【3日目探偵※プレイ中】
2005年10月12日02:15
2月24日 午後3時12分
成歩堂法律事務所
茜ちゃん、巴さんの爆弾発言にうつむいています。
で、成歩堂、超有名な事件らしい《青影事件》について
聞いたことがないようです。
警察関係者を含めた6人もの犠牲者を出した連続殺人事件なんて
どう考えても有名になりそうな気がしますが
報道規制でもあったのかな? ハンニンの青影丈も警察関係者だったりして。
……うわー。
などと明後日の方向を見ているような妄想をしつつ、
茜ちゃんの話を聞いてみます。
《青影事件》の6人目の被害者、検事の罪門直斗ですが
どうやらそれは、茜ちゃんが狙われた事件だったようです。
「青影丈は、あのとき…あたしを殺そうとしていたの」
茜ちゃん、当時14歳でしょうか。怖かっただろうなこの映像だけでも…。
「罪門直斗検事…罪門さんの弟は、あたしを助けようとして…」
茜ちゃん、《青影事件》の法廷に、目撃者として立ったとのことです。
資料にあった人物名の羅列くらいしか、この事件の事はわかっていないので
茜ちゃんに詳細を聞いてみます。
……16歳の女の子には辛かろうが。
「2年前の、あの日。ちょうど今ごろの季節でした」
「雨が降っていて…季節はずれのカミナリも近づいていました」
「あたし…お姉ちゃんのオフィスにいたんです」
「お姉ちゃんのシゴトが終ったら、晩ゴハンを食べに行こう、って」
な、なんだか、何かを思い出させるなあ…。
「そうしたら…そこへ、あのヒトが逃げてきたの!」
「どうやら、追われていたみたい。ナイフを向けて…叫んでた」
「あたし、もう何がなんだかわからなくなっちゃって」
「そのとき…オフィスに、罪門検事さんが現れたんです」
「青影は、あたしをヒトジチにとって、ナイフを向けました」
「でも! 一瞬はやく、罪門さんがアイツに飛びかかってきました」
「そして、そのとき…」
「あたし、一生忘れません!」
「カミナリが落ちて、部屋の電気が消えて」
「窓のソトに、はげしいイナズマが走って、目がくらんで」
「あたしの目に、焼きついていたの。あの一瞬が…今も、忘れない…」
どうやら茜ちゃんは、青影が罪門検事を刺した瞬間は覚えていないようです。
だから、巴さんは、事件を作った――証拠品をねつ造したとか。
巴さんが作った証拠を使って、御剣は有罪判決をもぎとった、と。
それから、御剣に嫌な噂がつきまとうようになり、
巴さんも冷たい人間になったようです。
茜ちゃんが見た“一瞬”について聞いてみます。
「青影が、罪門さんを押し倒して、凶器のナイフをふりあげたの」
「そのアトは…覚えていない。キゼツしちゃったみたいで」
「気がついたら、お姉ちゃんがあたしを介抱してくれていた…」
「あたし…あの“一瞬”をうまく証言できなかったの…」
「必死に、がんばったけど…コトバが出なかった」
「絵で描いたりもしたけど、それでもあたし、へたくそで」
絵? 後で出てくるのかな、絵。
……絵というと、ヤハリのあの絵が(略)
この事件の後で、茜ちゃんはカガク捜査官になることを決心したようです。
カガク捜査で証拠を見つけられれば、巴さんが証拠を“作る”必要はなくなる、と。
しかし、巴さんが作った証拠って、どんなのなんだろう?
さて、茜ちゃんの話を聞き終えて、
成歩堂は1つ、気になる事を見つけます。
2年前の事件の時、茜ちゃんは巴さんのオフィスにいたわけですが
なぜ、連続殺人犯の青影が、そんなところに逃げてきたのか、と。
しかも、それを追ってきたのがなぜ検事だったのか?
……と、どうやら青影は、あの日、取調べ中に逃げ出したようです。
警察局での事情聴衆の途中に逃げ出して、巴さんのオフィスに。
……あれ? 巴さんのオフィスって、検事局にあるんじゃないのか?
どうやら、取調室とオフィスは、エレベータで直通だとか。
…………巴さん、2年前まで捜査官だったそうです。
警察局でナンバー1の凄腕……って、えええ!?
成歩堂とココロがシンクロしました。
《青影事件》の直後に、巴さんは検事局に移ったとか。
……そんなにカンタンに移れるもんなんですか?
って、しかも“主席検事”として?
えええ??
……どうなってるんだ、この国における司法制度とかのいろいろな仕組み?
成歩堂の、罪門に対する評価。
(…あの、巡査のカッコウをしたギャングに)
逆じゃないか? ギャングのカッコウをした巡査。
証拠品を調べます
。
厳徒局長が御剣に渡したドライバーは
《AI16号》事件の証拠品のようです。
検事・オブ・サ・イヤーの盾。2年前には罪門直斗が持っていました。壊れたのはその時でしょうか?
巴さんの携帯。5時18分に茜ちゃんに電話をかけています。マフラーの意図は…。
不安定なツボ。この足りない破片は?
巴さんの右手の怪我の理由は?
