ。(一同爆笑)
DM 行く先々で扉を壊していく。通った後がよくわかるな。(笑)
まりあ 今何時頃?
DM 夕方頃だね。4時ぐらいか。
神崎 俺たちが行動するのって、いつも夜だな。(笑)
紫 昼から動くから。(笑)
立花 コボルト召喚します。
紫 じゃあここで1時間休憩しようか。
立花の召喚を待つ一同。OSビルを前にし、様々な思いがよぎる。
DM 1時間たった。
立花 入ろう。扉に鍵は?
DM かかってないね。
紫 中に入った。
DM みんな入ったのね。じゃあここは、ホールになってて、右は上がり階段、左はエレベーターになっている。向かいに扉が一つあり、廊下が続いている。そして、このホールには、2体の機械(MO−A42ショット)が設置されている。上に付けるタイプのやつだ。銃口が君達のほうに向いている。君達が入ると「ケイコク IDカードヲ テイジシテクダサイ」と言うね。
紫 そんなの持ってなーい。(泣)
マシン 「テイコウスルナラバ コウゲキシマス」
PC達 うわーっ。
立花 強行突破!階段まで走る!!
紫たちが走りだすと同時に、機械から銃弾が降りそそぐ。
まりあ 痛い、ブラウニーが!
真藤 回避できない。
何とか階段にたどり着いたものの、手痛い打撃を被ることとなった。
紫 これは、階段をのぼるしかないね。
神崎 そうだな。行くか。
DM 2階も同じような造りだ。ホールを挟んで、上にあがる階段とエレベーターがある。そして、もう一つ扉が。
紫 ここも機械あるの?
DM ここにはないね。
紫 扉を開けてみる。
DM 前は廊下になっている。左側にトイレ、向かいと右に扉がある。向かいの扉には、機材準備室、右の扉には空調機械室と書かれている。
真藤 トイレは行かなくていいか。
紫 トイレの水を流したら、スライムがぬどろーっと。(笑)
真藤 右の扉を開けてみよう。
DM 開けてくれるの!?(嬉々)ここは、書かれていたとおり空調機が置いてある。動物を飼ってるからね、換気が必要なんだろう。で、この部屋には2体の丸い機械が浮いている。三度目にしてやっと登場だ。(笑)
神崎・紫 ビットボールだ!(笑)
まりあ バタン、扉を閉める。(一同爆笑)
紫 さあ、次行こうか。
DM ヒュウウウン‥‥ビットボールは寂しそうだ。(一同再爆笑)やはり、出番が少ない運命なのね。
真藤 かわいそうに。(笑)でも次に行こう。
紫 機材準備室に入る。
DM ここはその名のとおり、機材準備室だ。(笑)いろんな機材が置いてある。後、入って向かいと右手に扉がある。向かいの扉には動物室、右手の扉には消毒室と書いてある。
神崎 特に何もない?
DM 何もないようだ。
立花 動物室に行こう。
紫 えーっ、動物室?あまり見たくないな。
真藤 すなねずみがいるのかな。
紫 みんな死んでるんじゃないの?
神崎 開けてみる。
DM 異臭がするね。いくつもケースが並べてある。その中には、ラットが飼われている。しかし、今は、いずれも餓死しているね。共食いなんかもしたみたいだ。
紫 うぇーっ。(泣)
真藤 何かありませんか?
DM 特にこれといって何もないね。
まりあ 閉める。消毒室の方に行こう。
紫 開けてみる。
DM 独特の匂いがする。
紫 何かない?
DM う〜ん、エチルアルコールが置いてあるね。
紫 もらっとこ。
立花 そんなのアイテムにあるの?
