前回までの大体のあらすじ・・・ウォーズマンの心臓を直すべくドクター・ボンベの元を訪れたのぴ太。しかしそこにドクターの姿はなかった・・・・・・。肩を落としながらも着メロを登録していたところ、何故か唐突にフィールがしエボリューションしてしまった・・・・・。
「誰もサイレントナイト・翔なぞ知らんだろうに」
ご丁寧に解説を入れてくれるラリえもん。横でのぴ太が、もっともだという具合にうなずいている。その手にはもちろん、レーザーコマンダーが握られていた。もはや説明するまでもなく、秒間30〜40連射できるというアレだ。まさにマニア垂涎のアイテムである。それをのぴ太は持っている。これはただ事ではなかった・・・・・。
「そんなことはどうでもいい。さっさとゾイド黙示録しようぜ」
そうであった。それがこの猫型ロボの目的だった。実は本人も忘れていたようだが、そんなことはおくびにも出さない。ともあれ、ようやくのぴ太は、ラリえもんの目的とするカートリッジをファミコン本体(ニューファミコン)に突き刺す。そしておもむろに電源を入れた。隕石みたいなものが落ちるオープニングを飛ばすと、そこには「ZOIDS」の懐かしい文字が・・・・・。思わず目頭が熱くなるラリえもん。
「うおおおおぉぉぉぉぉーーーー!!来いいいぃぃぃーたああぁぁぁぁぁーーー!!!」
またしても来たらしい。しかし、今度のは多少気持ちがわからんでもない。それが証拠に、のぴ太も黙ってうなずいている。そしてすぐさま「2PLAY」を選択し次の画面へ・・・・・。どうやら「共和国軍」と「暗黒軍」のどちらかを選択するみたいだが、どうも様子がおかしい。明らかに「暗黒軍」のエンブレムなのに、そこにカーソルを合わせると「キョウワコクグン」などと表示されている。のぴ太が少しムッとして、ラリえもんに何かを言おうとした矢先、
「こなくそおおぉぉぉぉぉーーーーー!!!」
ラリえもんがファミコンに肘を落とした。その衝撃で大破するファミコン。あろうことか、さらにそのまま固めに入るラリえもん。それを見て思わずのぴ太も、
「ギブ!?ギブ!!?」
などとわけの分からないことを叫ぶ。やがてのぴ太が両手を振り、レフェリーストップをかけた。肩で息をしているラリえもん。ラリえもんの腕を掲げようとしたのぴ太の手を振り払い、第二のトリップを敢行する。
「ウリィィィーーーーー!!!」
なぜにここでジョ○ョ・・・・・。一瞬そう思ったが、なぜか(バオー来訪者だな)と意味のない、というよりわけのわからん思考で納得をした。やはりこの2人はイカれているようだ。
「タウンズ君、君は光を波動としてとらえすぎる。それではうまくいかないよ」
もはや、常識の通用するレベルを遙かに超越してしまったラリえもんに、のぴ太はついて行くことができなくなっていた。そんな時、階下から救いの手が差し伸べられる。
「のぴちゃーん、ラリちゃーん。ご飯よ〜」
2人の目に異様な光がともる・・・・・。
(つづくし)
作:MOS
(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)