上級検事執務室。
12階から飛び降りて、イノチを落とすカクリツは99.9998パーセント。
高いなあ。
成歩堂の感想は
(……0.0002パーセントは助かるのか)
なるほど、そう考えた方がいいな、確かに。
さて、警察局のエントランスに移動すると、罪門がいました。
「今朝、目がさめたとき…こんな1日になるとは思わなかったよ」
少しは己がやらかしたコトを自覚しろって。
原灰が殺人犯になるところだったんですが。
罪門は検事局へ出頭するところのようです。
その前に、話をきくことに。
「オレはもう、捜査官でもなければ巡査ですらない」
「ならず者にして、おたずね者。荒野をさすらう流れ者のお調子者」
「もう、オレの目には何もうつらないんだよ」
最後の台詞は知りませんが、その前までは同感です。
証拠品に反応しないので、話を聞く事に。
何か人物ファイルを突きつけられないのが切ない。
2年前の裁判について、聞いてみます。
「…あの裁判は、最初からアヤしかった」
いきなりです。目の前には、証人になった茜ちゃんがおりますが。
「それは、恐らく…捜査にあたった全員が感じていたはずだ」
「オレたちの捜査とくいちがう“ジジツ”が報告された」
「たとえば…凶器だ」
あの、飛び出しナイフのことかな?
「たしかに、そいつは青影丈のものだったさ」
「しかし…最初の解剖記録では、ひとつのギモンが記されていた」
「あのナイフは…被害者の傷口とビミョーな“ズレ”があった」
「本当の凶器は、あのナイフじゃなかった…そういう可能性さ」
「しかし…提出された記録からは、その“可能性”は消えていた」
「そう。あの事件は、オレたちに大きなキズを残したのさ」
さて、罪門直斗検事について聞いていたら、いくつか新事実が。
あの《SL−9号事件》の中の罪門直斗殺害事件は、
2年前の《申し送り》の日に起こったようです。
その日は、検事・オブ・ザ・イヤーの授賞式の日でもあります。
「朝から冷たい雨がふっていて…夜には、カミナリが鳴りだした」
「…あれから、2年」
「オレは、事件を死なせないために証拠品を奪おうとしたのさ」
ふと、ギモンなんですが、多田敷の立ち位置はどんな感じだったのでしょうか?
罪門やおキョウさんと同じく、2年前の事件に対して調べようとしていたのかなとも思いましたが
罪門が多田敷のIDカードを盗んだところを見ると、
もしや仲たがいとかしていたのかな、と。
「捜査に関係した捜査官が1人をのそいて全員、整理された」
どうやら、多田敷だけは、ツゴウが悪かったために整理されなかったようです。
多田敷まで切ってしまえば、総監クラスの耳に入ってしまいます。
そうなると、局長や巴さんにとって、ツゴウが悪くなる、と。
厳徒海慈主席捜査官と、副主席の宝月巴は
警察局では知らない者のないほどの名コンビだったようです。
このツーショットスチル、いいなあ。
で、《SL−9号事件》解決の後、新局長に就任した厳徒が手配して
巴さんは検事局へと移った、と。
検事局に移ってから、巴さんは変わってしまったようです。
『宝月主席検事は、捜査官だったころとは別人だ』とか。
…司法制度にはまったく詳しくはないんですが、
主席検事って、捜査官から移動した直後の人間がなれるんでしょうか。
御剣……。
「今日の法廷ではっきりわかった」
「オレの敵は、御剣のボウヤじゃなかったんだ、ってね」
「2年前。不正な証拠で有罪判決をモギ取ったのは、あの男だった」
「しかし、証拠をそろえて、戦術を組み上げ…与えたヤツがいた」
「厳徒海慈だ」
「まあ…もうすぐ、巡査ですらなくなるオトコのタワゴトさ」
そうだろうなあ。再就職、どこにするんだろうか。
「一度、組んでみたかったよ。科学捜査官になったアンタと、ね」
「それじゃあな、バンビーナ」
と、罪門は去って行きました。
……これで最後かな。次に会えるとしたら、EDかな。
2005年10月13日02:16
気がついたらこんな時間。ちょっとだけ再開。
さて。
巴さんに会いに、留置所の面会室へ。
「犯罪者は手段を選びません。こちらも、カクゴが必要なのです」
とはいえ、捜査段階での間違いがあれば、無実の人間が有罪になってしまうわけです。
そして、今までの事件を見てみれば、捜査段階での間違いとかそういう問題ではなく(略
「たしかに…そのキケンは、承知しています」
本当か? 本当にか?