紫 あるよ。
DM 後は、そうだな、加護チェックでもしてみるか?(笑)
しかし、これが全ての過ちだった‥‥
立花・紫・まりあ クリティカル!!(笑)
DM (呆然と)なんでそんなに出るぅ。(泣)
神崎 あ、ファンブル。(笑)
紫 竜ちゃんのファンブルは私が打ち消すよ。(真籐の時とは大違い)
神崎 ありがとう。(感謝)
DM えーっと、立花のほうは「なぜか、2D6枚のマッカが落ちている」なんでこんなとこに落ちてるんだ。(笑)
神崎 これはラッキー。
DM まりあのほうは「援助者が現れる、あるいは、不足した装備の一部を補充するチャンスを得る」
まりあ 銃弾ほしーい。
まりあ以外 こんなとこに有るわけないって。
DM まさかこんな小さなオマケ部屋で、アイテムが手に入るとは。(苦笑)
紫 出るときは出るんだ。(笑)
真藤 じゃあ、上にあがろうか。
紫 そうだね。
立花 もちろん階段で。(笑)
DM 3階も2階と同じような造りだ。ホールを挟んで階段とエレベーターがあり、ホールには扉が一つある。
紫 扉を開けてみる。
DM これまた2階と同じ造りだね。前は廊下になっていて、廊下の左側にトイレが、向かいと右には扉がある。向かいの扉には、機材準備室、右の扉には空調機械室と書かれている。
紫 空調機械室の扉を開ける。また(ビットボールが)いる?(笑)
DM いや、ここにはいない。
まりあ じゃあ調べてみる。何かある?
DM 特に何もないようだね。
真藤 じゃあ、また、機材準備室に。
DM ここも下と同じような感じだ。いろんな機材が置いてある。向かいに動物室と書かれた扉が、右手に消毒室と書かれた扉がある。
まりあ 消毒室に行く。(笑)また何かあるかな?
DM ないことにする。(笑)
真藤 実はあったんだ。
DM 本来ならね。でもさっき散々見つけてくれたからここはナシ。(断言)
立花 じゃあ動物室に行くか。
紫 あまり見たくな〜い。
神崎 動物室を開けます。
真藤 今度は何がいるのかな。(笑)
DM 今度はウサギだ。(笑)
女性陣 かわいそうーっ。(泣)
神崎 特に何もない?
DM ないようだね。
神崎 じゃあ閉める。4階に行こうか。
別段、なんの収穫も得られないまま、紫たちはOSビルの最上階、4階にたどりついた。
DM ここも同じような感じだ。ホールを挟んでエレベーターと階段がある。ちなみに上にあがる階段はない。
立花 屋上はないんだ。
DM ホールには一つ扉がある。
紫 開ける〜。
DM 開けると今度はずっと先に廊下が延びている。廊下の右に扉が二つ、左に三つ扉がある。
立花 扉にはなんて書いてある?
DM 右の手前から事務室、病理実験室。左の手前から、ミーティングルーム、応接室、病理実験室。
立花 応接室の隣が病理実験室‥‥なんか怖い。
真藤 「ギャーッ」とか聞こえてきたりして。(笑)
紫 嫌だーっ。
まりあ どこから行く?
立花 事務室から行こう。
神崎 事務室の扉を開く。
DM (いきなり正解にきたか)中は事務室だ。(笑)机が並んでいる。後、奥に一つ扉があるね。そしてこの部屋には三人、人がいる。君達が入ってきたのを見ると、三人とも立ち上がり、内一人が獣人化する。三人とも戦闘態勢に入るぞ。
紫 一人だけが獣人化したの?
神崎 立花、見鬼だ。獣人化してないだけかもしれない。
立花 わかった。
DM とりあえず、イニシアチブをどうぞ。
とはいってもやはり数の暴力、当然のことながらPC側が取った。
立花 竜ちゃんに着衣の祈り。(物理・魔法防御up)
神崎 かたくなった。(笑)
立花 コボルトは獣人化したのに攻撃。
DM 回避した。ヒラリ。(笑)
神崎 獣人化した奴に攻撃命中。
DM ぬぅ、回避失敗。痛い痛い。
まりあ 獣人化したのにナイフ投げまーす。
DM それは回避した。
続くヒーホー隊の攻撃も回避。
紫 MP温存する。
真藤 獣人化したのに攻撃、命中。
DM 回避したよん。ヒラヒラ。(笑)
立花 鳥羽の再現か?
