熊本にRバッジオを呼ぼう!

(DCサカつく版集大成プロジェクト「KBY」)


第9章 残された課題


8年目注目の選手・スタッフ
霜田 大介 FW 「世界レベルのヘディング」が武器。
しかしその能力にも次第に衰えが。
エースとしての意地をどこまで見せるか。
那智 清隆 FW 能力そのものは霜田をはるかに超える。
システム・戦術理解も実に優秀なのだが
ここにきて大きな問題が発覚する事に。
新谷 友樹 MF ボランチとしては日本屈指。
ロッサ黄金期を支えるであろう選手。
ポストプレイへの理解も良い。


■ポストプレイヤー■

順調かに見えた補強であったが意外な落とし穴があった。
それも那智自身ではどうしようもない大きな問題。
彼は戦術的にこそポストプレイへの理解は深いものの、
ポストプレイヤーとしてはまったく機能しなかったのだ。

なぜか?
それはまさに「身長」にあった。
FW霜田の身長は187cm。ヘディングも強く、
ポストプレイヤーとして十分な資質を持っているわけだ。
これに対し、那智は169cm。たしかに得点能力はあるが
高さを必要とするポストの仕事は努まらない。
彼にとって克服する事のできない要素となっていたのである。

4−5−1をシステムとするロッサでは、どうしても
FWがポストプレイをこなさなければならない。
世界を狙う上で那智の得点能力は間違いなく必要なのだが、
今は霜田に試合を任せ、彼には留学に行ってもらうことにした。
それが正しいとは思わない。しかし、今はそれしかなかった。


■ダブルボランチ■

4−5−1の大きなポイントは中盤の支配力強化。
5人のMFのうち3人が攻めにまわるとすれば、
残る2人は当然後ろで守った方が賢明である。

実際MF吉本はよくやっていた。
だがもう一人のMFが頼りないこともあって
その負担も半端ではないと容易に想像できたわけで、
こちらとしてもその問題を解決すべく、
良い守備的MFを探している最中でもあった。

朗報が届いたのはシーズンも佳境に入る9月だった。
新谷 友樹(19)。攻守に活躍できる視野を持つMFだ。

よく守備的MFとボランチの違いを聞かれるのだが、
基本的に違いはない。ボランチとはフランス語で「舵」の意味。
しかし攻撃の起点となるパスを出すという点では、
少なくとも「守備的」だけではないかもしれない。
ボランチにはやや「攻撃的」なニュアンスも含まれている
と言っても過言ではないと思う。

こうしてボランチを2枚にして強力な布陣となったロッサは
悲願の世界クラブトーナメントを制したのであった。


[8年目]

1STシーズン 優勝

2NDシーズン 優勝

南アフリカカップ 優勝

世界クラブトーナメント 優勝


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