小説ラリえもん
第38話「発育ステータス」

前回までの全開なあらすじ・・・いつのまにやらのぴたとラリえもんの争いが経済界を巻き込んだ争いになっていたようだが、店の名前まで決まっているので珍しくそのままの設定で続けることにしてみた。
「さぁ、安いよ安いよ!!コンビニなのに安いよ!!
「しゃ、社長!なにも社長自ら店頭に立たれなくとも・・・」
「たわけぇ!現場を忘れるなといつも言っておろうが!!このメガうつけぽんちがッ!
 会話をしているのはラリえもんと、実家の雑貨屋が吸収合併されたついでにヘッドハンティングされたジャイヤンであった。そもそもただの雑貨屋を何故ヘッドハンティングしたのかというと、その殺人音波を使ってライバルを合法的に抹殺するためであったが、当然、当のジャイヤン本人は己の経営手腕の故と信じて疑ってなかった。しかも契約書に「許可なく歌ったら殺す」と書いてあったのも、当然見逃していた。それはそうと、要するにコンビニのくせに安売りをするという、全米ほどではないにしろ小売業が震撼しそうな行動を起こしたラリえもんの真意は、ただライバルを迎え撃つためだけであった。
 そう、ファラリーマートの200m先では、のさっぷ岬の1号店がオープンしており、当然永遠のライバルである(まあ力石とジョーみたいなもん)のぴたが店長であった。
(フフフ・・・これで開店初日から大打撃だな。)
と、内心ほくそえむラリえもんの耳に届いたのは、信じられない叫び声であった。
「三割四割当たり前〜〜〜〜〜〜〜」
 なんとのさっぷ岬は、ファラリーマートの値引きが児戯にも等しくなるほどの値引きを敢行していた。さらに偵察部隊の報告によると、店員はのぴた以外全てかなりのレベルの女店員のみで構成されており、シスカはもちろん、顔面だけは東大法学部クラスのドラリも参加していた。さらにコスチュームも、アンナミラーズとなんか色々合体したような、まさにトゥナイト2が取材に来そうな感じであった。おそらく乱一世あたりが先鋒として現れながら、実際にコスチュームをしいなまおあたりが着ながら、「これはすごいですね、セクシーですよ、いいんですかこれ」などといいながら、次のコーナーは大人電話相談室だったりして、CM前に一瞬写った石川次郎は仏頂面というか、何の話だったっけ。
 まあとにかく、のさっぷ岬はスタートダッシュに成功し、ファラリーマートを押さえ込んだ。大抵お色気作戦を展開すると、染色体XXの方々からバッシングを受けるのだが、雑誌などのメディアを上手く利用することにより、単に露出度が高いだけの衣装を「カワイイ」とコギャルどもに言わせることに成功した。そして急成長したのさっぷ岬は、瞬く間に業界第2位にまで登りつめ、「アイより大切なものってないんすかね」と全く見当違いのCMを打ち出し、着実に業界第1位のファラリーマートに近づきつつあったが、のぴたの体を襲う病魔も確実に進行しつつあった。医者もさじを回転投法で80m付近まで投げた頃、ついにラリえもんが動いた

(いよいよ続く)
作:RK


(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)
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