人物ファイルが突きつけられたら、是非、イトノコや原灰や罪門を見せてみたいものですが。
さて、2年前、巴さんが捜査官から検事となった、不自然な移動の理由などについてきいてみます。
「2年前の、あの事件で…私はタマシイを売ったのですから」
うわ。
また、2月21日の午後5時15分にあった事件について、
巴さんは口を閉ざしています。
そんな巴さんに、茜ちゃんが食いつきます。が、
「…これは、私だけのモンダイではないのです」
巴さん、苦しそうなカオをしています。
2年前まで、巴さんは警察局の人間でした。
「ガント局長とお姉ちゃんのチーム。今でも刑事課の伝説なんですから!」
そ、それはすごいなあ。
厳徒局長、2年前当時は警察局副長でありながら、捜査の現場にいたそうです。
巴さんにとって、厳徒海慈は、アコガレの捜査官だったとか。
しかし、巴さんは主席検事になっています。
「…私はもともと、検事を志望していたのです」
警察局で捜査の現場を学び、その上で転向するつもりだったようです、巴さん。
「《SL−9号事件》の解決で、厳徒のチカラは決定的なモノに」
「彼は、警察局長に就任して…私の検事局への移動を決めたのです」
さらに詳しく、2年前の事件の捜査についてきいてみます。
「私と厳徒捜査官は、オフィスも共有して、捜査に取り組んでいました」
……厳徒局長は62歳で、巴さんは29歳か。
2年前だと、60歳と27歳で……。
※妄想中です、しばらくお待ち下さい。
2005年10月13日02:24
妄想再開…ではなく、プレイ再開。
2年前の事件、犯人は間違いなく青影だったと巴さんは言います。
証拠をつかもうと、青影に任意同行を求めて、茜ちゃんの事件が発生したようです。
「あの事件…第一発見者は、この私自身だったのです」
「あの日。取調べは、厳徒捜査官と罪門直斗検事が担当しました」
「捜査は大詰めを迎えていて…青影もアセっていたのでしょう」
「厳徒捜査官たちのスキをついて、取調室から逃走したのです」
青影が逃げ込んだのは…厳徒捜査官と私のオフィスでした」
「私は、取調べには立ち会わず、資料の整理をしていました」
「オフィスに戻ると…3人の人影が倒れて、血のニオイがしました」
……現場のスチルです。中央の、ヒトに刺さったナイフに目を奪われます。
背中から刺されているのかな、これ?
茜ちゃんの言葉とのムジュンはないか?
「格闘の際に…罪門検事は、最後の抵抗をしたようです」
「青影は現場で、軽い脳しんとうを起こして倒れていました」
「さすがの私も…パニックになってしまって…」
「とにかく、あかねを現場から運びだして、介抱しました」
「そして…青影を、緊急タイホしたのです」
今回の事件の関係者は、すべてが《SL−9号事件》の関係者でもあります。
※イトノコと原灰は除くのが多分妥当。
今回の事件は、2年前の事件から派生しているもののようです。
解決したはずの2年前の事件ですが、その解決に納得していない人間は多いようです。
お弁当屋さんしかり、そろそろ『元』が付きそうな巡査だかギャングだかしかり。
「罪門巡査…彼のコトは、私もずっと、気にしていました」
「弟さんを亡くしてから、すっかりヒトが変わってしまって…」
……どこがどう変わったのか、具体的に知りたいのですが。
「1つの事件が終っても…人生は終ってくれないのです」
まあ、確かに…終っちゃった人もいますが……。
「その記憶を一生、抱えたまま生きるしかない」
巴さんの言葉に、成歩堂はこう応えます。
「その“事件”…まだ、終っていないかもしれません」
びっくりした表情の巴さん。
ねつ造と隠蔽というタブーを犯してまで、有罪を勝ち取ったはずの事件が、
まだ終っていないというのは、予想外だったのでしょうか。
「あかねちゃんが襲われたのは、警察局なんですね?」
「厳徒海慈と私が、いっしょに使っていたオフィスです」
「現在は《警察局長室》…厳徒局長が1人で使っています」
《SL−9号事件》の現場となった《警察局長室》へ行く決意を固めました。
……行けるのか? と思わなくもありません。
とりあえず、警察署内の刑事課へ。
いつにもまして、人が少ないようです。
課長さんが言うには、みんなは大会議室でドンチャン騒ぎだとか。
「主席検事のバクダン発言に、御剣検事の、これからの処置」
「マスコミ対策に、明日の裁判…もう、ヒドいコトになってるな」
……明日の裁判が終ったら、もっと凄まじいバクダンが破裂しているように思えるのは気のせいですか?
課長さんがもらしてくれた、厳徒局長の部屋に行くことに。
渡り廊下を渡って隣のビルに行って、エレベーターで最上階、と。
…………ぱ、ぱいぷおるがん?
…………って、すてんどぐらす?
成歩堂も絶句、気持ちがいい具合にシンクロしています。
「あの、巨大なパイプオルガン…信じられないけど、ホンモノだぞ」
……弾けるのか、あれ。
ゆり組のバッハがドの音を弾きました。
死ぬかと思いました。
厳徒局長が友好的な空気をうっすらまとって登場です。
こ、怖いよう……。
読んでいた書類を、デスクの引き出しにしまいこんだようです。
……って、同じ部屋の中にいたのか?
いたのに茜ちゃんはドの音を鳴らしたのか!?
……いやきっと多分隣の部屋とかあるんだろうな。
広そうだなこの部屋。
パイプオルガン(ホンモノ)を置くスペースがあるくらいだもんな。
局長の部屋の壁に、局長、罪門直斗、巴さんの3人で写した大きな写真が飾られていました。
「『3人で、がんばっていこう!』なんて言ってたんだけどねー」
あ、検事・オブ・ザ・イヤーの盾持ってる。
…………ってコトは、事件が起こる直前の写真だよな、これ。
しかも盾はまだ無事な完全品…って、背後に映ってるの不安定なツボじゃ?
成歩堂、この写真に対して、微妙な違和感を感じています。
多分、盾がまだ壊れていない事に対してなんじゃないかなあ、と。
壊れてるっていうか、付属品がなんかついてるっていうか。
他に何かあるのかな?
