ではお前は戻って来たな?
何故こんなに長い間報告を怠っておったか?
--- サウロン (J.R.R.トールキン「指輪物語」Book 3)
M:tG団体購入の荷物が届く予定があったので、 昼から人がいる可能性があった。そこで13時に 出てきたところ、だれもいない。15時まで待って いったん撤収。
20時にふたたび法地下へ。N.H.K.さんがひまそうに
夕食を食べていた。
「あれ、お客さんは来ていないんですか」
OBのSさんが来る予定だった。
「見てないけど」
「ということは、来ないのかな。メーリングリストに
"来る"と流れていたけど」
「さあ」
「荷物はまだ届いていないんですね。荷物が届いて
いたら13時ごろ来ると会長が書いているから、
せっかく昼から出てきたけど」
「昼の部が立つのを期待するなと書いておいたじゃん」
「だからあまり期待していませんでしたけど。
今日来たのも、純粋に義理というか、要するに
レポートのネタづくりのためで。夜にはもうすこし
人がいてもよさそうだとは思うけど。20時というのは
早すぎるんですか」
「早い。ELWさんが来るのがだいたい21時だから。
もっとも、今日は来ないけど」
「え、来ないんですか。そうか、日曜夜に来るとか
メーリングリストで書いていたから、今日は
来ない、と。日曜夜はやるんですか」
「知らん」
「会長は電話をかければ来るかもよ」
と言われたので公衆電話まで行ったが、
電話をかけてもだれも出ない。法地下に
もどって来るとそこに会長が。
「いま会長に電話をかけて、留守だったから
もどってきたところ」
「あたり前じゃないですか。いまここにいるんだから」
「で、その様子だと、荷物は届いていない、と」
「届いていません。今日は負け気分」
実は店が送り先の住所と電話番号をまちがえていた。
「とりあえず、gutchiさんとTucker-Kさんと、
そのへんの注文していた連中に"届いていません"
と電話してきて」
「だれも携帯を持っていません」
「だから公衆電話まで歩く」
「電話番号を知りませんけど」
「たしかこの手帳に...あった。まったく、なぜ
だれも名簿をほしがらないかね。せっかく作ったのに」
「必要な人はすでに入力ずみなんじゃないの」
「ああ、携帯電話に、ね」
ELWさんが来た。
「だれかレポートを書きましょう。しばらく
休んでいたら、レポートがないと何もわからない」
「ぼくは書きませんよ。ああ、書かないさ」
「て言うか、レポートはいる」
「いらないよ」
「いままで毎週レポートがあったのが、とつぜん
なくなったら、何かあったと外部から思われる」
「そもそもとつぜんはじまったんでしょ、レポート」
「内容を問わないのであれば、シミュ研の
レポートは2年ぶんありますよ。いや、一番
心配しているのは、RPG研からどう思われるかだけど」
その後、順調に人がふえる。白猫さんやOBのSさんが
来ているので、いつもより人がやや多いらしい。
ELWさんが新作ゲームを回す横で会長とN.H.K.さんが
M:tGで遊ぶ。
「そのデッキ、回り方がいまいちやのう」
「使っている人(会長)の人間力にも問題があるんだろ」
「やかまし」
「だって、エルフばっかりだし。旗立てないと勝てない?」
「そうですよ。そういうデッキだし」
Her Damit。
ドイツ語で「それよこせ」という意味のカードゲーム。
「バカゲーです。N.H.K.さんはやらなくていいです。
バカゲーだから。やるときっとおこる」
中央に次つぎとカードをめくっていき、
はじめに「ほしい」と言った人がそれをもらう、という
ルール。カードをもらえる回数が決まっていて、
その回数の範囲内でどれだけ高得点のカードを
入手できるかを競う。めくるカードをすべて表に
するとあまりに単純なので、半分は裏のままという
ローカルルールが提案された。
「はいみなさん、めくりますよ。eins, zwei, drei...」
「そうやってドイツ語で数えてるとELWさんは
頭よさそうに見えますね」
「じゃあふだんのELWさんはどう見えるというの?
