超古代に今よりも圧倒的に優れた魔法文明が存在していたのは事実だ。
しかし、それがどの様なものであったかは部分的にしか分からない。
各地で希に見つかる<ろけっとらんちゃ>と呼ばれる箱は<火の玉>の 魔法数発分の威力を誇る武器である。 だが、この武器はどちらかと言えばその重量から単純破壊用の道具だった と見ても良いと思われる。取り回すには重過ぎるのだ。
次にこの文明は多くの魔法の剣を作っている事が分かる。 それも<意志を持つ魔剣>というものがあまりに多いのだ。 「魔術師と剣」「ヴァルブリス」などこれらの剣を扱ったシナリオも多い。 これは、古代の人々が争い合って他の人間を信用できなかった証拠かも 知れない。彼らは人間の友人よりも剣の意志との友情を重んじたのだろう。
「古代遺跡」「賢者の選択」(カナン)で見た通り、この時代の人々の心は 大きく荒んでいたと見ていい筈だから・・・・。 それにしても「ヴァルブリス」の呪いは非常に厄介なものだった。 あの刀を生み出した術者の心もきっと荒みきっていたに違いない。 どんなに文明が進んでいてもこれではいつか滅びるのが運命であろう。
一方でこの時代からすでに不老不死の欲求は存在したらしい。 「限られた命」「月夜の晩に」にも不死の秘術なるものが登場する。 後者はここ数年での事件であるがその根本には古代の不死の秘術の研究が 存在していたとみて良さそうである。
この文明がなぜ滅んだのか特定は出来そうに無い。 しかし、ここまで脆い文明ならば内部から崩れても文句は言えないだろう。
滅びは人の心のうちから生ずる・・・。
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