〜〜〜死の行き止まり〜〜〜




 幾千幾万の漫画達のなかで、いい意味でも悪い意味でも注目すべき作がある……。その
中でも特に注目すべきものたちについて述べているのがここ、『死の行き止まり』である。
なぜ『死の行き止まり』であるか?というと主に述べられているのがすでに白骨化したく
そ漫画たちで占められているからだ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏……。        


ファイブスター物語
 一部に猛烈なファンを擁するこの作品、高校生の頃は好きだったが今になるともう…
ダメだよあんた、こんなんじゃあさあ…といいたくなるものに思えてならん。
 なんていうかさあ……登場人物全員ゴルゴ13。しかも輪をかけたゴルゴ。これは神
話で登場人物は神様なんだから何でもありみたいなこと言われたってそれで物事片付け
られちゃあお話にならん。耽美主義にはしりすぎた、大上段にかまえて偉そうな輩しか
キャラがいない駄作。
 メカはいいよ。……そりゃあメカはね。でもなんだかんだいって二足歩行兵器にこだ
わりつづける点はどんなに理屈をこねてみてもね。ダメ。



美味しんぼ  ……キャラの人格変わりすぎ。いくらなんでも。海原雄山良い人になり過ぎ。そんな
人格者なら御飯をそこら中にぶちまけたり、大原社主を口汚く罵るかいな。どうせなら
もっと極悪人にしろっての。それに小泉編集局長も。『大原社主に喧嘩を売りつづけて
出世し続けたのはあいつだけ』じゃなかったのか?今じゃ一番媚びを売り続けて出世し
ようとする男になってしまった。
 それに。至高のメニューと対戦するあたりまでは現在の食品の問題提起だったり間違
った認識を正すものだったのに、最近じゃあ食べ物による結婚の仲介や喧嘩の仲裁とか
しかやっとらん。またその理屈が強引すぎ。飯食ってめちゃめちゃな理屈をこねられて
それで仲直り、もしくは結婚にいたる。そんなヤツはいねえよ。ネタが尽きたからって
そんなことすんな。どうせなら潔く終わってしまえ!
 それと。究極のメニュー対至高のメニューはいつのまにかどっちがより高尚なテーマ
性をもっているか、で勝負が決まるようになりました。……うまけりゃいいだろ、うま
けりゃさあ……。
 この作品は至高のメニューと対戦する15巻あたりまでよむことをお勧めする。



烈火の炎  いいたいことはほぼファイブスターと同じ。キャラがただひたすらかっこよさげにふ
るまいつづける。のみ。あらかじめ設定された苦しみや悩みを予想通りに乗り越えてい
くストーリーはみてるこっちを飽き飽きさせる。どんな作品だろうと設定の通りにいく
ものだ、というかもしれないがそれを感じさせない構成かどうかということ。この作品
はそれができていない。あまりに見え見え。
 関係ないけど最初変換したら『劣化の炎』になった。こっちのほうがおにあいだぞ。



金田一少年の事件簿  奴の周りは殺人事件だらけ。あいつは死に神か?ま、それをいったらミステリーは書
けんのかもしれんが。それにしたって殺しすぎ。犯人はすぐゲロっちまうしよ。黙秘し
つづければいいのに。なんでべらべらしゃべりだす。犯人が使うトリックとかもあまり
に特殊な状況のもとに強引すぎる理屈を並べ立てていると思う。あんた、実際に試して
みてくれよそのトリック。うまくいかねーって、普通。(でもこれは名探偵コナンの方
がもっといえることなのだが)
 どの事件の犯人にもだいたいいえることなのだがそんなときに殺さんでもよかろうに
と思う。別にアリバイなんていいから誰もいないときにやっちまえよ。…これもいいだ
したらミステリーは書けないんだろうけど。そんなミステリーなら書くな。



じゃじゃ馬ぐるーみんUP!  ゆうきまさみのパトレイバーがまあまあすきだったので読んでみたのだが期待外れ。
作者の名前だけでよみはじめるのは危険であることがわかった。作者が競馬がすきなん
だろうことは伝わるが、どうもただだらだらと話が進むだけである。別段たいした盛り
上がりがあるでも無く、なるほどと思わせることもない。ほんとにただただやけに淡々
と話がすすんでるだけ。……他にいうことはなんもない、毒でも薬でも無い、凡作。


こちら葛飾区公園前派出所  もう何巻でているんでしょうね。この作品は傾向によって3段階に別れていると思わ
れます。まず第一期。絵柄に勢いがありその行動は単純にして大胆。第二期は絵柄が今
のようになり、主人公の行動よりも回りのキャラクターとかに振り回されることが多く
なる。また、主人公の性格も人情家で玩具に精通する面が付与される。第三期。珍奇な
キャラにふりまわされるか、主人公が知識を駆使して金儲けや趣味にはしる話しかなく
なる。主人公はスーパーマンとなり、あらゆることに精通し彼にできないことは無くな
ってしまう。しかしここまでくるともはや惰性でしか無いです。見るべきは1〜5,60
巻あたりの第一期、第二期のころですかね。最近のはもう……。お止めになった方が宜
しいのでは……。続けることには意味はないと思います。昔は良かったのに……。



ドラゴンボール  ジャンプ史上最大の盛り上がりを見せた作品ではなかろうか。(俺は冷めてたけど)
初期のころのドラゴンボール集めの冒険活劇はどこ吹く風、ジャンプの定番ともいえる
苦しい時のトーナメント武術大会を使用し終わることの無い格闘三昧の道を突き進んだ,
まさに迷作中の迷作。スーパーサイヤ人3やフュージョンにはもはや脱帽。
 拍手大喝采。
 特に絶賛すべきは、誰と闘っていたのか解らんが二人のキャラクターが例のごとくバ
シッ、ドカッ、バキッという効果音のみの闘いを繰り広げ続けた後にピッコロが最後の
コマのあたりでひとこと、『す、すごい闘いだ!』とかなんとかそんなことをいってそ
の週がおわったという、実に斬新なお話の週があったということです。
 その勇気に乾杯。
 でもまあなんのかんのいったって好きなんですけどね。特にフリーザ様なんか。それ
になんといっても最初の頃はホントおもしろかったしね。