「あの事件、もう終ったんだから。今さら捜査する必要、ないってさ」
「…もう一度、言わせるの? 今さら捜査する必要は、ない」
こ、怖いよう…。
厳徒局長にそう言われて、現場だった局長室を追い出されました。
厳徒局長は、現場を調べるコトを拒否しました。
そこには何か必ず理由があるはずです。
どうにかして、局長室を調べる方法はないものか…と。
何かあるのか?
と、今日はこの辺まで。
2005年10月14日02:30
どうでもいい事ですが、体調不良のために本日は会社を早退いたしました。
まあ、仕事量は自分がいないところで問題はなさそうですし、
20日に予定していた有給が、ちょっと人員配置の都合で取りやめになったので
ちょうどいいといえばちょうどいいわけですが。
帰宅するなりぐっすりと寝て、目が覚めたら少し調子が戻っていたので、
プレイ再開しようかなーなどと思う自分は大馬鹿だとは思いますが、まあ、それは置いといて。
週末にはクリアできるかなあ。
厳徒局長に部屋を追い出されてしまったため
どうにかならないかなーとその辺をうろうろします。
警察署の刑事課でイトノコと遭遇。
御剣についてなど聞き出します。
「御剣検事は、今、世界中をテキに回してるッス」
大変そうです。
話を聞く前に、証拠品を見せていたら、
青影丈が最後の犯行で残した致命的な証拠品について
イトノコは何かピン! ときてくれたようです。
「“すべては、神の思し召し”…これが《落とし》のゴクイッス」
落し物の意味で落としを使っちゃまずかろうよイトノコ。
イトノコは、罪門から新人の頃に小さなサボテンをもらったようです。
名前はノコ。夜な夜な話しかけているようなフンイキですが。
さて、御剣についてです。
「…検事局と警察局は、才能だけがモノを言う世界ッス」
「若い、ムキ出しの才能はテキを作る…それは、宿命ッス」
……冥タンも大変なんだろうな、きっと。
《青影事件》について。
青影丈、当時42歳。普通の会社員だった。
ある日、会社帰りにクルマで人をひいてしまった。
「しかし、その瞬間から! ヤツはキケンな野生動物にッ!」
「その事故を目撃した男性を、殺害。
その犯行を見ていた女性も、殺害。
そこに通りかかった学生を、殺害。
その死体を埋めているところを、サンポ中の男性に見られて、殺害」
「ずいぶんうかつな野生動物ですね」
うかつはうかつですが、何か、目に付いた端からっていう感じで怖いなあ…。
さて、凶器のナイフですが、
折れたナイフの先が、罪門直斗検事の体内から発見されて
それがどうやら決め手になったようです。
……これが、ねつ造された証拠、かな?
さて、厳徒局長の部屋を調べたいので、イトノコにお願いしてみます。
局長の部屋は、IDカードを使えば入れるようです。
しかし、成歩堂たちを局長室に入れてしまえば、背任罪になってしまいます。
どうにかしてイトノコを説得しなければなりません。
が……さすがに悪い気が。首がかかってるんだしなあ。
イトノコのココロを動かすには、まあ、
心当たりというか、使えそうなのは1人しかいません。
というわけで、上級検事執務室へと移動。
あ、御剣いましたが、いきなり怒られました。
何か書いていたようですが、書いていたモノをあわてて床に捨てたようです。
「窓のソト、コートをハタめかせてイトノコ刑事が落ちていくぞ!」
「…そんなコトより、この子は私の足元で、何をしているのだ」
そんなコトで済まされてしまいました。
で。御剣が何か書いていたモノの正体は。
「読めないのなら、教えてあげよう。《じひょうとどけ》…そう読む」
うわー。
「どうやら…少し、つかれたようだ」
「私の中の“何か”が死んでしまった…そんな気がしている」
「自分が歩いてきた道は私自身、よく知っている」
「…しかし。それは必ずしも、正しいものではなかったようだ」
「私には、それがユルせないし…また、ユルされるべきでもない!」
というわけで、御剣の辞表をゲットしました。
これをイトノコに突きつければ道が開けそうですが。
「“火のないところにケムリは立たない”…」
「どうやら…そのケムリに巻かれて真実を見失っていたようだ」
「彼らは正しかった。私には…検事席に立つ資格など、ない」
「私のなすべきコトは、つねに私自身が決めてきた」
「今回のコト…自分をユルすことはできない」
検事・オブ・ザ・イヤーの盾をつきつけてみました。
「それは、去年の私の姿だ…振り返るコトに、何かイミが?」
また、ID記録を見せたら、保管庫の事を教えてくれました。
あの保管庫には、御剣用のものもあるようです。
御剣、血の手形に気づかなかったのかなと思っていたら、
どうやら保管庫は暗い様子。御剣も急いでいたから気づかなかったとか。
……ハンニンも、自分がつけた手形に気づかなかった、という事でしょうか?
