人は皆、異世界というものに時としてあこがれるものである。 そして、幸いな事に(?)ワース世界には 異世界の門という便利なモノが各地に開かれているのである。 ワース世界に今までに存在の片鱗を見せた世界達を紹介しよう。
まずはかつて魔王ベリアルを倒した神が住んでいた世界。 その世界にはギリシアと呼ばれる国があるらしい。(「狼が吼える刻」) もしも、我々の現実世界とワース世界が時間だか地形で結ばれていない限り (私は敢えてこの2つの世界が繋がれていない事を祈りたい。) 神は時空を超えてCW世界の救済にやってきたのかも知れない。 その時、恐らくワース世界は魔族達にすでに占拠され、あるいは一度は 感化されていたのであろう。 非常に悲しい事かもしれないのだが・・・・。
二つ目はしばしばシナリオで攻防の舞台として描かれる魔界の扉。 今まで魔族絡みのシナリオにおいて、魔族の目標は門を開き、基地を作り 一人でも多くの同志をこの世界に迎えいれる事であった。 逆に言えばそれだけの軍勢を入れる事が出来れば人間世界を制圧するだけの 軍事力が魔界にはあるということなのだろう。 間違ってもこの世界を愛する者としてはこれ以上ぽこぽこ開かれて 欲しくないものではあるだろう。(というか魔界の門ってそう「ぽこぽこ」 開くものなのであろうか?今までのシナリオでも疑問なのであるが。)
三つ目の世界、それは日常のうちに開かれた異世界である。 もしも、貴方が可愛いルカという名のマリオネットを見かけたら・・・ その時は彼を可愛がってあげよう。 きっと、その人形は貴方をどこか楽しい世界へと飛ばしてくれるに違いない。 その世界はきっと貴方が子供の時代に夢見ていた世界なのかも知れない。 もしも、見かけを偽る邪悪な存在達から目をそらし続ける限りの話だが。 よく考えてみれば異世界の門などというものは日常の中にも多く存在 しているのかも知れない・・・・。(詳しくは「マリオネットの唄」を。)
最後に一つ「異世界を求める者」達に警告したい。
かつて、「ウォーブワールドの門」という異世界に通じると噂されている ダンジョンがあった。 その門はやがて、異世界へ通じるとされている鍵の最初からの不足という 情報の伝播とともに入る人も減り、いつしか風化したのである。 だが、ひょっとすればこれは迷宮製作者の高度なジョークでは無かったのか? この迷宮の中にある危険と闘い倒れた人間の最後の意識には恐らくもう一つの 世界が目に映ったに違いない。恐らく「冥界」という名の<異世界>が。 いつしか、この門は人々の記憶からも物理的にも消え去った。 異世界という名の逃亡路を夢見て門に飲み込まれた遺体とともに。 最近、この門が再び開いたという噂を聞く。 だが、困った事にこの門の探索に向かった魔術師とその弟子達は鍵を 見出せないまま帰ってきたのである。 <綺想郷>に通じるとされるこの門の謎はもう少しの時間を置かなければ 解明できそうにない。 勇敢なる冒険者達の今後の挑戦、そして謎の解明を心から待ちたい。
ただもしも逃走路、或いは逃避路としての異世界を求めるならその探索の
結果は祝福され得ないものだという事を付け加えておく。
どこの世界にも(たとえそれが人形達の明るい世界にも)光と闇、表と裏が
存在する。
・・・・・・・・・・理想境はどこにも無い。ただ、本人の心の中にのみあるのだろう。
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