怒羅衛門SP 第10巻(つ・・ついに10巻!!)
・・・俺達の世界に戻るため
・・・せっかく追いつめたゴルディンが分身だった・・・
そして、分身は俺達の世界に本体がいるというのだ!!
・・・まったく・・戻る方法はゴルディンの野郎が教えて
はくれたものの、またゴルディンの手下がそこを守ってい
るという・・・・・冗談じゃねぇーーーーーーー!!!
「・・・・くっそー!!5日以内か・・・だが、俺達の世
界だ!!放ってはおけない!!」
俺は今頃、やけに戦闘が多いと思っていた・・・俺の住ん
でた世界ではこんな事はなかったのだが・・・・怒羅衛門
が俺とギリは勇者の血を引いていると言ってたがこれも勇
者の定められた運命なのか・・・・・それとも・・・単な
る偶然なのか・・・・・・とにかく、どうやらゴルディン
は俺の世界とこの世界・ドレモンを自由に行き来できるよ
うだ。そして、奴は早く来い、「バジル・ウィーザー」と
言った・・・奴の狙いはこの俺だ!!・・しかし、なぜ俺
を狙う?俺が勇者だからか・・
「・・えぇーい!!そんな事はゴルディンをぶっ潰して聞
けばいいことだ!!!」
「・・・何が?・・」
いきなりトシヒサが・・・・・・
「うるせぇ!!だまってろクソ猿!!」
バキッ!!ドカッ!!ズドーン!!!
俺に殴られて吹っ飛んでくトシヒサ・・・強く殴りすぎた
か・・・・?
「・・・ま、今考えてもどうにもならないし、さっさとゴ
ルディンをぶっ潰しに行こうぜ!!!」
「よし、ならばこの怒羅衛門にまかせろ!!」
「・・え?怒羅衛門、正確な場所が分かるのか!?」
「ああ、1回ほどその洞窟に行った事がある・・・まぁ、
ただ空飛んでて偶然見つけただけだが・・・」
「それで?中の構造は?」
皆の視線が怒羅衛門に集まる。
「・・・それは、な・・・・」
「それは!!?」
「・・・はははは・・・恐くなって帰って来た・・・はは
・・・ははははは・・」
ちゅどーーーーーーん!!!(ずっこけた)
「・・お゛・・お゛い゛・・・・・・」
・・・こ・・・こいつ・・・・
「お前!!それでも神かよ!?中ぐらい入って探れよな!
お前は俺達をのけたらこの世界で一番強いんだろ!!」
「・・・・い・・いや・・・その・・・す・すまん・・」
「すまんじゃねぇ!!」
俺は怒羅衛門を殴ったろうかと思ったが、その前にギリが言
う。
「神が恐くなって入らないと言うのだから何かあったのでは
ないのか?」
「そうだよ!!たとえば怒羅衛門の嫌いな寝頭身(ねずみ)
とか・・・・」
そう言ったのは、言うまでもなくトシヒサである
「お前はいつもうるさいんだよ!!その辺でバナナでも食っ
とけ!!アホ!!」
「しくしくしくしくしく・・・・・・」
トシヒサが泣き出してしまった。だが、誰も相手にはしてい
ない。
「しくしく・・・」
「あーーーー!!うるさい!!!猿っ!!!」
「しくしくしくしくしくしくしくしくしくしく・・・」
「もう泣くのやめろーーー!!!うるさぁぁぁーーい!!」
・・・あれから泣くトシヒサを超破壊光術(メルト オブ フレア)で
眠らせたあと、怒羅衛門は話し始めた。
「洞窟の前で恐くなって帰った、と言ったがそれはな、あの
洞窟からは気が変になるくらい激しい邪気が漂ってたんだ。
だから、さすがの俺も恐くなって・・・」
「そうか、もういい、分かった。そんならその場所までの案
内頼んだぜ!!」
「・・・わ・・分かった」
「そこへ行って手下を倒せばゴルディンの所に行けるんだな
、バジル。」
「そういう事だろうな、ギリ」
「・・・よし、じゃあ出発するか!!」
「おお!!道間違えるなよ怒羅衛門!!」
・・・よし、・・・・ん?トシヒサの奴まだ寝てる・・・・
「おい、トシヒサ!!起きろ、行くぞ!!」
「・・・・・う・・・ううん・・・はっ!!・・・・・・・
バ・・バジル、起きろじゃなくてお前が俺を気絶させたんだ
ろうが!!!」
「・・・あっそ。ならもうちょっと眠ってもらおうか」
「・・・え゛・・・」
「熱炎豪魔竜(フラム デス ドラグ)!!」
ズドーーーン!!・・・ぱたっ・・トシヒサは倒れた
「悪いが脳飛多、トシヒサをかついどけ」
「・・・・・な・・・なんで俺が・・・」
嫌々トシヒサをかつぐ脳飛多だった・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・そして、歩くこと3時間・・・・・
「・・・ふぅ、・・ついたぞ・・・ここだ」
・・・うっ!!・・・・こ・・・この気は・・・!!