DM こっちいくよ。
獣人化した悪魔の攻撃は、回避しないを宣言する(笑)神崎にヒットするも、厚い装甲に阻まれ、たいしてダメージを与えれない。続く2体の攻撃も同様だ。そして、次のターンも又PC側が先手を取った。
2ターン目、相次ぐPCたちの攻撃に獣人化した悪魔は、ちまちまと攻撃を受けつづける。一方悪魔側は、何をしてもうまくいかない。いつの間にみんな、こんなに強くなったんだ。3ターン後、獣人化した悪魔は遂に力尽きた。そして、次のターンもPCが先攻を取る。
立花 見鬼、7レベルまで成功。
DM 両方とも獣人化した。1体はワーラット、もう1体はワードッグだ。
神崎以外のPC 仲間にしちゃえ、会話戦闘だ。(笑)
神崎 えぇっ?う〜ん(悩)取り合えずワードッグの方が強そうだから、邪魔なワーラットを倒しちゃおう。(笑)
立花 竜ちゃんなんか違う。(笑)
とんでもない理由で、攻撃されることになったワーラット。皆に狙われて、所詮3レベル悪魔がそんなに長く持つわけがない。
神崎 攻撃は命中。
DM 回避できない。
神崎 ダメージ26。
DM まじ?一撃でもうへろへろしてる。(笑)
まりあ ナイフ投げる〜っ。
DM げっ、ファンブった。出血状態になる。
まりあ ダメージは16点。
DM 駄目だ、今ので死んでしまった。先の神崎の攻撃がいたいっす。
紫 どうしようか?会話失敗したときの為に、身構えとく?(笑)ちょっと酷いかな。
真藤 小太刀に集中しよう。
DM こっちはラクカジャ。(笑)
紫 嫌なの使うなぁ。
DM 次のターンもどうせそっちが先攻だろう。(弱笑)
神崎以外のPC 説得モードだ!
神崎 まぁ、そろそろ強い悪魔も必要だろうし。
紫 悪魔は6体まで入るもんね。
神崎 今はケルベロス入れて3体、まだ入る。
立花・真藤 ケルベロスいるの?(疑惑)
紫 いるよ、エンハンサーが必要だけど。取り合えず会話しよ。仲間ズバズバ切ってて言うのもなんだけど。(笑)
まりあ 「お前もこうなりたくなかったら仲間になれ」
神崎 それは威圧的だ。(笑)友好的にいくよ。何を言えばいいんだろう。(悩)「こんにちわ」
ワードッグ 「はぁ??何言ってるんだ?」
紫 そりゃ、当然の反応だ。(笑)
神崎 (気を取り直して)「もう、この辺でやめよう。別に戦いたい訳じゃないんだ。今のは正当防衛」(一同爆笑)
ワードッグ (逃げ腰で)「いゃあ、兄さんお強いですねぇ」
神崎 「このまま戦っても何の益もないだろう?俺と一緒に来ないか?」チェックは失敗。命運消費で、成功。
ワードッグ 「そうっすね、確かに兄さんお強いし‥‥でもタダっていうのもねぇ」
紫 (マッカが)7枚半端のが有るから使う?
神崎 ありがとう、遣わせてもらうよ。(マッカを差し出して)「これでどうだ?」
しかしチェック失敗。(笑)
紫 あまり嬉しくなかったみたい。魔界はデフレがひどいんだ。(笑)
立花 コーヒー1杯マッカ7枚。(笑)
ワードッグ 「兄さん‥‥今日びこんなもんじゃ何もできませんぜ」
神崎 ぬぐぐぐぐ。(怒)
真藤 神崎さん、いつもの我慢強い神崎さんはどこにいったんですか!
神崎 どっかいった。(一同爆笑)
立花 なにぃ?切り刻むのぉ?