さて、厳徒局長の部屋にあった写真を見せてみます。
「…罪門直斗検事、か。将来がキタイされていたよ」
「《検事・オブ・ザ・イヤー》を受賞したときの写真のようだ」
ですがこの写真の盾は、御剣が持っているものとは形が違います。
「あ、ああ。たしかに……」
「…そう。思い出したようだ」
「2年前まで…検事局賞の賞品は、あのカタチが正式だった」
「モチロン…それには、ちゃんとした由来がある」
「カンタンなコトだがな」
「《ムジュン》…それが、コタエだ」
「…イイワケは、無意味だ」
「2年前…私は、ニセの証拠によって、有罪判決を得た」
「これは、ぬぐい去るコトのできない“ジジツ”なのだからな」
「…警察局と検事局は、2つで1つなのだ」
「その“信頼関係”がコワれたとき…我々は、すべてを失うだろう」
「警察局のミスは、私のミスで…担当検事である、私のセキニンだ」
「理由など、モンダイにはならぬ」
「私は…自分のシゴトにホコリを持っている」
「それなのに、なぜ! ここまで、ココロが乱れる…」
なんだかもう、いっぱいいっぱいのようです。
勝手な妄想をするとすれば、今まで歩いていた道には、間違いなく
目の前には絶対的な指針となる狩魔GO! がいたわけで、
その近くにはソンケイするセンパイである巴さんもいたと思われます。
そのどちらもが、今の御剣には見えないわけで。
それはもう、今まで歩いていた道がぐらぐらと揺れているどころの騒ぎではないだろうな、と。
2次創作をやっていて、冥タンの話を書く上で、
御剣が失踪した後の冥タンの事を考えると、
この御剣の状態に近いんじゃないかなあと思います。
まあ、妄想ですが。
2年前の《SL−9号事件》は、証拠品リストの数が少ないようです。
って、これ、もしや、局長室で厳徒局長が見ていたものでは?
リストの大きさもいつもの半分ほど…ということは
もしやもう半分は、厳徒が持っているということか?
事件当日、御剣は式典に参加するために、
午前中に仕事を片付けたようです。
「式典はスキではない。しかし…欠席するわけには行かなかった」
「表彰される本人が欠席するワケにも行くまい」
もう検事局に戻ってくるつもりはなかったものの
厳徒局長からの預かり物があって、戻ってきたとか。
さて、検事局賞の由来についてです。
「ムジュン…《矛盾》と書く、このコトバの由来は」
「ヤリのような武器《矛(ホコ)》と防具である《盾(タテ)》だ」
「このコトバには、有名な物語があるのだが…知っているな?」
「…中国の、古い故事だ」
「ムカシ、楚(そ)の国に、ある武器商人がいた」
「王の前に出た彼は、2つの商品を取り出した」
「1つ目は…すべてを貫く《矛》。そんな防具も貫く、最強の武器だ」
「もう1つは、決して破れぬ《盾》。どんな攻撃も防ぐ、最強の防具だ」
そこに、成歩堂の異議あり。
「その証人の発言は、アキラカにムジュンしているッ!」
「“その証人”ではない。“楚の商人”…だ」
「そのとおり。この《矛》と《盾》は互いに、あり得ない存在だ」
「…王は、商人にたずねた」
「『ならば、その《矛》で《盾》を突いたら、どうなるのか?』と」
「…その商人は、コトバを失ったという」
「そこから、《ムジュン》というコトバが生まれた」
「その賞品は…楚の賞品というわけだ」
「中国の物語は、商人が答えに詰まったところで終っている」
「しかし…我々は、その先にある《答え》を追求しなければならぬ」
「その結果が…たとえ、このようにミニクイものであっても、な」
というのが、検事・オブ・ザ・イヤーの賞品の由来のようです。
……この話って、続きあったような気がするんだよなあ。
どこかでその続き、聞いたような気がするんだが…あれ以来1度も聞いてないから、それ、ガセだったのかなあ。
と、個人事情は向こうに置いておいて、
なぜ、御剣がもらった賞品には《盾》しかないのかと
成歩堂がギモンを口にします。
「…………私にも、よくわからない」
「2年前、厳徒局長の提言で、《矛》は廃止されたようだ」
へー。
……どこかで壊れた盾なのかと思ったら、
元々壊れていたデザインのようです、これ。
で、矛は事故かなにかで吹っ飛んで折れて外れたのかと思いきや
そういうわけでもなさそうです。
厳徒局長の影がちらちらと。
……って、これでハンニン、厳徒局長だと
狩魔GO! に続いて大醜聞っていうか、
もうどうにもこうにも大変だろうなあ……。
2005年10月15日03:51
今日もお仕事を早退しました。
体調不良、週末で回復するといいなあ。
《恐怖政治 カオル》
《三割打者 カオル》
文句が変わっていました、オバチャンが忍び込んで変えたのか?
