前回までの驚異的なあらすじ・・・・・モモ夫を衝動的に撃ち殺してしまったのぴ太。まだ未成年なのでなんとかなるのだろうか、というかあらすじで前回と関連のあることが書かれているのも久しぶりだ。
「さて、問題はこの死体をどうするか、だが・・・。」
ラリえもんが隊長気取りで、みんなの顔を見渡しながら言った。モモ夫の死体を担いで、学校の裏山まで歩いてきたのぴ太とジャイヤンは、肩で激しく息をしている。シスカはといえば(何であたしここにいるのかしら)という表情だが、とりあえず流れに任せることにしたようで、大人しく話を聞いている。そして、前回の最後でいつのまにか増えていたメンバーの「帽子をかぶっているけど名前はいつも呼ばれない人」も何故かここにいた。
「あ、やべえ!今日クリスティーン郷田のサイン会があるんだった。」
いきなり突拍子も無いことを言い出し、そそくさとジャイヤンが逃げ出そうとしたが、その後頭部をラリえもんが魔貫光殺砲で撃ち抜いた。前のめりに倒れるジャイヤン。悲鳴をあげるシスカ。言葉を失うのぴ太。3人の中に不穏な空気が流れる。
(・・・・減ってない?)
いつのまにか帽子をかぶった奴は家に帰っていたらしい。だが、そんな些事には構っていられないとばかりラリえもんは叫ぶ。
「いいか!裏切る奴はこうだ!!肝に銘じておけ!!!」
なんか話の展開が変わってきた、と思わずにいられないのぴ太だったが、ここで逆らったらおそらくビッグバンアタックあたりで殺されそうなので黙っていた。シスカはといえばもう失禁寸前、か細い声で
「許して・・・許して・・・」
と力なく繰り返すばかりである。ラリえもんはそんなシスカにケリを入れながら、
「オラ、きりきり働かんかい!このアマ!!」
と鬼のような非道さを見せている。(このままでは俺も殺される)と直感したのぴ太は、近くにあったバールのようなものを掴むと、素早く身を翻しラリえもんに殴りかかった。
「この、ド外道がぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ブラックエンジェルスばりの台詞を叫ぶと、脳天めがけてバールのようなものを思い切り振り下ろす。金属音が響き、ラリえもんの頭部が陥没した。ショートしたコードが火花を散らす。
「き、貴様・・・。なにを・・・ゆる」
言葉を最後まで聞くことは出来なかった。ラリえもんはそこで機能を停止した。
「やったか・・・?」
シスカを抱き寄せながら、のぴ太はラリえもんであったものを見下ろした。
(続くか、これ?)
作:RK
(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)