神崎 こらこら。(苦笑)「それは出世払いということで、君の働き次第だよ」
ワードッグ 「ホントですかい?」(疑惑)
立花 後ろで戦闘準備を始めるか。(笑)
神崎 「本当だよ、ここで、殴り合うよりずっといいだろ?」
ワードッグ 「兄さん、心がこもってませんぜ」
紫 交渉決裂だな、これは。(笑)ここは一つ竜ちゃんが脱ぐとか。(一同爆笑)
神崎 しかたないなぁ。(笑)
DM ワードッグは困っている。(笑)
紫 そりゃそうだろう。(笑)
まりあ 一番プロポーションのいい人が脱ぐとか。(立花を見る)
立花 そんなことするくらいなら攻撃する。
真藤 脱いで、立花さん。(嬉しそう)
立花 ‥‥(武器を構える)
神崎 (苦笑)「しかし、このまま戦っても仕方ないだろう?」
ワードッグ 「兄さんの言葉、信じられませんぜ」
神崎 「信じてくれ!」
ワードッグ (首を振り)「やっぱり信じられませんぜ!」精神力チェックは失敗、奥の扉に向かって逃げだした。
神崎 もう、情が移ってしまったから、俺は追いかけない。(ため息)
立花 どうせその部屋に行かなきゃいけないし。
DM そこの扉には『所長室』と書かれている。ワードッグは中に入っていった。
真藤 じゃあ俺が開けるよ。
DM 中には、そうだな、このシチュエーションからしたら殺されてるか。先程逃げていったワードッグが倒れてるね。
神崎 仲間にしていたら助かったかもしれないのに‥‥
DM で、奥に清水くんが立っている。昼に会った元気な男の子って感じじゃないね。そして、その両脇に羽の生えた小鬼が待機している。
清水 「これはこれは皆さんおそろいで。いずれも我が復讐の対象ではないか」
神崎 「待ってくれ!話を聞いてくれ!!」
真藤 「俺には覚えがないんだ!」
立花 (冷たく)いや、あるけど。
清水 「人とは愚かな生き物よ、幾度も同じことを繰り返す」
立花 「あんたもその一人じゃない!」
神崎 「その人から離れろ!」
まりあ 「しーちゃんから離れて!」
清水 (まったく聞く耳を持たず)「憎しみ合い、殺し合うがいい。それもまた我が力となる。まずはこの者の願い、我が力で果たそうぞ」
不敵な笑みを浮かべた清水は、そういうと2体の悪魔に合図をおくる。
DM さあ、ラストバトルだ。イニシアチブをどうぞ。
イニシアチブを取ったのはPC側。
神崎 立花、何か方法は思いつかないか?
立花 私にはわからない。
神崎 また、人殺しか‥‥
紫 気がすすまないよ。前回仕掛けたのが自分だけに(←前回のDM)とくに。(泣)エクソゼイション(憑依した悪魔を追い出す能力)がほしいよぉ。
立花 とにかく竜ちゃんに着衣の祈りをかけるために集中。コボルトはタルガジャ。威力は4。
まりあ ゴブリンはスクカジャ、命中率が2上がる。
神崎 とりあえずは小鬼Aに攻撃、命中。
DM 04で回避。
まりあ ブラウニーは前進して踊って回避。私はナイフ投げます。小鬼Aに命中。
DM 当たってる。
まりあ 17のダメージ。
紫 回復のために温存。
真藤 攻撃はファンブルだ!武器が壊れた、命運消費する。
DM 小鬼Aはブラウニーに攻撃して失敗。Bはコボルトにザン。
立花 回避はできない。
DM ダメージは振り足しで20。(笑)
立花 ダメ、命運消費。
DM 清水くんは神崎に攻撃。
神崎 よけない。(断言)
DM ダメージは‥‥ゴメン、振り足しで31。(笑)
神崎 痛い。
紫 回復してあげるよ。
2ターン目、PCの先攻。立花は集中継続、紫は神崎にディアをかける。コボルトのザンは小鬼(メジャー・インプ)Aにかわされる。神崎・真藤の攻撃はスカ、まりあのヒーホー隊の放つスクンダにより清水以外は、命中率を下げられた。清水(ハルパス)の攻撃はミス。小鬼はA・B共にバーサーク。(笑)
神崎・紫・まりあ マネキンの再来。(笑)
3ターン目、再びPCの先攻、立花は神崎に着衣の祈り、神崎は9点防御点があがった。コボルトは攻撃を命中させ、小鬼Aに、僅かながらダメージを与える。神崎はファンブルし武器を落とす。まりあ軍団(笑)は真藤にディをかける。紫もコボルトにディ。真藤は攻撃失敗。悪魔側の攻撃は、小鬼Aはバーサークから立ち直るが、Bは相変わらずバーサーク、コボルトを攻撃するも回避される。清水はまりあに不敵な笑い。
立花 するなーっ!
