怒羅衛門SP    第7巻・・・魔界契約の恐ろしき力

5神+トシヒサは俺が「伝説竜召喚魔法(バハムート)」
を唱える3分の間、時間稼ぎしてもらう事になった。
・・・しかし、グゥラウィの数倍の力を持つと言うズゥル
トを相手にたったの3分ももつかどうか・・・

「トシヒサ、魔法を使えるようになったからといって油断
するなよ!!お前は後ろから援護してくれればいいから」
と、言う怒羅衛門。
「わ・・・分かった、さすがに殺されたくはないから・・
・・・」
「・・・かかってこんのか?5神達よ・・・」
ズゥルトがそう言うと、邪異暗が飛び掛かる!!
「フルパワー火炎吐息!!」
フルパワーの火炎ブレスがズゥルトを襲う!!
・・・・しかしっ!!
「フン!!こざかしいっ!!」
ズゥルトが手を広げるとギリの能力をいきなり使ってきた!
「熱炎豪魔竜(フラム デス ドラグ)!!」
邪異暗の火炎ブレスは熱炎豪魔竜に吸収され、邪異暗に迫っ
てくる!!
「力と防御なら5神中最強の俺をなめるなよ!!」
ドガァァァン!!
邪異暗がそう言ったとたんに熱炎豪魔竜が命中!!
「・・・まず1人、次は誰なのか・・・」
ズゥルトがそう言おうとしたとき
「・・力と防御なら5神中最強だと言っただろう!!」
邪異暗は熱炎豪魔竜に耐え、力を溜めていた!!
「くらえっ!!」
邪異暗は強力なパンチをするが、いとも簡単に避けられる
「5神中、力と防御は最強かも知れんがその巨体ではスピー
ドが出なく、俺に攻撃を当てる事は出来ぬだろう!!」
「・・・ぐっ!!くっ・・・くそっ!!」
邪異暗の不敵の顔が恐怖の表情に変わる・・・
「まずはキサマからだ!!死ねっ!!邪異暗っ!!」
ドカッ!!バキッ!!ズガガガガ!!!
「・・・・・ぐ・・・ぁ・・・っ・・・・・・・」
防御最強の邪異暗があっと言う間に戦闘不能状態に陥る!!
「小型雷光弾(リトル サンダー)!!」
トシヒサがズゥルトめがけて魔法を放つ!!
強敵相手になぜ小型を放つかと思うかもしれんが、トシヒサ
はこれでもフルパワーで頑張ってるのだ!!!
だが、攻撃したトシヒサが次に狙われてしまい、さっきの魔
法は逆に悪影響になってしまった!!(トシヒサの場合いつ
もこうなるのは目にみえているかもしれんが・・)
「死ねぇっ!!」
ドカッ!!
トシヒサが吹っ飛ばされる。
だが、その後ろから魔法の完成した俺が攻撃!!!
「伝説竜召喚魔法(バハムート)よ!!我に宿りて力を与え
よ!!!」
俺は、伝説竜召喚魔法を放つだけでは勝てないと分かってい
た!!そこで、強力なこの魔法を俺の体に吸収し、強大な力
を得て、奴を倒す事にした!!!
「勝負だ!!ズゥルトッ!!」
攻撃力、防御、素早さ、魔法力の全てが数十倍になった俺は
ズゥルトに瞬速の拳を20から30発も一瞬のうちに叩き込
む!!!
「グァッ!!!なにぃぃぃッッ!!ば・・・っ・・馬鹿なぁ
っ!!」
「馬鹿はお前だっ!俺が魔法の力を吸収できるとは知らなか
っただろう、まぁ自分の魔法しか吸収できないがな!!」
その途端!!俺が敵を空中に蹴り上げる!!そして、今度は
敵の上に飛んでゆき、力を込めて叩き落とす!!
      ズッガーーーーーーーーーン!!!
「・・・・・・ば・・・・馬鹿な・・・こんなハズでは・・
・・・!!!しまった・・!!・・・ダ・・・ダメージが大
きすぎる・・・お・・俺とギリが・・・離れて・・しまう・
・・」
シュゥゥゥゥゥゥ・・・
ギリが元に戻った!!!ズゥルトが言ったとおりギリにはダ
メージがいっていない。(第6巻参照)
「俺達の勝ちだな!!」
俺がギリに言う、だが、ギリは
「何があったんだ?今まで?」
・・・ぜんぜん記憶にないらしい
ズゥルトがよろよろと立ち上がる
「最後のあがきか?」
俺は余裕で言う
ズゥルトは人間には聞き取れないような呪文を唱えている。
「奴を倒さんのか!?」
怒羅衛門があせって言う。
「どうせ奴は死にぞこないだ、最後のあがきくらいさせてや
ろうではないか」
「・・・そ・・そうだな」
「&’@#%($#+*’()”$&$”&’&% ̄ ̄&#
&$%# ̄ ̄$&&$%@@&%’($#!!!」
ズゥルトが訳の分からん魔法を唱えおわった
「冥界、魔界の神よ!!我に力を貸し給え!!!」
・・・な・・なんだってぇぇ!!?
その途端、ズゥルトからとてつもない力が生まれる!!
「・・くそっ!!とどめをさすんだった!!」
「大丈夫・・俺の体には今、伝説竜召喚魔法(バハムート)
が宿っている!!」
そうは言ったが、つぎの瞬間、悪夢が起こった!!
「ぐあっ!!」
俺の体から血が飛び出す!!!
