opt.シリーズ第4話です。


どうぞ!!

「歌を作ろう、あなたの為に・・・」

 北海道も冬の足跡が聞こえる様になってきました。
中学校生活ももうすぐおしまいです。
そんな、ある日に国語の授業で面白い事がありました。

「よーし、今からプリントを配る。」
「えーっ、テストっすかぁ。」
国語の大橋先生がプリントを配り始めると、一人の男子生徒が
それに併せてチャチャを入れていました。
正直言って、私も抜き打ちテストだったら嫌だなぁって思いました。
しかし、そのプリントはテスト用紙ではありませんでした。
表の上の方に1本の線と名前の欄があるだけの物でした。

「よーし、みんなに行き渡ったな!」
「先生、これで何をするんですか?」
「いい質問だ。これからみんなには歌を作ってもらう。」
「え〜っ、なんですかそれ!」
「歌はいいもんだぞ。歌詞には作った人の想いが込められて
いるからな。今回はみんなの想いをそのプリントに詰め込んでくれ。」
「はーい。」
 私は、今回の課題にもっとびっくりしていました。
作詞・・・・私もよく歌を聞きますが歌詞についてはそれ程
深く考えた事がありませんでした。
せいぜい、いい曲だなぁって感じで・・・・

「詞はどんな事でもいいぞ!ただし、有名人の曲の写しは
いかんからな!!」
私は、どんな詞にしたらいいか、ずっと考えていました。
「めぐみ〜っ。決まった?」
私の親友の美穂ちゃんとちはるちゃんが後ろの席からやってきました。
「う〜、全然。ちはるちゃん達は?」
「う、それを言われるとツライ。」
美穂ちゃんも悩んでました。
「私は、大好きなあのバンドのボーカルの人をイメージした
感じかな?」
「そっかぁ。」
ちはるちゃんは、もう決めたそうです。
「私も今、悩んでいるんだよね〜」
そう言うと、2人はクスクス笑っていました。
「どうして笑うの?」
「だぁ〜って、ねぇ。」
「そうそう、めぐみにもしっかりとしたモチーフがあるじゃない。」
「へっ?」
「あの人よ。あの夏休みに来てたっていう人の事を詞にすれば
いいじゃないの。」
「あ、あの人は・・・」
「かわいいわね。耳まで真っ赤っか。」
「ちがうもん。」
「あの人に捧げるラブソングなんていいんじゃないの?」
「も〜っ、2人とも!!」
 そういいながら、私も橘さんの事を想って詞を作ろうかなぁって
考えていました。
でも、どうしたらいいのかなぁ。
ふとそんな時に、いつもしている電話の事を考えました。
楽しい話、ブルーになって励ましてもらった時の話・・・・
思わず引っ込みが付かなくて言い争ってしまった話
いろんな話・・・・・
そんな時に私はどう思ったろうか?
美瑛と東京・・・この離れた距離を埋めてくれる不思議な電話。
そんな事を思っていたら、流れるように歌詞が思い付きました。
よく、作詞家の人が歌詞の神様が降りてくるのを待って来た時
に曲が出来るって言ってたけどこういう感じでしょうか。

「よし、提出してくれ。」
私は出来上がった歌詞のプリントを提出しました。

その数日後。先生のコメント付きでそのプリントが返って
来ました。
そのコメントは・・・・。
「良く出来てます。もしかして、体験談か?」
って、書いてました。
今度、橘さんヘの手紙にもこの歌詞を書いて送ろうかな?って
思いました。

第4話 おしまい。

おしらせです!!
 こんにちは、めぐみです。なんでも私の書いた詞が、ここのHP
あるページに後日載るそうです。
恥ずかしいですけど、楽しみにしていてくださいね。
では、いつも読んで頂いてありがとうございます。
                     愛田 めぐみでした。



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