SHARP X68000

SHARP X68000(X68k) 1987年SHARPより発売された国産パーソナルコンピューター
16bitMPU、MC68000を中心に66535色・スプライト機能・ステレオ8音演奏など
NECのPC8801全盛期の時代としては高性能な機能を兼ね備えていた
かつ、No.1シューティングと言われていた「グラディウス」を付属しており
当時のゲーマーやPCユーザーに多大な衝撃を及ぼした
それだけではなくシステムディスクの中に付属のような形でアセンブラ、デバッガ
などMC68000用開発環境などまで付いておりプログラマまでおも魅了した

だが、NECがINTEL・Microsoft陣営に傾き、高スペック化していくのに対し
「今後10年は仕様を変更しない」という発売当初のスタンスを保ちつづけた為
新機種を発売しても販売台数が伸びずに衰退していき、1994年のSHARPの事業撤退に伴い終焉を迎えた・・・

しかしその後、熱意あるX68kユーザー達によりIPL-ROM(ようはBIOS)などの主要システムソフトウェアが
SHARPやハドソンなどにより無償公開されたり、未だに新作ソフトが開発される事があるなどの形跡があり
日本、いや世界でもっともユーザーに愛されているだろうパソコンと言っても過言ではない

と参考文献等を読んで書いてみたが、俺にはスッペク的な事などはあまりピンとこない
ある時期まで所有していたがそんなにPC知識がある訳ではないからだ
しかし本当にこのマシンは外見も中身も今まで見てきた中では抜きん出て一番である

まずツインタワーやマンハッタンシェイプなどと言われている外見
これに関しては後にも先にもX68kより心惹かれるPCを見た事がない
黒塗りのボディに光る、金色に縁取られたX68000のエンブレムなど最高のかっこよさだ

次にシステムやOSの使いやすさ、これは今の俺にとっては確実にwinに軍配が上がるが
それは俺が使いこなせないだけの話であり、HUMAN68kやSX-WINDOW(68用のOS)に不満があれば
ユーザーの手により開発されたより高度なシステムを利用すれば問題はないし
プログラマであれば機種が限られるとは言えアセンブラ等が標準で行えると言うのはかなり魅力的だろう

それに昨今の高スペック化による1〜2年での型落ちなどは無いに等しいと言っても良い
つまり中古で買ったとしても使う分には殆ど問題がないし(厳密に言うとキツイ時はある)
モニタにTVチューナーやビデオ端子も付いていて普通にテレビとしても利用可能と良い事ばかりだ
とここまで多少熱く語ってきたが今現在X68kは俺の手元にはない
2年程前に電源廻りの故障と、何より使いこなせなかったと言う愛のない理由で手放してしまった
しかしそれでも頭の隅では常にX68kがあったら面白いだろうなと引っ掛かっている

メーカーのスタンス故に終焉を迎えてしまったと言っても良い悲運の機体だが
一度でも魅了されたならば、手に入れたい!使いこなしたい!そう思わせるほど魅力的である

「X68000」 まさに名機と呼ぶに相応しいパソコンだ



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