小説ラリえもん
第24話「ダイナマイト☆セプテンバー」
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前回までの大体のあらすじ・・・世紀末覇者を目指し邁進するデカ杉。一方ラリえもんは、南斗水鳥拳を会得しようと精進していた。そこへ、胸にケンシロウよろしく七つの傷をつけたのぴ太が現れ、そしてうそぶく。「俺の名を言ってみろぉ!!」・・・・・。
「王大人は死亡の確認しかしねぇのか?」
この男(?)は、無論王大人が相当な使い手であることを知っている。そこを敢えてこういう事を言うにはわけがあった。彼は「王大人、死亡確認!!」のセリフが大好きだったのだ・・・・・。
「そんなことはどうでもいい。さっさ本編行くぞ」
ラリりながらも冷静である。未来の世界は、こういった怜悧さを持ち合わせていないと、生き抜けないような時代なのだろう。今日は彼にしては珍しく、こたつに入ってミカンを食っていた。よく震えるベタリハンドを駆使し、綺麗に皮をむいて食っている。よく観察すると、白い筋まで綺麗にとっている。見かけによらずやることが細かい。と、その時
「オラァ!!帰ったぜ!!さみぃぞコラァ!!!」
ふすまを蹴破りながらなぜかキレているのぴ太。どうやら、外が寒いのが原因らしい。
「うるせぇ!てめぇふすま破ってんじゃねぇぞボケが!!血ぃ見たいんか!!!」
さすがはラリえもん。これを逆ギレで返す。さすがにたじろいだのぴ太が、不承不承ふすまを直し始める。のぴ太のへなちょこキックによって、ふすまは完全に通り抜けフープと化していた。のぴ太は、仕方がないのでその辺にあったこどもちゃれ○じの一枚破り、穴埋めに使おうとした。
「・・・・・!!」
今度は無言でのぴ太にネリチャギをかました。あの短い足でネリチャギと思われる方もいるかもしれないが、のぴ太は座って作業をしていたので短い足でもヒットさせることができる。頭が2センチくらい陥没したような衝撃を覚えつつも、目を上げラリえもんのご機嫌を伺うのぴ太。
「なにがお気に召さないのでしょうか。この野郎」
体中から殺気を放ちながら言う。咄嗟にファイティングポーズを取ろうとしたラリえもんであったが、瞬間的にこどもちゃ○んじが目に飛び込んできた。構えを解き、呆然と立ちつくす。そして呟く。
「しましまとらのしまじろうなのか、とらとらしまのとらじろうなのか、非常にわかりにくい・・・」
その目には汗が。すかさず和するのぴ太。
「なんで藤堂豪毅やゴバルスキーが仲間になるんだよ!!!」
それは言ってはいけない・・・・・。
(つづきがみたい)
作:MOS
(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)