いまのはレポートのネタ決定ね。問題発言すぎ」
知略策略。
「トリックテイキングなんですが、変です。
狂っています」
「もしかして、"ダビデとゴリアテ"なみに?」
「あれと同じくらいに変です。カードは全部で
4色です。で、親の出したカードの色が場の色に
なります。ところが、次のプレイヤーは別に
どんなカードでもかまいません」
「must followでない?」
「基本的にmust followではありませんが、
場に3色出てしまうと、それ以降のプレイヤーは
4色目のカードを出せなくなります。
「で、たとえばこんな感じにカードが出ました、と。
このとき、場の色のカードで数字が最も大きいカードを
出した人が場のカードのうちすきな3枚を取ります」
「なに、全部じゃないの?」
「で、場の色でないカードのうち数字が最小の
カードを出した人が残りを取ります。
「得点計算ですが、たとえばこうやって4色の
カードを取ったら、その時点で次のような宣言を
しなければなりません。"私の点数はこの色のカードの
枚数かけるこの色のカードの枚数わる残り2色の枚数"」
「ちょっと待って、いま"わる"とか聞こえたけど」
「そのとおりです。このように2色ならべて、
ここに線を引いて分数を作るわけです。分母はたし算、
分子はわり算」
たまたま最小値らしいカードを出してしまった
他人をねらいうちするのは楽だが、自分の得点を
上げるのは難しいという、いやなゲーム。
シミュ研でも暗いと評判だった。
「自分がコントロールできない要素の影響が大きすぎ」
「トリックテイキングのふりをして、実は全く別物」
SCBさんが登場。あやしい飲み物の容器を手に持って。
「"Jelly in coffee"? しかも乳飲料? すなおに
コーヒーゼリーを買いましょうよ」
「いやいや、こういうものを見たら買わないと。
残念だったのは意外においしかったこと。不覚」
「そうやってわざわざ毒物をさがすのは
やめましょうよ」
「コーヒーのほうはまともなんですよ。これの
レモン版があって、あれはまずい」
「ミルクにレモンを加えようとしている時点で
どうかしていますけど」
Amulet。
ELWさんのお気にいり。1回目のブースタードラフトの
となりで回す。
「これはだれが何と言おうがよいゲームです。
1.5回やってほれぼれしました」
宝石を集めるせりゲー。やばい魔法カードの
組みあわせは本当にやばい。
「これって本当におもしろいのかなあ」
「たぶんメンツが悪いんですよ」
「そんなに悪いんですか、このメンツ」
「悪いです。すくなくともこのへんは」
といってELWさんはSCBさんのほうを指さした。
「ぼくは善人ですよ。最近伝道師のだれかが
ぼくのことを邪悪だと言ってまわっているようですが、
だまされちゃいけません。ぼくは悪魔というより
むしろ悪魔払いのほう。ぼくがいるからまわりの
邪悪さが見えてくるんですよ」
エミュレーターの話。
「最近やっとスターオーシャンがエミュで
動くようになった。いま遊んでいる」
「Linux使いには関係ないし。Linuxで動く
エミュなんてあるんですか」
「いっぱいあるやん」
「いや、なんでDebianに入っていないんだろうと
思って」
「あたり前だ。エミュをapt-getする気か。自動的に
エミュをサーチして取ってきてくれるの?
Debianならではの機能というわけか」
「いや、ポルノ画像を取ってくるやつなら
ありますけど。著作権は守るべきですよ」
「最近の話題として、これを認めたらフリーソフトを
配布できなくなるというのがある」
「ライセンスの問題ですか」
「いや、たとえGPLでも配布できなくなる、というやつ」
「GPLに穴でも見つかったんですか」
「そうじゃなくて。ある会社が画像処理ソフトを
配布していたんですよ。そのソフトにはもちろん
"何が起きても知りません"という無保証条項が
入っていた。それは当然だね。問題はその会社が、
"万一訴えたれた場合、当社は訴訟費用を負担できない"
とかいって、そのソフトの配布をやめてしまった」
「それはライセンスの問題じゃありません。
特に問題はなさそうだけど」
「じゃあ、貧乏人はフリーソフトを公開するなと
いうことか」
スターウォーズの"帝国のテーマ"のあやしい歌詞。
「"帝国は弱い、弱い"。以前は"帝国は強い"だったけど、
いまは"弱い"。"ダースベーダーは黒い、
トルーパーは白い"」
ブースタードラフト。
2回目。みんな壊れていた。会話の半分くらいは
何語なのか不明。
「こいつ、頭おかしいよ」
「白猫さんから言われたくないね」
「はい、そこのふたり、ストップ」
となりで大物クリーチャーどうしがにらみあって
いるのを横目で見ていたLとよRさんのぼやきが
印象的だった。
「世界がちがうよ。こっちにはパワー3の
クリーチャーさえいないのに。いや、1匹だけ3/4がいたか」
「そういえば、Uは来ていないんだな。NFの
準備がどうなっているか気になっているんだけど」
「そう思ってぼくがメーリングリストで質問したけど、
返事がない」
「さすがにNFに参加できないのはまずい。ところで、
Kよ、シミュ研の新看板はどうなった」
「そういえば、そんなのもありましたね。いま
置いても吉田キャンパスは工事中だからすぐに
撤去されますよ」
「だからNF事務局の看板のとなりに置く。あそこなら
大学も手出しできんだろ。まあ、まだいいけど。
来年の新歓までには作ってね」