さて、御剣の遺書…じゃなくって辞表を持って刑事課へ――と、
その前に、地下駐車場でおキョウさんと会いました。
「最高和牛のシンタマ90グラムでよろしかったかしら」
(すでに弁当ですらないな)
成歩堂の突っ込みに激しく同感です。
おキョウさんも巴さんに悪意のようなものを抱いています。
すべての元凶である2年前の事件について、
おキョウさんからも話を聞いてみます。
2年前の事件で、弟を殺された罪門は必死だった。
そんな罪門を、巴さんも見ていられなかったのだろうとおキョウさんは言います。
《伝説のコンビ》を信じていたからこそ、厳しい捜査にも耐えられた捜査陣ですが、
事件の結末――法廷に提出された証拠品が操作されていた事にはショックだったようです。
実際に不正があったかどうか。
事件の後、多田敷以外の捜査官がその任を解かれた事や、
巴さんが検事局に移動した事。
……が、巴さんが主席検事になった事は、本人が昔から希望していただけという事ではなく
「……コトは、そうタンジュンじゃないよ」
「宝月巴は…操られていた。おキョウは、そうニラんでるねェ」
と、おキョウさんは言います。
《伝説のコンビ》である厳徒と巴さん。
厳徒の証拠品を見つける“磁力”はすさまじいものだったようです。
しかし、不自然なほど“意外な証拠”を見つけられるその手腕は、
証拠品のねつ造という疑惑がつきまとっていたようです。
「あのころの宝月巴は、捜査官全員のアコガレだったよ」
「このおキョウも、そのひとりさ…バカみたいだけどねェ」
「曲がったコトがキライで、いつも捜査官のコトを考えていてくれた」
「だから…あの事件でも、キョウスケのコトを気にしていたよ」
「弟を殺害された苦しみを、自分のコトのように感じていたね」
「キョウスケが弟の死に耐えられたのは、彼女のおかげだった」
「…ちょっと、クヤシイけどね」
「だからこそ…よけいに、あの女がユルせないのさ」
「どうして。あんなふうに、冷たい女に変わっちまったのか…」
巴さんが検事局に移動した理由…それは、警察局長に上り詰めた厳徒が、
検事局を握ろうとしたためだとおキョウさんは言います。
「《主席検事》を押さえれば、事実上検事局を動かすことができる」
「…それが、厳徒海慈の狙いだったんだろうねェ…」
しかし、巴さんがどうして厳徒局長の言いなりなのか。
茜ちゃんは当然、その事にギモンを抱きます。
「それは、わからないさ…でも」
「彼女が“変わった”のは、あの事件が終ってから、だ」
「そこに“何か”がある…そう考えるべきじゃないかねェ」
おキョウさんの話を聞いて、成歩堂、やっとこの事件のポイントが見えてきたようです。
「ボウヤ…食材を活かすも殺すも、料理のウデしだい、さ」
「…アンタに、この情報を活かすコトができるかしらね…」
多分、これで、おキョウさんも退場だと思われます。
あとは、イトノコのところへ行って、最後の現場を調べるだけです。
2005年10月15日15:52
OK…話の流れからすると、オフィス・ケイジのことらしいです。
さて、イトノコの首から火を噴かせるために、
証拠品を突きつけなければなりません。
有効そうなものは、あからさまにたった1つ。
「…自分も、最初は冷たいだけのオトコだと思っていたッス」
「でも、今は知っているッス」
「御剣検事が、ワレワレ刑事を信じていてくれていることを」
「それなのに…」
「その信頼を…ワレワレ警察はウラ切ってしまったッスね…」
「…………わかったッス。自分もハラを決めたッス!」
「このIDカード、持っていくッス」
御剣の辞表(書き損じ)を突きつけておいた張本人、
さすがに良心が痛んだのか、そんな事をしたら――と言います。
「今年3枚目の遺失物届で済むモンダイじゃないですよ!」
本当にそうです。
「見てのとおり…自分は今、捜査からハズされているッス」
「御剣検事と、イチバンつながりの強い捜査官だったッスから」
「事件の決着によっては、この自分も…」
「だから、せめて…最後ぐらいは。検事のチカラになりたいッス!」
「……わかりました。お借りします」
しかしながら、よくよく考えると、事件の弁護士に協力することが検事のチカラになる事なのかと(略)
イトノコのIDカード。写真うつりが問題外のようです。
目が半分閉じていて、口が半分開いていて、
シャツのボタンが1個ずつずれていて
ネクタイは細い方が前に来ている、と。
……悲しいな、イトノコ。
では、いよいよ、警察局・局長室へ。
パイプオルガン、ステンドグラス、甲冑。
天井には壁画があるような気が。
こんなところを見つかったら確実にイトノコはクビです。
と、イトノコ登場。
「そのときは、よろしくたのむッスよ、アンタ」
死神かと思われたイトノコ、茜ちゃんにぶたれました。
前は確か、悪霊だと思われていたような。
そして成歩堂、イトノコのIDカードをポケットの中でニギりつぶし……って、いいのか?
ああ、なくした事にするから問題はないのか……?
イトノコの一生の思い出に、局長室を調査します。
やっぱり最初は、レッツルミノール。
……思った以上に派手に結果がでてびっくりしました。
うわ、すごい血の量だなこれ。
どうやら、2年前の事件の時のもののようです。
時間がたっているため、反応が薄くなっている様子。
鎧を調べます。
どうやら、鎧も武器もホンモノのようです。
「局長は、ホンモノを愛するオトコ、ッスからねえ」
「ヨロイに、パイプオルガン…というか、そもそも、この部屋」
「みんなの税金を注ぎこんでつくったワケですよね」
鋭いです、成歩堂。
「シッ! ヘタなコト、言っちゃダメッス!」
「ヨロイの中に、局長がかくれているかもしれないッス!」
「あの体型じゃ、ムリでしょう」
「たとえ入っていたとしても、ヒトリじゃ出てこられませんよ」
「…アンタたちは、局長のイミ不明のコワさを知らないッス」
見てみたいです、現役刑事をここまで怯えさせる、イミ不明のコワさというものを。
さて、局長室。部屋の反対側にあるデスクは、どうやら巴さんが使っていたもののようです。
2年前のそのまま、置かれていたとか。
「“現場保存”をテッテーするヒトッスからねえ、局長殿は」
「…いつまでも残しておいて、警察局のイマシメにする…」
「いつか、局長がそう言っていたッス」
「忘年会のドンチャン騒ぎの席で」
という事のようですが、何か意味がありそうです。
局長の机から、半分の証拠品リストを入手しました。
やはり、SL−9号事件のリストのようです。
リストの裏側には、落書きがありました。
成歩堂、判断しにくいものなので、今は秘密にしておくつもりのようです。
ってこれ、茜ちゃんが描いたっていう絵じゃ?