まりあ 高笑いで返してやる。クリティカルで成功!「おーほほほほほ!」
4ターン目もPCの先攻、立花は見鬼に集中、コボルトはMP切れ、神崎の攻撃はかわされる。まりあ軍団は、まりあの振りたし攻撃で小鬼Aを撃破、紫のディは立花を回復、真藤の攻撃は小鬼Bを攻撃し命中、大打撃を与える。悪魔の攻撃、相変わらずBはバーサークのままブラウニーを攻撃するも回避される。清水はタルカジャ。(笑)
PC達 嫌なことを〜
次のターン始めて先攻を取った悪魔側、Bは回復、清水はコボルトに攻撃するもかわされる。
立花 こわーっ。
DM ちっ。(残念)
神崎 立花の命運をなくならす気か?(笑)
一方PC側は、前衛の攻撃を片っ端からかわされた上に、ヒーホー隊がMP切れを起こして何も出来なくなってしまった。
次のターン、立花は見鬼をしかける。
立花 7レベルまで成功。
DM 小鬼はメジャー・インプだ。
立花 清水くんはわからないのね。
DM わからないよん。
続いての前衛の攻撃は当たるものの回避され、インプをなかなか倒せない。紫は回復に徹する為に見送る。ヒーホー隊に至っては、MP切れのため、まともに行動できない状態がつづく。
まりあ (ゴブリン待機の)魅力チェックファンブル。(笑)
DM ダークが増える。(笑)
まりあ ヤだ、命運で打ち消す!ゴブリンは通常攻撃。あ、またファンブル。(一同げんなり)
DM 「PCと激突、双方共に自分のレベル分ダメージを受ける」(笑)
まりあ 竜ちゃんに激突した。(笑)
神崎 迷惑な。(苦笑)
立花 今何してるの?
DM まりあ達が暴れてる。(笑)
お互い決定打を与えられぬまま、まともに攻撃できる者が少なくなってきた9ターン目、ようやくまりあのエアガンがメジャー・インプに止めをさせた。
神崎 後は‥‥
まりあ しーちゃんだけ。
PC達 どうしよう。
立花 聖別して攻撃したら、しーちゃんも傷つくかな?
紫 傷つく傷つく。刃物で刺すんだから。
神崎 手を出したくないけど、このままじゃ、こちらが一方的に傷つくだけだ。
立花 送還しようか、しかしMPが‥‥
神崎 攻撃するしかないんじゃないか?
紫 いいよ、攻撃して、私が命運提供するから。
神崎 しかし、それじゃあ、(ハルパスが清水に)とどまったままなんじゃないのか?
紫 そうかぁ。(泣)もっとESPをあげときゃよかったぁ。
なんとか助けようとするPCたち。しかし、これといった有効手段もなく、ただ、攻撃を見合わせて呼びかけるのみ。やることがなく、言うことを聞かないヒーホー隊は、次々に戻される。立花は、自己犠牲覚悟で送還に集中し始めた。
神崎 「やめるんだ!」
まりあ 「本当のあなたを取り戻して!」
しかし、清水はそんな呼びかけに耳を貸さず、タルカジャを重ねて、自らの攻撃力をあげていく。そして‥‥
清水 「強打」目標は広人。
真藤 回避失敗。
清水 ダメージ40。
PC達 うわーっ。(怖)
神崎 しかたない‥‥殴ります。このままじゃこっちがやられてしまう。
しかし、動揺の為かファンブり、武器を飛ばしてしまう。続く紫もディアに失敗。清水は真藤の攻撃に回避ファンブルし、転倒してしまう。
真藤 こけてる人殴るなんて、ますます気がひけるなぁ。
さらに次のターン、紫はなんとディアにファンブル。MP漏れをおこしてしまう。
紫 もう、MPが9しかない。(泣)
立花 送還します、成功。
清水 04で回避。(不敵な笑み)
PC達 どうしてこんな時だけ目がいいんだぁ。(泣)
神崎 攻撃はまたファンブル。武器を落とした。前回のがトラウマになってるな。
続く真藤の攻撃も回避される。清水はトゥシュを命中させるも、ダメージを与えれない。次のターン、やれるだけのことをやり、行動手段のなくなった女性陣は、最後の望みを託し、再び清水に呼びかける。
紫 なんか、何を言ってもむなしいけど‥‥
立花 「久我山さんとはどういう関係なの?」
まりあ パパーンな関係。(一同爆笑)
真藤 コギャルなコメントありがとう。(笑)
紫 それはおいといて、「人の体に入ってないで、正々堂々戦いなさいよ!」
清水 (鼻で笑う)
紫 うぐぐっ。(拳を握りしめる)
真藤 攻撃します、成功。
清水 回避失敗、「今度はこちらだ」行動はタルカジャ。(笑)
PC達 これ以上あげてどうするぅ!(泣)
神崎 みんな、ゴメン。プレイヤーの気持ちがよくわかった。(←くどいようだがDMの元締め)さっさとかたずけよう。
立花 竜ちゃんが開き直った。(笑)
しかし、前衛の攻撃は当たらない、一方、当たると大きい清水の攻撃は、真藤にヒットし大打撃を与える。
真藤 後3点しかない。(ぜいぜい)
神崎 攻撃命中。
清水 回避した。
真藤 攻撃命中!
