「FMN」EXシリーズ第13話です。


どうぞ!!

第13話「めぐみのツアーコンダクター」
 もうすぐ・・・また・・・・
あなたに逢えるのですね・・・・・・
8月を迎えようとしているある日、橘さんから電話を
もらいました。
「もしもし、めぐみです。あ、橘さん。元気だった?」
「うん。」
こうして聞くと、久しぶりに電話をしているようですけど
昨日も電話していました。
橘さんも受験で結構大変らしいですけど、この距離では
せいぜい頑張っての電話しか出来ないのが悲しいです。
で、今日の電話の内容は、正式に北海道に来る事が決まった。
という話なんです。本当に嬉しくなってしまいます。
「それじゃぁ、楽しみにしてるね。」
「それじゃ・・・・」

次の日・・・・
「よいっしょっと!!」
私は、家にあったものから、本屋さんで買ってきたものから
ありとあらゆるガイドブックを部屋の机に置きました。
「にゃぁ?」
「さぁ、クロちゃん。頑張っていくわよ!」
「にゃぁ〜」
「橘さんが、北海道にまた来てくれるんだから気合い
入れなきゃ」
私は、北海道の名所といわれるいろいろな所を橘さん
に紹介して、受験の疲れを吹っ飛ばしてもらおうと考えて
どこに行くかガイドブックを見ていました。
「へぇ〜、有数のカルデラ湖なんだ。覚えていったら
橘さんも感心してくれるかな?」
私は、支笏湖の情報を見て感心していました。
きっと・・・・
「ここが、有名なカルデラ湖でございまぁ〜す。」
「へぇ〜。めぐみちゃんって物知りなんだね。」
「にゃぁ!」
「なぁ〜んて・・・・・フフフっ・・・・・」
「にゃぁ!!」
私は1人、部屋の中でその日の事を思い描いていました。
「う〜ん。後は何処がいいかな?」
私は、どこに行こうか迷っていました。なにしろ橘さんが
北海道にいられるのは、ほんの数日という事で出来るだけ
いろんな所に連れて行きたいと思ったからです。
そうなると、出来るだけ思い出をいっぱい作れる所にと
考えてしまいます。
「そうだ!!」
それからは、いろいろな中から「ここだ!!」という所を
選びました。
気づいてみると何時間も経っていました。
「めぐみ〜、もうすぐ夕方の搾乳の時間よ。」
お母さんの声がします。
「はぁ〜い。今行く!!」
橘さんを招待するには、お父さん達にもお休みの許しを
貰わなければならないので、今は張り切ってお手伝いしなきゃ
って、頑張っています。

こうして・・・・
搾乳のお手伝いも終わって、晩ご飯を食べて再び部屋に戻って
来ました。
その頃には、もう疲れてしまいました。
今日は少し早めに寝ようと、お風呂にも入ってきて、ゆっくりと
ベットの上でさっきのガイドブックを見ていました。
「ふぁぁ〜」
今日は、いつもより忙しかった為か知らず知らずの内に眠って
しまっていました。
「フフフ・・・・」
私は、夢の中で橘さんと楽しく笑っていました。
それは・・・・未来に見る夢でした。
そう・・・本当に近い明日のような未来です・・・・

EXシリーズ第13話 おしまい。



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