CW:経済についての考察
冒険者達はsp(銀貨)を貰って冒険をする。 そして、その報酬で生活を営む。
ごく常識になっていることがらである。
だが、ここでプレイヤーである貴方はこんな疑問を持たないだろうか? 「1spって何円?」
ここでは最近のシナリオからCW世界におけるspの価値を 考察することにしたいと思う。
なお、これは現在目立つ「報酬のインフレ」が起きた世界での話である。 初期のころにASKさんが設定した公式設定(1sp=100円)は敢えて 水に流させてもらう。
まずはこちらの世界とワース世界の共通の基準を決めなくてはならない。
冒険者の一回の仕事の報酬は平均1000spとなる。
これに近い職業を探してみるとアメリカのスラムでは 対象によっては10万円ぐらいで依頼を受ける殺し屋がいるという 情報もあることが分かった。
これに相手が人間でなく時として未知の生物であり、 倒せば良い絶対数も時として分からないこと(つまり、より困難で危険) ワース世界は命の値段が少なくとも現代日本ほどは高くないこと (つまり冒険者の命の値段も敵NPCの値段も安く見積もられる) 多くの依頼は合法的なものであること(より安全) 、という重要な三つの要素の修正を加減することになる。
まあ、モンスターの多くは炎を吐いたり妖しい能力を持っているので 安く見積もっても日本円で20万は討伐報酬に欲しいところだろう。 (第一の要素から残りの2要素のぶんを引き算した結果として、である)
1000sp=20万円、つまり50sp=1万円という計算になる。
もちろん、この換算式の基準には例外がある。
この当時の社会では少なくとも生活必需品は安く、贅沢品は極めて 高かった、という現代日本との価値観の違いである。 この例外法則はしばしば多くのファンタジー評論に適用されるもの なのだ。
と、前置きはこれくらいにして話を進めよう。 「はあとのきせつ」によると果物は2、3spくらいで売られているらしい。 数個セットで売られている、と考えてみれば嗜好品であることも考慮して 妥当な値段と言えるだろう。(農村からの運搬費用も馬鹿にはならないのだ。 特にこの時期にはまだ交通手段は馬くらいのはずである。))
「幸せ運ぶお店です」のシュークリームは150sp。 3万円と異様に高い気もするがこの店はタイムスリップで商品を運んでいる (「食事の考察」参照)のでこれくらいでも安いくらいだろう。
リューン落ち葉通りでの食品の屋台は流石に高い。 ホットチョコレートが一杯200sp(4万円)ソーセージが一本150sp (3万円)である。 しかし、この通りはゴミの日に出された家具を漁ってもそれなりの家具が 揃う場所なのでいわゆる高級住宅街(それもかなりハイクラスの)に違いない。 また、リューン付近にはカカオ豆の産地が無く、ソーセージの肉も何か 珍味なモンスターの肉を使っているのだとすれば納得がいくだろう。 (恐らくはこれらの贅沢食品の原料は世界の数大珍味ともてはやされて いるに違いないと思うがいかがだろうか?)
そうそう、アセッドルキアのある女子小学生のお小遣いは少なく見ても 100sp(2万円)はあった。 まさか贈り物のお菓子に全額使うわけにはいかないだろうし まだ残っているのであろう。 あの家は相当お金持ちの家に違いない。
海洋冒険者ギルドで販売されている船の値段は28000spである。 (560万円)この価格は妥当と言ったところだろうか?
問題はその先である。
「酔い止め」500sp・・・・10万円もする酔い止めって何なんだろうか? (しかもこれは航海の度に必要である。)
現在「海洋編」シナリオが数人の作成者の手でそれぞれ企画されているが これではその前に「海洋冒険者ギルドを打ち壊せ!」なんてシナリオが アップされそうである・・・・・。(マジでアップしたりして^^:)
と書いたが、近年暴利をむさぼり、新装開店した同ギルドに本当に テロリストの一行が殴り込みをかけるという事件が起きてしまったらしい。 同ギルド職員には謹んでお詫びを申し上げたい。 (ただし、一説によるとこの暴動は海洋法に反対した征服貿易企業の 差し金という説も浮上している。)
我々の世界よりもワース世界は波乱に満ちている。 だが、同時に物価も波乱に満ちているのだろう・・・・。 間違っても目が覚めたらそこはリューン、なんてことが無い事を祈りたい。
ちなみに大概の地域で使えるsp(銀貨)だがルミナス帝国と南方諸島の 一部の店では使えないことをあらかじめ申告しておきたい。
ルミナス帝国はルビーの産出量で名を轟かせているようだが、恐らく 銀の産出量は低く、銀本位制のsp制では貧困国と判定されるゆえの 特殊な処置としての「レモン通貨」(上記の理由からこれはルビー本位 の通貨と思われる、ちなみに1レモン=50spである。)使用なのだろう。
南方諸島群ではそもそもspは大陸の名産物、「銀」でしかない。 山の様なspをチラつかせたところで解決できない問題もあると思われる。 この様な土地では住民との信頼と価値ある物品との交換がspよりも 大事な経済用資産なのであろう。
古代王国期にはムーンサーキットのメダルとしても有名な星雹石なども 貨幣として使われたとされている。 つまり人間は古くから貨幣なるものを友人としてきた事が分かる。 だが、それだからといって決して貨幣は最良の親友とは言えない。
食べることは大事だが貨幣に完全に心を支配され、貨幣に食べられる者に なることは避けたいものである。 特に自由さゆえに冒険者になった者達は一時の貨幣のために自由を捨て 真実から目を背けることは最もあってはならない事だろうと思う・・・・・。
それが出来なくなった冒険者はただのヤクザに過ぎない。
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