基本的にこのワース世界は<聖北教会>と呼ばれる教会が統一しているものと 思われる。 しかし、幾ばくかの例外もあるらしい。
まずはこの宗派には多くの分派が存在している事が確認されている。
教義は不明なのだが、真紅の都市ルアーナ周辺では同じような神聖魔法を
扱う「聖西教会」と呼ばれる教会が勢力を持っている。
これは堂々と建物が建っている所から見て、異端とは言い難い。
恐らくは分派なのであろう。
他にも魔法の名前などに「南」の方角の冠されている事からさしずめ 「聖南教会」と呼んでも良いであろう(事実使う技能があまりに違う。) シュクザール教会などというものも存在する。(「月を血に染めて」)
アグレーン教。戦いの神を崇める宗教である。
と言っても、ある司祭から聞いた教義の限りでは別に戦争を崇めている
わけではなく、あくまで闘いに向かう戦士達の勇気を称えるという
事なのであろう。
実際、理由無き争いは滅びをもたらすものとして厳禁されている。
この宗教の司祭の役割は二つ。信者達の心のケアや必要な儀式を勤める事と
(時として、擬態などから聖北教会の儀式を行う事もあるらしい。)
戦いの舞いの技能「聖光明舞術」を伝承する事である。
しかし、この宗教にも聖北教会の魔の手(悲しいけど事実である)
は迫っている。
このアグレーン教もまた、「邪教」として迫害されているのだ。
このままでは武装集団と化してしまう危険もあると思われる。
一刻も早い聖北教会上層部への啓蒙、或いはアグレーン教への対策が 望まれる。(恐らくどちらも絶望的だと思われるが。)
<クドラ教団>、これは裏社会で今一番栄えている邪教である。
アンデッドを作り出し、聖北教会を呪い、敵への暗殺を企てるこの宗派は
灰色をシンボルカラーとして冒険者に向かって来るだろう。
近年、優秀な暗殺者の一部が脱走したらしくこれにより一波乱起きそうな
予感がするのは気のせいだろうか?
ちなみに興味深い事にこのクドラもまた、もとは土着信仰だった事を
付け加えておきたい。
これもまた、聖北教会の迫害によって恐ろしい方向に歪められたのだろう。
こうして見ると、聖北教会が生まれてこなければ邪神というものの多くも生まれてこなかったのでは、という気もする。
もう一つ興味深い例として暗黒神崇拝という宗派の発見されたケースがあった。
(「招待状」より)
だが、人間の、聖北教会の聖邪の区分はアテにならない事がこのケースでも
分かるであろう。(信者は確かに悪人であったが・・・。)
もっとも、近年繰り返される大事件(魔族の侵攻など)の中でこの時代の
人間がいつまで聖北教会を信じられるかは少々疑問だが・・・。
(破滅教などというモノがそのうち出来るかも知れない。)
今は一刻も早い人々の神からの独立を願いたい。
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