見せろよ成歩堂!!
パイプオルガン。局長はオルガンの名手のようです。
2階の刑事課にも、時々キレイな音が聞こえてくるとか。
まあ、ここは15階なんですが。
「刑事がデカいミスをすると、局長室に呼ばれて…」
「局長のオルガンを3時間、みっちり聞かされるッス」
「そのかわり…それから3日は耳鳴りがやまず、なんにも聞こえないッス」
罰ゲームというより拷問ですな、それは。
床には、検事の徽章が。
刑罰の厳しさを象徴しているようです、これは。
御剣がつけていないのは、オシャレさんだからだとか。
窓、ステンドグラスかと思ったら、ちょっと違うようです。
イトノコが、ばりーんと割って飛び出したがっています。
さようなら刑事、どころか、さようなら人生コースです。
さて、金庫です。
暗証番号を入力しないとならないようです。
心当たり……IDとか、かな。
と思って入力したら、ヒット!
金庫の中からは、何かの破片と、血の手形がついた布切れが。
というわけで、レッツ指紋採取。コツはつかんだからもう酸欠にはならないぞ!
「“すべては、神の思し召し”…これが、《ムダ足》のゴクイッス」
とはいえ…茜ちゃんの指紋でした。厳徒のものかとも思いましたが、違いました。
……ということは……。
欠片の方は、やはり不安定な例のツボのものでした。
「厳徒局長は、『ワザとカケラを金庫にしまっていた』」
「…《SL−9号事件》の証拠品を“かくしていた”コトになるね」
そしてさらに、新しく見つけたカケラには、赤黒い“線”が描かれています!
ダ、ダイイングメッセージか!?
と、一通り調べたその時。
「……ヒドいなー、それ」
ぎゃあああああああ!!!??
「つまり、“IDカードがなければなんの価値もない”…」
「…そういうコトでしょ? そのコートのヒト」
厳徒局長戻ってきたーーーーー!!!
「ホラ。イヤな予感ってさ。当たるでしょ?」
「さっき、歩いてたらさ」
「よそ見しながら走ってきて、電柱にゲキトツしたノラ犬を見たわけ」
「その瞬間。ある男のカオがさ。ピンと浮かんだのよ」
「……とにかく。出ていってくれる? みんな」
こえぇ……。
「あ。コートのキミさ」
「IDは置いていってよ。もう、いらないでしょ、キミ」
ああ、やっぱり。
「……消えなよ。早く」
うわ。厳徒局長の表情が変わった。
で、成歩堂も退散しようと思ったら。
「あー。ちょっと待って。キミ、残ってくれるかな」
「…そっちの、アタマのとがっていないほうのカノジョ」
って、茜ちゃんの方か!?
「ハナシがあるんだよね…おりいって」
うを、何だか口封じ系の取引とかさせられそうな感じが…。
「あ。アタマのとがったほうのカレ…キミはいいよ。出て行って」
泣きそうな茜ちゃんは心残りですが、追い出されました、成歩堂とイトノコ。
その後、茜ちゃんは、任意同行の上調書を取られるらしく
今日はもう帰れないそうです。
厳徒局長が茜ちゃんを任意同行したことを、巴さんに話します。
「ぼくは、ぼくにできるコトをする…そう思って、ここに来ました」
大事なことは何1つ話してくれなかった巴さん。
そのウラに隠れる人物が、やっと見えてきました。
「千尋さんも、いい弁護士を育てたものね…うらやましいわ」
「やはり…御剣くんの言うとおり、でしたわね」
「あなたは…信じこんだら最後、決してあきらめない」
「…ヤッカイなオトコ」
最後に、巴さんからすべてを聞きだすべく、話します。
「最初から、フシギでした」
「“自分がやった”と繰り返すのに、決定的な証拠は、どこにもない」
「…そう。あなたは、“話そうとしない”のではない」
「“話すことができない”のです…ある人物のために」
「おもしろいですね。“ある人物”…ですか」
「私が、その人物をかばっている…とでも?」
「どうでしょうか。むしろ…恐れているのかもしれません」
「!」
「あなたは、恐らく…その人物から“口止め”されているのです」
「…………」
「成歩堂弁護士。ハッキリお聞きして、よろしいでしょうか」
「私が“恐れている”人物…どなたのコト、なのかしら」
全然違う人間をつきつけたくてたまりません、先生。
「正直に申し上げて…もっと、恐ろしい人物がいますわ」
「ど、どなたですかッ!」
「…あなたです、モチロン」
「え」
「こんなデタラメを言うために、わざわざこんなトコロまで…?」
「そ、それは…」
「ウソつきはドロボーの始まり。今夜は、おとなりで休みますか?」
(ううう…トモエさんの視線のほうが、よっぽどコワいよ…)
よし、堪能したので、今度は正解を!!