ジョジョの奇妙な冒険  第一部:謎の石仮面、迫力の吸血鬼達との戦い、そしてそれに対抗するための波紋法
……これらの様々な魅力がこの作品にはあった。特にディオの、主人公を圧倒する存在
感がみものである。『ウリィィイイイアアアア』『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄ーーー!』なんて言われた日にはもう………。俺の血を吸ってく
れーーーーー!!!
 第二部:一部のおどろおどろしさは少々うすれたがジョセフとカーズ、エシディシ、
ワムウとの駆け引きはドラゴンボールとは比較にならないほど素晴らしい。特にワムウ
との一戦はカーズやエシディシが霞んでしまう程の迫力で迫りくる。風のモード『神砂
嵐』の方がカーズやエシディシのより遥かに強そうだった気がするぞ。そのせいかカー
ズが究極生物に進化してもやけに弱っちくみえてしまった。
 第三部:駆け引きを重視した第二部を引き継ぐ内容になっており、その駆け引きぶり
は読者を引き付けて止まない。ただ波紋が全く関係なくなってしまったのは残念。
 それとスタンドは『幽波紋』なんてかいてあったのだがなんか意味あったのかな!?
 第四部:あ、あれ!?スタンド使いはタロットのカード+昔のタロットの元になった
カードの枚数分しかいなかったんじゃ!?……前提条件いきなりかえるなよ。それとど
ーして絵柄が退化していくんでしょうか。あれはどーみても下手になってる。
 そ・れ・と。
 なんかスタンドが特殊化しすぎて駆け引きとはいえない無理矢理な話運びにもうウン
ザリしてきた。スタープラチナの時間停止、0.1秒ぐらいとかいってどう考えても5、6
秒止めてるし。点滴飲んで体力回復するし。消化吸収がよすぎ。
 あ、そうそう。ジョジョってよばれなくなったね。もうタイトルの意味なし。東方杖
助はねえだろ、いくらなんでも。
 第五部:もはやいうべきことはない。絵が、絵がもっとひどくなるーー!そりゃない
よ、ほんと。話も………。ほんとねえ……。主人公がまたすげえ。ある友人O曰く『ジ
ョルノの頭の上にはチョココロネが3つのっけてある』と仰っておられた。まったくも
ってそのとおり。
 ところでロマンスホラー深紅の緋伝説と言うサブタイトルはどの辺に作品の中に反映
されてたんですか?(特に四部、五部のあたりに)
 ジョジョの奇妙な冒険は心の中で3部で終わったことにして、1、2、3部だけ読み
ましょう。あとは別作品の駄作です。



グラップラー馬牙  もはや人間ではない方々の祭典。その人間の動きのアクの強いまでの表現は他に例を
みない独特の味があり、人によってはそれをきらうだろう。絵柄も万人受けするとは言
い難く、その点で評価がさがらざるを得ない。だが一度はまると次が読みたくてしょう
がない、と思わせるものをもっており毛嫌いせず一度手にとって欲しいですな。
 ところでこの作品のキャラ、以前はまだ人間の範疇だった。が、最近では一蹴りで人
間を殺したりしてみたり、首の骨を折られた瞬間に自分でそれを直したりしてみたり、
飢狼伝説のキムカッファンのように空中で浮いたままけりを敵にいれつづけてみたりす
るなど、まさに人外。
 でも読んでて妙に納得させられる勢いがあり、非常に読みやすい。巻数は結構でてい
るがいっきに読み切れるだろうからちょっと時間があったら軽い気持ちでよんでみてく
ださいな。



アフターゼロ  知る人はかなり少ないと思う。たぶん。それにSFショートショートというジャンル
なため派手なアクションものが好みな人とかには興味無しだろう。だが知的好奇心の旺
盛な方はぜひとも読まれるべき作品だし、そうでなくてもストーリー自体が良くできて
いるからどうぞ御一読を。
 絵のほうは、下手ではないが上手いと絶賛はしない。だがスト−リーとこの絵柄はよ
くあっているとおもわれるのでそれでいいのだ。なぜならこの作品は絵よりストーリー
が素晴らしいので、そっちを噛み締めるようによんでくだされ。これをよめば結構物知
りになれるぞ。


北斗の拳  『筋肉だるまのカーニバル』。遺伝子がおかしくなったためか、身長3〜4メートル
に達する人間が大量生産されているマーベラスな世界が舞台なのだ。どう考えても遠近
法に狂いが生じたとしか思えぬその画面構成にはだれしもがビックリ仰天。特にラオウ
の愛馬『黒王号』は週を追うごとに巨大化していくため、いまだに成長期にあるのであ
ろう。
 また、この世界のファッションは実に独創的で興味深い。まず肩。トゲ付きの肩当て
をかならず着用。これはひと昔前のRPGの主人公、もしくはラスボスが類似品を着用
していた例が発見されている。
 次にヘアースタイル。みんなモヒカン。これはある意味で現在のコギャルにみられる
画一的な茶髪にその流れを見て取ることができると言えよう。後はピアスと入れ墨さえ
あれば、キミも今日から北斗の拳世界の一員である。さあ、キミも『ウヒャヒャ』と笑
いながら肉をかぶりついてワインを飲もう!


冥府へ戻れ!