雑多なネタ

このコーナーは私が徒然なるままに日暮らして心に移りゆくよしなしごとを、
パソコンに向かいてそこはかとなく書きつくればあやしうこそものぐるおしい、そんなページです。


第7回

食ってもいいのか!?食品添加物


・概要説明

 狩猟・採集という、自然の恵みをたよりにした古代の食料調達法から、農耕・牧畜という、自己生産型の手法を取り入れてからはや数千年。科学力の進歩により、今では食品をよりおいしく、よりきれいに、そしてより長持ちするようにあらゆる添加物が使用されるようになった。その中には天然由来のものもあるが、もちろん人工的な物質もある。人工的な天然物の方はさほど毒性もないのだが、人工的な物質の方は(一部天然物もだが)その毒性が大きく取り沙汰され、近頃社会問題化したのは記憶に新しい。これは、国民の食品に対する危機意識が増大したと言うよりも、一部のマスコミュニケーションによって煽動されたという方が、より適切な表現と言えるかも知れない。
 食品をより早く安全に、そして大量に供給するためには、その保存性・加工性を高めてやる必要性があるだろう。そのために食品添加物は必要不可欠なものである、と言えることもまた事実である。しかし、我々人間に正しい知識と正しい心がなければ、真に物事の「理(ことわり)」を理解したと言うことはできまい。すなわち、食品添加物の毒性やその効果などを十分理解し、人体にどの程度影響があるのか、またどのようにしたらその影響を軽減できるのか、といったことを知る必要性があるのだ。今回の特集が、その正しい理解への一助となればこれに越した喜びはない。


・参加選手紹介

No.添加物名用途コメント
赤色3号着色料黄色○号とか青色○号とかはよく見ると思いますが、その中から「X色Y号」の代表としてチョイス。染色体異常、発ガン性の疑い
ソルビン酸保存料おそらくこの名前は一度くらい見たことがあるのでは?よくハムとかベーコンとかに入ってます。 亜硝酸と反応して発ガン性の疑い
サッカリン甘味料菓子やジュース類に含まれ、砂糖の500倍くらいの甘みを持っているとか。ラットで膀胱ガン。米・カナダで禁止
亜硝酸ナトリウム発色剤ハムなどの肉類の発色に用いられます。これもよく見ますねぇ。これ自体は毒性なし。生成されるニトロソアミンに発ガン性など
コチニール着色料中南米のエンジ虫から生成される赤色の着色料。染め物などにも使われます。発ガン性の疑い?
リン酸塩漂白剤、結着剤ハム・ソーセージなどの他、さつまいも等の漂白にも使用されるとか。カルシウム分解によって骨がもろくなる恐れ


・集計結果

表1 各サーチエンジンにおける得票数
gooYahoo!
JAPAN
エキサイトInfo
seek
NET
PLAZA
Hi-Ho
e-Search
NTT
DIRECTORY
Info
Navigator
LycosTotal
赤色3号17017073,066243600544,38678,095
ソルビン酸77277257,4081410134950459,848
サッカリン97497464417842014917174,021
亜硝酸ナトリウム38938924,359133330221960026,124
コチニール256256163579001491951,085
リン酸塩1,6061,606141,159168167008272,558148,091

表2 サーチエンジンごとの偏差値
gooYahoo!
JAPAN
エキサイトInfo
seek
NET
PLAZA
Hi-Ho
e-Search
NTT
DIRECTORY
Info
Navigator
LycosTotal
赤色3号40.340.354.462.942.7-41.839.567.648.7
ソルビン酸51.451.451.535.348.5-54.150.044.048.3
サッカリン55.155.140.955.548.7-54.155.145.351.2
亜硝酸ナトリウム44.444.445.350.347.2-66.345.444.648.5
コチニール41.941.940.841.743.2-41.842.942.142.0
リン酸塩66.866.867.054.369.7-41.867.156.561.3

いいのやら悪いのやら・・・

 今回の優勝はリン酸塩ということになりました。
・総評

 今回のマッチレース、個人的な予想としては、僅差でソルビン酸か赤色3号辺りが勝利を収めるのではないかと思っていた。しかしふたを開けてビックリ、リン酸塩が2位に2倍近い大差をつけて勝利してしまったではないか。コチニールやサッカリンは、一つの単語として検索されてしまうだろうから伸びが悪いにしても、亜硝酸ナトリウムはもう少し伸ばしてくると思ったのだが・・・・・。やはり「リン」という、富栄養化の原因物質は強いということなのだろうか。世間的にも富栄養化の問題が大きくクローズアップされているので、この結果はまあ「なるべくしてなった」ものなのであろう。日本国民がどういうことに興味を持っているのかがわかる、非常に興味深い結果となった。


・WEBマスターの(真面目な)コメント

 今回、前々から個人的に興味を持っていた「食品添加物」について取り上げた。一般的には危険だとか毒性・発ガン性があるとか言われ、嫌われがちなこれらの物質だが実際にはどうなのだろう。
 たった一つの情報源から得た情報というのは非常に危険である。なぜなら、その情報が間違っていたとしたら、その間違いに気が付くことができず、間違った常識を自分の中で育て上げてしまうからだ。つまり私が言いたいのは、世間一般的に謳われている「食品添加物=危険」という固められた常識を、違った情報源から情報を取り入れることによって流動的なものにすべきである、ということだ。
 このような論の進め方をすると「じゃあ食品添加物は安全なのか?」と思われてしまうだろう。だから敢えてここで断言してしまいたい。食品添加物(の一部)は有毒である。しかし、大事なのは有毒であるという事実ではない。最も重要なのは「どのくらいの量から危険になるのか」ということである。まず第一に、食品添加物を使用する際には、法律で定められた規定量以下にしなければならない。この規定量は、厳密なる動物実験を重ねた結果算出された、厳正かつ正確な数値である。よって、食品添加物を使用している食品に危険性はないと言っても過言ではないのである。しかし、日本にはいいことわざがある。「石橋を叩いて渡る」。つまり、用心するに越したことはないということである。
 用心する、と言っても具体的にはどうやるのかよくわからない部分が多いだろう。そこで簡単に食品添加物を取り除く方法を挙げておこう。例えばソーセージ。調理法としては、焼く・煮るなどが一般的だが、焼く前に煮た方がいい。それも包丁で切れ目を入れてからやるとより効果的である。焼いただけではあまり食品添加物が流出しないが、切れ目を入れて煮ることにより多くの添加物を流出させることができる。これはおでんについても言える。つまりおでんの具をあらかじめ煮て、その湯を捨てるというものである。一見もったいないようにも思えるが、安全には換えられない。思い切って捨ててしまおう。また、野菜などについても同じことが言える。この場合は主に残留農薬を除去する意味合いが強い。いずれにせよ、とにかく一度ゆでてその湯を捨てる、という動作が大事だということである。このページを見られた方はこう覚えておこう。「とにもかくにもゆでこぼせ」

ゆでこぼせ〜


間違いなどありましたらご指摘を。
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