「……あなたがコトバをかわしているのは…主席検事です」
「そのジジツを、お忘れなきよう」
「申しわけありませんが…」
「もう少し、詳しく聞かせていただけるかしら」
巴さんに、厳徒海慈についてきいてみます。
「2年前まで、いっしょにシゴトを。ソンケイする捜査官、でしたわね」
「もし、厳徒局長がソンケイできる人物ならば…なぜ」
「彼は、自らの罪をかくそうとするのでしょうか?」
「“罪”……?」
「これから…あなたと御剣は、罪を問われることになります」
「証拠品の“いんぺい”そして、“ねつ造”…」
「…捜査官として、あってはならない、重罪ですから」
「なぜ、そこに厳徒局長の名前がないのですか?」
「きょ、局長が…?」
「御剣は、ねつ造のジジツを知りませんでした」
「その証拠をジッサイに操作できたのは…」
「私ですわね。副主席捜査官で、あの事件を担当していましたから」
「そして、もう1人。主席捜査官の厳徒海慈がいます」
「…………」
「そこまで言うのならば…見せていただけますか?」
「厳徒局長が、あの事件の証拠に不正を行ったという証拠を!」
どれにしようかな。ちょっと間違ってるっぽいのから突きつけてみます。
「その証拠…局長以外の人物の不正を立証しておりますわ」
「ど、どなたですかッ!」
「…あなたです、モチロン」
以下、同じでした。ちょっと物足りない。
さて、今度は本当の証拠を。
「…つい、さっき。局長室の金庫から発見しました」
「この“ツボのカケラ”と、“布きれ”…」
「あなたなら、おわかりですね。《SL−9号事件》の証拠品です」
「さ…さあ。私には…」
「証拠品をかくしていたのは、厳徒局長自身だったのです」
「なぜ! その罪を、あなたがかばおうとしているんですかッ!」
「……………………お察しのとおり」
「私は、厳徒のコトバに逆らうことができないのです」
「…たとえ、何があっても!」
「いったい…なぜですか?」
「言えるわけがありません」
「だから。3日前の、あの日も…私は、協力するしかなかった」
(多田敷捜査官の“殺害”…!)
「“協力”というより、“命令”。そのほうが、よりセイカクかしら」
巴さんの言葉遣いが、少し崩れたように思えます。
これが、捜査官だった頃の巴さんの口調でしょうか。
命令について。
「…詳しい事情は話せません」
「あの日、私は…ある“命令”を受けたのです」
「《多田敷道夫の死体をかたづけてもらいたい》」
「《死体は、御剣怜侍のクルマのトランクの中だよ》」
「やっぱり…そうだったんですね」
「多田敷捜査官を殺害したのは…あなたじゃなかった!」
「…そうです」
「私は、御剣くんのクルマで死体を運び出そうとしました」
「…トランクのフタはコワされていました」
「死体をカクニンしたとき…」
「胸に刺さったままのナイフ…あの“凶器”が目に入ったのです」
「“凶器”…この、御剣のナイフですか?」
「そうではありません」
「私が見たとき刺さっていたのは…このナイフだったのです」
(《SL−9号事件》…殺人犯・青影丈のナイフか!)
「…そのナイフを、そのままにしておくことはできなかった」
「それで、それを死体から抜いて、別のナイフを…刺したんです!」
「それが…この、御剣のナイフというワケですか」
「そのとおりです」
「死体とはいえ、ナイフを刺すのは本当に、おそろしかった…」
「だから…そのとき。手を切ってしまったんです」
「それが…その、右手の包帯、ですか」
「…ええ。被害者のクツもよごしてしまったようですけど」
「そして…」
「…その瞬間を、彼女に目撃されてしまったのです」
巴さんの話で、今までの情報の理解と整理ができました。
青影丈のナイフを隠した理由。
それは、2年前の事件をもう2度と捜査されたくないからでした。
巴さんのマフラーに凶器を巻いて隠して、御剣のクルマのマフラーに入れ
それを茜ちゃんに電話して、事情を説明して、証拠品を隠してもらうよう頼んだ、と。
茜ちゃんは、巴さんの話を聞いていました。
だからこそ、茜ちゃんは巴さんの無実を知っていたわけです。
また、厳徒からあの指令を受けたとき、
巴さんは罪門にすぐ電話をかけたそうです。
「《SL−9号事件》の主任捜査官が、厳徒によって、殺害された」
「そのジジツを、なんとしてもかくしとおさなければならない」
「たよれるのは、彼しかいない…あのとき、私はそう思ったのです」
「しかし…彼は、予想外の行動に出ました」
「彼は、事件を“死なせない”ため、彼自身の計画を実行した…」
「彼は、あの日。多田敷捜査官のIDを盗んでいたものの…」
「証拠保管室へ侵入する決心が、つかなかったようなのです」
「でも。私の電話によって、その迷いがなくなった、とか」
「…成歩堂弁護士。お話できることは、以上です」
「あなたは、尊敬にあたいします。捜査官としても、弁護士としても」
「でも…おねがいです」
「明日の法廷では、これ以上の追求はしないでほしいのです!」
(明日の法廷…彼女の闇を払う方法は、1つだ)
(…すべてに、ケリをつける!)
(多田敷捜査官を殺害した、犯人。そして…2年前の、あの日)
(…局長室で、いったい何が起こったのか…?)
探偵パート、終了です。
【3日目法廷後編へ】
【4日目法廷前編へ】