「なっ・・・何だ!?」
ギリが驚きながら言う
「ぐぅ・・伝説竜召喚魔法(バハムート)は人間の体には、
強すぎるか・・暴走をはじめやがった・・」
「魔法を早くとけ!!バジル!!!」
怒羅衛門が慌てて言う!!
「・・それはできない・・」
「なぜっ!?」
「これをとけば、もう奴とまともに戦えるものがいなくなる
・・」
「俺とお前ならどうにかなるんじゃ・・」
「駄目だ・・ギリ、強さの次元が違いすぎる・・・・・・・
俺が果てるのが先か・・奴を倒すのが先か・・・」
「分かった・・だが、バジルよ・・俺も戦う!!俺もお前と
同様、魔法を宿らせることはできる!!」
「熱炎豪魔竜(フレム デス ドラグ)よ!!我に宿りて、力を与
えよ!!」
「俺もやってみる・・・」
トシヒサが言う
「小型雷光弾(リトル サンダー)よ!!我に宿りて、力を与えよ
!!」
・・・ドカーーーーン!!!
やっぱりトシヒサは失敗した・・・
「お・・・俺だけなんでいつも・・・」
「修行不足!!!」
5神全員に言われるトシヒサ・・・むごい・・
「ズゥルト・・再び戦う前に一つ聞きたいことがある、お前
のその力、どうやって引き出した?魔界や冥界の神に力を貸
してもらうような術だったようだが、お前のそのパワーから
は、他の者の力は感じ取れないのだが・・どう考えてもお前
一人のパワーがアップしてるだけだ。」
俺がそう言うと、ズゥルトは笑いながら言う。
「あの呪文は、魔界と冥界の神に魔界契約してもらうための
呪文だ。力を貸し給えというのは、魔界契約するのに力を貸
してくれと言うことだ・・そして、魔界契約というのは自分
の邪悪パワーを限界にまで引き出し、超人に変えてしまうも
のだ。邪悪な力が高ければ高いほど超強力な戦士が生まれる
わけだ。そして、筋力や体力関係なくとにかく邪悪な心を持
つ者が強くなれる。実際に約100年前、魔王に限りなく近
い戦闘力を魔界契約で手に入れた者がいる。しかし、勇者に
説得され、善の心を持った途端に力は激減してしまったとい
う。邪悪な心を失えば当然、魔界契約の力は激減する。そし
て、その男は力が失われたのも知らず、魔王に勝負を挑み、
敗れ去ったと言う。その時の力は魔界契約で強くなっていた
ときの10分の1もなかったという・・・」
・・・なるほど・・・
話が終わった途端、俺とギリは戦闘体型に入った!!
俺は体から血を流し、ギリは熱炎豪魔竜を吸収しているがあ
まりの熱のため、かなり苦しそうだ・・・それなのにズゥル
トときたら完全に傷は治り、最高の状態になっている・・・
超破壊光術(メルト オブ フレア)を今の伝説竜召喚魔法(バハム
ート)を吸収している上からさらに吸収してやろうとは思う
が、伝説竜召喚魔法だけで人間の体(俺の体、普通の人間な
らさっきのトシヒサのように暴走してしまう)は限界にくる
のにさらに魔法を吸収しようものなら、それこそ体が肉塊と
化してしまう・・・
だが・・・
「・・・やらなきゃしょーがねーな・・」
俺は戦闘不能にならないうちに済ませるつもりでフルパワー
でズゥルトに攻撃を仕掛けた!!
「でやあああああぁぁぁぁぁっっっ!!!」
ドカドカドカドカッッ!!
俺が攻撃し終わると今度は反撃してきた!!
「バジル・ウィーザー!!死ねぇぇっ!!
魔界破滅拳ッ!!」
ものすごい攻撃をしてくる!!
「負けるかぁぁぁっ!!」
奴のパンチの雨を俺はどうにか全て避ける!!
どうやら、力は互角。だが、俺は徐々に体力が減りつつある
早く決着をつけなければ!!
奴のパンチを避けた俺は、エクスカリバーを抜く!!
「邪悪なる者め、この聖剣エクスカリバーを受けてみろ!」
俺は奴に剣を振り下ろす!!!
「ウオオオオオオッ!!!」
なんと、邪悪なる者が一番苦手としている聖なる力をもつこ
の剣をうけとめたっ!!
「ふざけるな!!その程度で俺を倒せるか!!」
バキッッ!!
俺はまともにパンチを食らい吹っ飛ばされた!!
「ぐあっ!!」
「大丈夫か!!バジル!!」
ギリは、戦おうとしているが、俺達の戦いで熱炎豪魔竜程度
を吸収したくらいではついていけないというのが分かったよ
うである。
「おっ・・おう!!どうにか大丈夫だ!!」
しかし、この聖剣エクスカリバーが効かないとは・・・・・
・・いや・・少なくとも斬れれば聖なる力が体に入り、かな
りのダメージを与えられるハズだ・・・
・・・・・どうすれば・・・・
・・・・・・・!!!
剣を見ていた俺は、凄いことに気づいた!!
・・体に魔法を吸収できるなら、剣にもできるハズ!!!
「俺の力を見せてやる!!」
俺は剣に魔力を注いだ!!!・・・そしてっ!!!
「くらえっ!!新必殺!!!」
ズゥルトが防御態勢にはいる!!!
だが俺は構わず魔法を剣に発動した!!それだけ今は自信が
あったのだ!!
「いくぜぇぇっっ!超破壊神剣(メルト オブ エクスカリバー)!!」
光り輝くエクスカリバーで斬りつけるっ!!!
                         ・・続く
今回は長かったです・・・・疲れたので・・・・・
・・・・さようなら・・・
次号・第8巻を待て!!