99年6月3日
セイレーン聖音選手のインタビューから2日後の6月3日、
セイレーン聖音選手の復帰後初の試合はその日のセミファイナル、
「セイレーン聖音、サオリカザンスキー組対
スパイラル魔夜、星野叫子組」の、話題の渦中にある師弟同士が闘う
タッグマッチとなった。
俄然、マスコミはこの試合の動向に注目する。
試合内容は極めて地味なレスリング中心の展開で始まった、
しかし、これが不自然に長引き破軍お得意の「場外乱闘、凶器攻撃」
の出る気配が無い。
試合経過が10分になっても、オーソドックスな展開が続く…、
観客の中からはブーイングを出すものも出てきた。
ここで、聖音組がヒートアップ、破軍組のお株を奪う
場外乱闘、凶器攻撃を繰り出す。
しかし、破軍はあくまでレスリングテクニックでの
反撃を行うのみだった。
試合結果は、純粋な技の攻防が続き、17分に魔夜がスパイラルスープレックス
で聖音からフォール勝ちを収めた。
試合後、聖音がこの行動に疑問を感じ「なんで反則しない?!!」と叫ぶ。
それに対し魔夜は「破軍の証明は反則じゃない!そこにある魂だけだ!!」と叫び返す。
この発言に対して観客の大半は大声援を与えたが(一部、ブーイングもあった)、
そこで事件が起こった。
突如サオリが魔夜に向かって突進。マウントポジションを取り、
顔面にパンチを浴びせたのである。
一瞬にして会場が騒然となる。
魔夜の隣にいた星野が真っ先にサオリを引き離すが、サオリの暴走は収まらない。
サオリは叫んだ
「オラの「魂」はどうなるんだ!?
ただ「強えヤツと思いっきり闘ってオラも強くなりてぇ」って言う
オラの気持ちだけが、何で認められネェんだ!?」
これに対して星野が張り手一閃、サオリに掴みかかった。
「いい気になるな!!
「自分は本当は強いのに」なんてフザケた泣き言、言うのか!?
わかった、「アルティメット」だ!
そこで思いっきり闘え!
私がやってやる!
ガチンコやってやろうじゃねぇか!
テメェに負けるワケがねぇ!」
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