「・・・ぐっ、本当に凄い邪気を発してやがる・・・怒羅衛
門の言った事も本当か・・・・」
本当に気分が悪くなりそうだ。だが、ここを通る以外に俺の
世界に戻る方法はない!!
「ぐ!!ひるむな、行くぞ!!」
俺は先頭に立って入った
「どーだ?中は」
洞窟の前でギリが言う
「ああ、どーやら一本道のようだ・・・じゃない!!お前ら
もくるんだよ!!」
「・・・仕方ない、行くか」
ギリ達が入って来た
そして、進むこと30分・・・・
「・・・・ん?ああーーーっ!!脳飛多!!トシヒサは!?
あのバカは何処行った!?」
「ワキガ臭いので捨てた」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「どーする?」
「どうしよー」
「別にあいつがいても役には立たんが」
「そーだな・・・」
「まー、いちおうほっとくのはむごいから」
「むごいから?」
「地図を渡してこい」
「誰が?」
「・・・・・・・・・・・」
全員の視線が脳飛多に集中
「・・・・ん?えっ?俺・・・?」
全員がうなずく
「・・・・・・くそー!!トシヒサがいないと次に馬鹿な俺か
よ・・・行ってくればいいんだろ・・・」
脳飛多はトシヒサを拾いに戻っていった(拾う・・・?)
それから更に1時間・・・
俺達は変わった所へ出ていた
「・・・こ・・ここは・・・」
俺達の前に広がる地下古代都市の廃虚・・・
「噂に聞いた事がある・・・世界の何処かに埋もれし古代都市
・・聖剣を使い、気体系モンスター・ゴーヴを封じた場所・・
・・・俺はそう聞いた・・」
「・・本当か?怒羅衛門?」
「分からん・・・だが、地下古代都市の廃虚なんてそう簡単に
あるものではなかろう・・それに、あくまでも聞いた話だ」
「だが、この凄まじい邪気は・・・まさか・・・」
「・・・・その通りだ・・・・」
!!!!
「だれだっ!!」
「我がゴルディン様のもう片方の腕と言われた(もう一人はズ
ゥルトというのがいたの覚えてる?)ゴーヴ!!」
「何処にいる!!」
「我は気体神と言われたことがある・・・我には実体がないの
だよ!!」
「・・・て、ことは・・・通常攻撃効かないって事か?」
「・・・・・その通り・・・我に効くのは魔法のみ・・・・・
だが、何処にいるか分かるまい!!」
「・・・それがどーにかなるんだよ」
「・・・ふ・・ならばやってみるがいい!!」
「おい怒羅衛門、洞窟が壊れんようにこのフロア全体に結界を
張ってくれ」
「分かった・・・・・ハアッ!!・・・・よし、結界を張った
ぞ・・あとは好きにしろ」
「よーし、ギリ!!いっちょやるか!!」
「おおっ!!ド派手にな!!」
「・・・・・・き・・貴様ら!!・・・まさか・・」
「超破壊光術(メルト オブ フレア)!!」
「熱炎豪魔竜(フラム デス ドラグ)!!」
「冷気呪縛陣(ホールド フリージー)!!」
「三連爆炎(トリプ ザ フレイ)!!」
「雷光撃破(ライトニング ショック)!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・俺達2人は魔法力が尽きるまで魔法を連射した!!!
「・・・・お・・・お前らは・・・鬼か・・・?」
ゴーヴは最後にそう言ったまま、周りから邪気が消えた
・・・それが、気体神と呼ばれた者の最後だった
「全然大した事なかったな・・・」
「・・・さあ!!行こう!!俺達の世界に!!」
さあ!!次こそ本当のゴルディンとの決戦だ!!
次回11巻を待て!!