ここではワース世界の亜人種についての考察を進めてみた。
カードワースにおいて、これらの亜人種が出てくる事は比較的少ないと言える。
今までに目撃された例を上げてみようと思う。
まずは「森の聖堂」で現れた森の民。 彼らは恐らく一般にエルフと呼ばれている類の種族なのであろう。 独自の魔法体系を持った彼らの一部は近年、聖北教会とも通じているらしい。 また、耳の形状からすると「はぴばーすでい!!」に登場したシェリーも 恐らくこの種族の血が流れているものと推察される。
続いてラミア種。 人間の美女の上半身と蛇の下半身を持つこの種は人間の女性に変身する 特殊能力を持つ。 彼女らは生きていく為に人間の男性の血を欲するが、その量はごく微量だ。 その為、彼女らの多くは人間達に混ざって平和に生きることを望む。 彼女らは人間と交わって子供を残すことも出来るらしい。 もしも、彼女らを旅先で見かけたら、そして平和に暮らしているのなら 彼女らを見逃して、静かにしてあげて欲しい。 少なくとも人間達よりは彼女らは美しい心を持っているはずだから。
もちろん、貴方が彼女らに好意を抱いたならその限りではない・・・。
「はぴばーすでい!!!」に登場したピナは覚えている人は意外と 少ないかもしれないが、ホビット種であるという事になっている。
料理が上手で、手先も器用であり、冒険生活を営みつつ、楽しく暮らすことを 夢見ている彼らであるが、現在確認されている個体数は決して多くない。
そして、ゴブリン種。 駆け出しの頃、あなた方の多くは彼らと闘ったと思われる。 だが、彼らは他の多くの怪物と違い、実はかなりの知性を持っているのだ。 もちろん、中には動物並みの知性しか確認できないようなものもいる。 だが、多くの群れにおいては魔術師のリーダーを中心に、下僕のコボルドや 傭兵のホブゴブリンをも含めた簡単な階級社会を作っているのだ。 そればかりでなく、騎士階級や特殊部隊に属するゴブリンの居る 群や優れた避難技術を持つリーダーの統率する群も確認されている。 (以上、「ゴブリンの街」「コレクター」より) 近年ではリューン国境にゴブリンの大群が軍隊規模で襲来、 雇われた指揮官達と戦争(戦闘ではない。)行為を行うという事件までも 起きているのである。
個体戦闘能力も決して侮っては行けない。 彼らの間にもレベルというものはあるらしく中には一人前の冒険者と まともに渡り合える強者も存在するのである。 そんな、彼らが人間を襲うのは「食糧補充」のためである。
はてさて、領土や名声、気分で戦闘を行う人間とどっちが精神的に 成熟しているものだろうか?
オーク種もまた、かなりの知性を持った種族と推測される。 彼らの中にも指導者的な立場の個体は多く確認されている。 彼らの群はリザードマンを傭兵として雇い、人間に危害を加える。 彼らは人間の武具の装備の仕方も知っている様であるし、 時としてマジックアイテムや魔法と 知能を駆使して何か大きな謀略を企てることもあるのだ。 (「家宝の鎧」「災厄の街」参照。)
普段は冒険を邪魔し、或いは脇役に徹するだけの役割を
持つ彼らもじっと見つめていれば新しい発見を得られるものなのかも知れない。