1回目 2回目 3回目  にかいめ


第一回 オディーン です。

FFの中では白馬にまたがり残鉄剣で敵を切り刻むオディーン、しかし実際に良く描かれるオーディンはどんな感じかと言うと、汚いマントとつばの広い帽子斜めにかぶり、手には長い槍を持ち、肩に二羽の大ガラスを乗せた、隻眼のひげに覆われた老人っといった感じです。
あまりゲームのようにカッコ良くありません、それに、その性質はと言うと、こちらもゲームの中とはちょっと違います。オーディンは北欧神話の主神(一番えらい神)でありギリシャ神話で言えばゼウスになります。彼は戦の神または、天候を司る神で原初の世界でユミルと言う巨人を殺して世界を作った三人の神の一人として有名です。この事はご存知の方も多いと思います、ではいよいよその姿と性質について書いていきたいと思います。
オディーンはその神葉において良く人前に現れます。その際の姿が上のような格好なのです。始めに、その手に持った槍は「グングニル」といいドワーフの兄弟によって作られたものです。(詳しくは「幻の武器達」に書く予定)この槍はいわばオーディンの代名詞であり、「神々の黄昏」においてもオーディンはこの槍で多くの巨人を倒しています。しかし、ゲーム内ではその扱いは「残鉄剣』のサブであり初期(FF3)の作品には登場さえしませんでした。石川五右衛門じゃあるまいし「グングニル」の方が威力もあり雑魚ぐらい駆逐できると思う。
次にその性質について書きたいと思う、これを説明する事でオーディンがなぜ隻眼なのか、二羽のカラスがなぜ居るのかもわかると思う。このオーディンと言う神は知識に対して非常に貪欲であり。知識を獲得するためには命さえ賭けるほどです。そのためオーディンの登場する話にはこの知識獲得の話が多いです。その中で有名なものについて書きたいと思います。

北欧神話の世界には巨人達が住んでおり、彼らの中には利巧な者達もいましたが。そんな巨人族の中にあって秀でた知識を持つ巨人がいました。
その巨人の名は「ミーミル」と言い、その知識は神々以上でオディーンさえもその知識に及ばなかった。なぜ,彼がこれほどの知識を有していたかと言うと。彼は世界樹の根元に涌き出る知恵の泉の守っておりその泉の水を毎日飲んでいるためこれほど知識を手に入れたのだ。その知識を熱望したオディーンはミーミルに泉の水を飲ませてくれと頼みます。しかしミーミルはそれを許可しません。そこで、オーディンは自らの片目をその代償として差し出すことで、この泉の水を一口飲むことを許されます。これによりオディーンは多くの知識得て、さならる知識を求める事になる。

オディーンが隻眼なのはこのためで、彼が帽子をかぶるのはその片目を隠すためなのです。この話以外にもルーンの秘密を求める話や詩の才能をもたらす酒の話などありますがそれはまたいつか書きます。
ここまで見るとオーディンは戦の神ではあるが、彼自身は肉弾戦より頭を使う魔術などが得意神だと言う事が窺い知れます。彼の肩に乗るにはのカラスは「フギン」と「ムニン」といい彼に代わり世界を飛び回りその日なにがあったかをオーディンに報告します。つまりこのカラスも知識の為に居ると言って良いでしょう

オーディンについてはまだ色々書きたい事がありますが全てを一度に書く事は難しいのでまた少しずつ書きたいと思います。最後にゲーム中、オーディンの乗っている馬ですがあれは「スレイプニル」と言い、「銀河英雄伝説」ではラインハルトが乗る船の名がたしかこれだったような気がします。詳しくは別に書くとして(小出しに行きます。)その意味は「滑るように走るもの」で、神の血を引いた馬で世界でもっとも早くオーディンの神獣として八本足の灰色または白馬として描かれます。この馬の出生や子供の話はまた今度(こればっかし)。

個人的には「スレイプニル」だけでも単体の召還獣として成り立つと思うそれをオーディンとセットだなんてまさに「鬼に金棒」でもやっぱり扱い悪いと思う。
FF8でサイファーに真っ二つにされた時にはあ然となってしまいました。いくらなんでも酷すぎると思います。

 1999 2/24 STV



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