前回までのあらすじ・・・・・・やっぱりアレはドラリだったらしいのだが、あそこまで強引なことをしては、もう誰も続きは書いてくれまいと感じた原作者は、仕方なく自分で事態を収拾することにしたのだが、それよりも10000ヒットを踏むのが誰なのかが気にかかっていた。
「土方京子がドラリ?土はまあドと読めるとして、方京子で、ラリって・・・。えええええええええええええ〜〜〜?」
納得がいかないのぴた。それはそうであろう。しかも、初登場とかいいながらよく見てみると昔ドラリは1回だけ出てきていたのだった。ますます疑いの念が強くなる。
「当て字よ。」
これ以上はないくらい実も蓋もない答えが本人から返ってきた。他のメンバーも言葉を失う。ラザロのように地獄から甦り、その魂を漆黒のものとして、この世にあらざるべき存在となったモモ夫を除いて。モモ夫は、すっかりその存在を忘れている奴等に向かって、戦闘態勢に入ったことを告げる咆哮を上げた。あまりにも強引な話の流れに、すっかり酔いが醒めてしまっていたパパもようやく正気に戻り、懐からベレッタを取り出すと、モモ夫の胸のあたりに狙いをつけながら叫んだ。
「逃げろ!!ここは俺が食い止める!!」
叫ぶが早いか、拳銃を撃つ。2発、3発。続けざまに放った弾丸はあやまたずモモ夫の胸を貫いたが、全く効いたそぶりはなかった。それどころか拳銃の弾を体に取り込み、モモ夫は更なる進化を遂げたようだった。
「・・・拳銃の弾か・・・。オボエタゾ。」
くぐもった声でモモ夫が言う。ウオォォォォォーンとそこで一際高い叫び声を上げると、モモ夫の背中から翼が飛び出した。蝙蝠のそれに近い形をしている。恐怖のあまり後ずさりするパパに対し、モモ夫はにやぁっと顔を歪めた。
(コイツは・・・。今、笑ったのか!?)
パパの背中に戦慄が走る。殺らなければ、殺られる。そう直感してすぐさま背中のグレネードランチャーを引き抜くと、続けざまに撃った。そのうちの1発が顔面に命中したが、いったん崩れたかと思ったモモ夫の顔は、すぐに元の形に戻っていく。
「グレネード・・・。オボエタゾ。」
勝てない。そう直感したパパは死を覚悟した。しかし、一応カッコだけはつけておこうといかにもな台詞を叫ぶ。
「何をグズグズしているんだ!!逃げろ!!俺にかまわず!!」
しかし、既に全員が逃げていた。パパはラリえもんの姿を探したが、微塵もなかった。
「・・・主人公なのに?!」
(どうあっても続く)
作:RK
(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)