小説ラリえもん
第18話「あの日へ・・・」

 前回までの大体のあらすじ・・・無敵ゾイド・ゴジュラス破れる・・・・・。突然の事件に言葉を失う共和国軍。ヘリック大統領は打開策に頭を悩ませる。一方の帝国軍は、ゴジュラス撃破の報に沸いていた。余勢を駆って共和国圏をせばめようと進撃を続ける。そんな時にヤツは現れた・・・・・。
ゾイドたぁ懐かしいじゃねぇか」
昔、「水陸両用」と謳われたウオディックを風呂に浮かべて泳がせようとし、哀しく沈んでいったことを思い出しつつ、一人かこつラリえもん。全ての原因は豊かさだとスケープゴートを作成し、心の平安を取り戻そうと躍起になっていた。しかし、心の中でくすぶっていた思いが爆発する・・・・・。
くそぅ!ゾイドしてぇぜ・・・・・」
(確かのぴ太が「ゾイド黙示録」を持ってたな)かすかに残った記憶を引っぱり出すことに成功すると、マッハの速度で二階へ駆け上がる。・・・・・そういえばラリったパパもいました
「うおおおぉぉぉーーー!!!ジェネすし行きてぇぇぇーーー!!!!!」
ついに「ミスター味○子」ネタか・・・・・。作者も相当ギャグネタに窮したとみえる。それはさておき、一度に指一本ずつ・計十個も寿司を握るなんてマネが人間にできるのか?などという疑問を持ちながらも、ラリえもんはのぴ太の部屋のふすまを蹴り開けた。無論、ベタリハンドで普通に開けることも可能だったが、あえて蹴りで開けた。バカ面をぶら下げたのぴ太が、驚いた表情で俺を見てるだろう、と想像していたラリえもんであったが、その想像は大きく下方修正されることになった。のぴ太は薄笑いを浮かべながら、何かをその手に持っていたのである。
「ッ!!??貴様、いつの間にケッセルから生還した!!??」
わけのわからないことをほざきつつも、のぴ太が手にしているものを目ざとく確認するラリえもん。なんとファミコンのコントローラ(しかもジョイボール)ではないか!?
「貴様いつの間に・・・・・」
ラリえもんの言葉が終わるか終わらないのか内に、のぴ太は無言でテレビ画面を指さした。ゆっくりと視線を移すラリえもん。驚いたことにそこには「ドルアーガの塔」が映っていた。なぜかまたしても感極まり、思わず涙が頬を伝う・・・・・。
「誰か解き方教えてくれ・・・・・」
ラリえもんの赤心であった。できることなら、ドクター・ボンベに教えを請いたいところである。またしてもラリえもんは言う。
「いや、俺が本当にやりたいのはゾイド黙示録なんだが・・・・・」
今度こそ驚いた表情ののぴ太。
妖しい空気が部屋を包む・・・・・。

(つづくぞぉ)
作:MOS


(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)
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