|
最終更新日:2003/10/17
2週目以降、ほとんど毎回のように大失敗した合宿について語られる。それが事の発端なのだから当然と言えば当然なのだが、ゲーム開始直後の合宿に限り、合宿が楽しく成功に終わったものとして語られいてる。
また、冒頭の合宿は「一週間の合宿」であったのに対し、後の七香との会話では「合宿は二泊三日だったから」と発言している箇所があり、冒頭の合宿とA世界での失敗した合宿は明らかに別物ということになる。 この冒頭の合宿は何だったのか。 (1) 太一願望説 C†C編太一願望説と同様、こんな風になったらいいと太一が夢想していた合宿の様子とする説。 あるいはC†C編で望んだ通りのエンディングを迎える為、本来のループでハッピーエンドに辿りつくことが出来ない理由の一つ、スタート時点での人間関係が悪すぎるのを改善する為の夢想とする説。 部員同士の結束を取り戻すことを目的とした合宿の夢想で、冬子との会話がピックアップされているのはなぜかという疑問も浮かぶが、これは後のC†C編が部員同士で仲良く部活を出来る終わり方になる為の布石として解釈する。 放送部員同士が断絶している理由の内、みみ先輩と友貴は互いの冷戦を控えめにしてくれればそれで良く、曜子ちゃん、美希、桜庭については特に人間関係の火種は抱えていない。 そして太一が当事者なのは、霧と冬子に対してだった。 この内、霧を攻略しようとすると豊の話を出さねばならず、そうすると話が一気に暗い方向に転がって部活で楽しくどころでなくなる。あるいは霧が愛奴隷化してしまい、それはそれで望まない形に。なので霧の本質的な攻略は諦め、美希にうまく手綱を取ってもらうという形で手を打ったとする。 一方、冬子との関係は自分に依存し過ぎず、適度な距離を置いたケンカ友達というスタンスに落ち着いてくれればいい。その為の事前攻略に合宿を使ったのだとすれば、冬子が特に目立っていた理由も説明がつくのかも知れない。 (2) 1年前の合宿説 合宿自体は例年行われていたらしいので、冒頭で描写されたのは1年前の合宿の様子とする説。 名前が明示されるのは太一、冬子、部長だけなので、実際は卒業したという3年も含めたメンバー構成だったとする。 みみ先輩が1年前から部長なのはおかしくないかという意見もあるが、絶対にあり得ないということでもない。たとえば3年生から2年生への部長交代がこの夏期合宿前後に行われる慣例で、みみ先輩は部長になったばかりだったとする。それから1年後、放送部は各自バラバラで部長交代を行えるような状態になかった為、みみ先輩が部長を継続していたと考えれば筋は通る。 美希、霧が放送部に入った際、冬子はまだ放送部員でなかったような記述がある為、1年前の合宿の段階では冬子は部外者だったのではないかという意見もあるが、太一が多少強引に見学者として連れ込むこともありえない話ではない。教員に内緒のお茶目とかするぐらいだし。冬子がかつての自分と同じようにいつも一人だとか何とか言えば、みみ先輩辺りは割と簡単にほだされるだろう。 冬子の態度がまだ太一に心を開き切っていないものの、冷戦中という様子でもないことの説明もつくのか。 ただし、このシーンにはセミの声が入っていないという問題がある。 冬子の発言から夏休み中であることは確かで、山の中でセミの鳴き声が聞こえないのは間違いなく異常事態である。これが単なる入れ忘れというオチを避ける場合、夢(何でもアリ)か神隠し発生中のB世界説を取るしか無くなる。 (3) B世界の合宿説 B世界で行われた合宿の様子とする説。 合宿中、セミの声が聞こえないことを根拠とする。 A世界の太一たちがループ世界に入ったのは合宿の帰り道なので、1年前だろうが何だろうがセミの声が聞こえていない筈がない。 セミの声が聞こえないのが単なるSEの入れ忘れでは無いとする場合、神隠し発生中にてセミの声も消えたB世界で、B世界の太一たちが合宿をしていた様子という解釈が浮かんで来る。 ただしこの場合、なぜここに限ってB世界メンバー視点なのかという疑問も浮かぶが。 |