CW世界の衛生状況についてだが、これは私としては好意的な 回答を見せる事は出来なさそうだ。
CWシナリオでは主に初心者の敵としてネズミの大群がよく出てくる。 これらのネズミは時として毒状態に匹敵する特殊攻撃を繰り出してくる。 つまり、そこら中に病原体を持ったネズミの集団がうろついているのだ。
「月夜の晩に」はペストによって隔離された村が舞台となったシナリオ であった。つまり、この世界には確かにペストという病気が存在している のであろう。(そして、それなら感染者は並ならぬ数に違いない。) そういえばCW中でも人気No.1の名脇役レタルエルム君のデータにも 鼠としての毒攻撃が載っていた。 可愛い顔しているくせに噛み付かれれば充分病気が移るのだ。 レタルエルム君をメンバーに加えているパーティーは衛生に気を付けて、 健康的な生活を心がけよう。 もっともこの世界のペストは「血清の法」一発で直るという説も聞く。 (少なくともネズミに噛まれて伝染した場合には。) パーティーの友情をむやみに崩す発言は避けるべきだったのだろうか?
医療レベルについてだがどうやらこれも低いと見て良いだろう。 中世の伝染病対策の基本は患者の隔離である。 この世界でもその手段はかなり頻繁に用いられているらしい。 もちろん、これは効率的な方法だが、医療レベルの高い文明のする事では 決して無いであろう。
「疫病発生」ではこの非常(非情)手段のせいで意外な場所から 恐るべき敵が出現してしまった。 詳しい内容は各自に見てもらうとしてあの伝染病の描写は細かく、 恐ろしさをかきたてるのに良かったと思われる。 少なくともこの病気がもっと広がっていたら世の中は パニックになっただろう。
そうそう、このシナリオでの描写からこの世界でも優秀な医師達の 間では既にウイルスの観念が発見されている、と言う事が分かった。
それならネズミ退治ももっと盛んに行っても良いと思うのだが、 これはこの世界独自の冒険者雇用制度に従うと予算が莫大になるので 誰もネズミ根滅運動が怖くて言い出せないのに違いない。 更にこれが「疫病発生」に出てきたフェンリルともなるとそこらの 未熟な冒険者では駆除どころの騒ぎでは無くなるだろう。 しばらくの間、この世界の人々は疫病に脅えながら過ごす事になりそうだ。 一刻も早い具体的対策が要求される今日この頃である。 (いや、この状況のほうがシナリオのネタには困らないんだけどね。)
それと古代文明の産物にはやはり圧倒的な力を持つ医療器具も 見受けられる。「ライラの心臓」に登場したオーブ、「限りある命」に 登場した病気の進行を停止させる薬などがいい例である。 優れた文明というものはやはり破壊力と裏返しに高いレベルの癒しの力も 持つ物なのかも知れない・・・。
いつの日か、誰かがこの文明を解明する日が来る事を祈りたい。
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