清水 回避ファンブル、ここで命運を遣わせてもらおう。
PC達 そうかー。命運があるんだ。
清水 こっちの攻撃は「不敵な笑い」対象はまりあだ。
まりあ また高笑いで返してあげるわ。回避成功!「おーほっほほほ」
続く前衛の攻撃はまたも回避される。が、清水は‥‥
清水 神崎に「強打」。
神崎 回避しない。
清水 いいんだな?ダメージは46点。(笑)
神崎 ぐっ、残り7点か、そろそろピクシーでも呼ぶか。
立花 今頃か?
続く攻撃も相変わらず清水に回避され続け、なかなかダメージがいかない。清水の攻撃も何とか回避し続け、神崎がピクシーを呼んだこと以外、双方とも膠着状態に陥ってしまう。
紫 清水くんが復讐したいっていうんならいいけど、悪魔に取りつかれた人に復讐されるのはいやだぁ。
神崎 模造刀に持ち替える。ピクシーは広人にディ。13点回復。
真藤 ありがとう。こっちは小太刀で殴るけど失敗。
清水 「闇の障壁」聖の魔法が無効になる。
紫 大丈夫、何もないから。
神崎 秒の剣。
清水 回避ファンブル、命運消費。
真藤 小太刀で命中、ダメージ24。
清水 「ぐっ」
紫 「清水くん、サキさんあんなに心配してるのに」
清水 (耳を貸さず)攻撃、対象は広人。
真藤 回避成功、一撃でもくらったら死んでしまう‥‥
さらに膠着状態のままターンを重ねていく。ピクシーが、MP切れを起こした紫のかわりにディをかけるが、清水はタルカジャを重ね、一撃で相手をほうむりさるほどの攻撃力を持ってしまう。神崎は一の太刀に集中し、一撃にかける。真藤は小太刀での攻撃を続行、地道に清水のHPを削り、お互い後一撃、というところまで追い詰められた。
紫 「サキさんの腕を切ったのはあなたなの!?」
清水 (不敵な笑みを浮かべる)
紫 「やっぱりあんたなんだっ。ゆるさない!!」でも何もできない自分がかなしい。(泣)
真藤 小太刀でなぐる、命中。
清水 回避ファンブル、攻撃が頭部に命中。
真藤 「すまん!」ダメージ26。
DM それは殺されてますね。(一同ため息)
真藤 どうしよう、殺しちゃったよぉ。(泣)
まりあ 頭をやられちゃ即死って感じ。
紫 とりあえず駆け寄るよ。
まりあ・紫 「清水くん!」(ゆさぶる)
神崎 君達、揺さぶるんじゃない。
DM 死んでるね。
PC達 (ため息)
紫 (サキに)私たちに責任があるって言ってきたのに‥‥
真藤 また人を殺しちゃったよ。
神崎 しょうがないよ、行こう。明智に生き返らせてもらうという手もある。
PCたちは、応接室のカーテンを清水に被せ、ワードッグから手に入れたIDカードをつかって、OSビルを後にした。
重い足取りのまま、日下探偵事務所に戻る。日もくれ、人気の無い町に広がる闇が、更に重くのしかかる。
探偵事務所の中には、昼に会ったばかりの彼、明智が帰ってきていた。
PC達 「明智くん!」
すがりつくような紫たちの剣幕に押されていた明智だが、事情を聞くと一つうなづき、「わかった」と答えた。
明智 (もう一度念を入れるようにPCたちを見)「本当に生き返らせていいんだな?」
神崎 ‥‥サキさんを呼ぼうか。
紫 動かして大丈夫かな?
