1999.3月 F4 t = 2mm
まさに心を病んでいる人の作品。
この絵をご覧になって、なんとなく嫌悪感をもたれた方の
絵画センスは、多分正しいでしょう。
たった数ヶ月前のものですが、現在の善兵衛には、
多分もう作れないであろうものです。
まず「画面の分割」。理想と現実、自己と他者のギャップを
表すことが多いです。善兵衛は、
・ウインドウのように重ねて、情報を積め込む。
力不足ながら、平面に対する挑戦。
・貧困なアイデアとイマジネーションを、
画面を分割して小出しにする事により、ごまかす。
・・・と申しておりますが。
第1象元と第3象元、第2象元と第4象元に
若干のつながりが見られます。いささかの救いです。
構図的に、第3象元(x,y)=(-,-)の部分が最大、というのが、
数学者でもある S.Y.師は気に入らないようでした(?)
4分割ではあるものの、四季を現しているわけではなし。
「自己:他者、既知:未知のセルフイメージチェック」のような?
対角線上に反復・展開しうるデザインのような気もします。
せめて9分割なら、回復期に現れるといわれるマンダラになり、
構図的にも安定するのですが。
12分割ならば、一年12ヶ月・12星座・干支になり、
16分割以上なら「模様」となり、これまた安定しますね。
「律動」といいつつ、絵が止まっています。
これまた不評だったのが、竜巻・螺旋の画面の幾何学模様。
デザインとしても動きを止めていますし、心理イメージ
としては、空中の立方体は、「死」を表すことがあります。
二重螺旋のイメージは、これからしばらくモチーフとして
追求していくことになるかと思います。
色彩的には、もっと鮮やかに対比させたかったのですが、
タイルをこまかく分割していくうちに、弱く、
軽くなってしまったのがざんねんです。
次回は、タイル自体の絵画ではなく、目地(線)の部分で
模索して見ようと思います。
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