FMN第4章です。
第4章『星空のメロディー』
北の夜は、すっかり涼しくなりました。
私も、受験勉強に取り組む毎日が続いて
ます。
『ふぅ〜っ』
勉強している傍らには、小さ目のラジ
カセが置いてあり、そこからは音楽が
流れてきていた。
よく、『ながら勉強』は身にならないと
いう人もいるけど、私は、ただただ静かな
ところよりも、少しだけの音楽がある方が
勉強の能率が上がるのである。
『つづいてのリクエストは、札幌の・・・。』
流れるのは、地元のラジオ局のリクエスト
番組だった。けっこう気に入ってて、よく
聴いている。
今日も、そのラジオを聴いていると私の
琴線に触れる曲が流れた。
『あなたと2人で歩いた〜北の〜』
その曲は、あの人と出会った時を思い出
させる様な曲だった。
『夏の思い出〜』
私は、いつの間にかに勉強するその手を
止めて聞き入っていた。
『只今の曲は『夏の思い出』でした。』
私は、その曲を忘れない様にノートの
端に、メモをしていた。
数日後、私はCDショップでそのCDを
探していた。
『えーと、な、な、夏の・・・。
あった。』
そのCDにはひまわりと雲のある青空の
イラストが描いてあった。
『ありがとうございました〜。』
私は、そのCDを早速聴いてみた。
ラジオでも、聴いてみたけどCDであらた
めて聴いてみると、心に染みるいい歌だ。
『ふふふっ、ふふふ〜ん・・・。』
気付くと鼻歌まで出てくる程聞き入って
いた。
『どうしたのめぐみちゃん?機嫌が
いいわね。』
『え、あ、あぁ・・・。ちょっとね』
お母さんに問いかけられて、ドキッとして
しまった。
そして、その数日後。私はあの番組に
葉書を出してみた。
そして・・・。
『次のおハガキは、美瑛町からいただいた
Pn『クロちゃん』さんから・・・。』
そう聴いた時、『私だ。』とびっくり
してた。
『そう・・・。クロちゃん、そんないい
出会いしたのね。それでは、リクエストは
『夏の思い出』です。』
私は、ラジオの前で真っ赤になって
しまった。よく、ラジオとかの常連とか
いう人達がいるけど、あの人達は自分の
ハガキが読まれる度にこんなにドキドキして
しまうのだろうか?
そんな事をついつい考えてしまった。
『さ〜てと、もう一頑張り。』
私は、再び机の前に向かい勉強を続けた。
あの曲を口ずさみながら・・・。
つづく。

第4章のイメージイラストです。
今章のもかわいいですねぇ!!
今回もAsiaAquAさまから頂き
ました。(毎回ありがとうございます。)
私の様な『ながら族』は実感のある1枚
です。(^^;)

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です
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