まりあ トゥルルルルル。(電話をかけている)「もしもし、そちらに早川さんて方がいると思うのですが」
生き返らせても、悪魔が取りついたままかもしれない、という迷いが生じたのか、紫たちはサキに判断を任せるため、信明寺に電話をかけた。住職から電話を受け取ったサキに、事情は説明せず、ただ「来てくれ」と告げる。
サキ 「わかったわ」
サキもあえて何も聞かず承諾する。けが人のサキに負担をかけまいと、紫たちもサキを迎えに出た。数分後、無事にサキ会えたものの、何を話せばいいのかわからない。サキも状況から悟ったのか、自らは何も聞かない。お互いに無言のまま、清水の待つ事務所にたどりついた。
立花 (サキを清水の前まで連れてきて)「‥‥どうすることも出来なかった」
まりあ 「ごめんなさい」(泣)
真藤 「俺たちの責任です」
紫 (鏡を取り出して)ねぇ、何とかしてくれないの?(鏡に泣きつく)
DM 鏡は何も答えない。
紫 やくたたずぅ。(泣)
神崎 「彼の知り合いは?」
サキ (清水を見つめたまま)「わからないわ、この子、自分のことはあまり話さなかったから」
神崎 「‥‥責任を押しつけるようで悪いけど、彼に一番近いのはあなただし、彼が一番心を開いていたのもあなただと思う。だから彼を生き返らせるかどうするかは、あなたに任せたい」
立花 「ただ、憑依されていたから、どうなるかはわからないけど」
サキ ‥‥‥‥。
神崎 「他にも方法はある。‥‥解決法が見つかるまで、つららちゃんに氷付けにしてもらう」(一同爆笑)
神崎以外のPC そうしようか。
紫 私、もっとESPあげるからそれまで待って。
立花 「つららちゃんの携帯のナンバーならわかるわ」
すかさずつららちゃんにTELを入れる立花。電話はすぐにつながった。
神崎 「あの、つららちゃん‥‥」
神崎の決死の覚悟が実ってか、「そういうことならすぐ行くわ」と、快い返答が帰ってきた。それから間もなく、つららは事務所に姿を表した。かけつけたつららに改めて事情を説明する。
明智 「この上に、魔法関係の物を保存しておく部屋がある。そこに安置しておくのがいいんじゃないか?」
つらら (明智の言葉に頷き)「じゃ、やるわよ」
言うとつららは魔法を唱えだす。清水を眠りにつかせるための魔法を。
サキは清水を覆う氷の柩が完成するのを見届けると、紫たちを振り返り、
「ごめんね、巻き込んでしまって」
と誤った。紫たちの胸が、複雑な思いに満たされる。
紫が何か言いだそうと口を開く前に、サキが笑顔で言葉を続けた。
「みんな、そんなに暗くならないで、別に誰のせいでもないんだから、じゃ、私、帰るわね」
明るくそう言い扉に向かいかけ、ハッと思い出したように真藤のほうを振り返った。
「そうそう広人くん、約束忘れないでね」
あくまで明るい笑顔でそう言い残すとサキは部屋を後にした。
重かった部屋の空気が少し軽くなる。
「サキさん、結構強いひとだね」
そう呟く紫の声も心なしか和らいでいる。
「日下の人は、みんなそういう人達だから」
事務所に残る、四人のゴーストスイーパーを見、神崎は苦笑まじりに答えた。
「ね、私たちも帰ろうか」
少し、元気を取り戻したまりあの声に、紫たちは頷き、サキに続いて事務所を後にした。
人はいろんな感情を持つわ、でも、自分を見失わないで。
自分を見失ってしまっては、得られるものは少ないから‥‥‥
to be continued・・・