小説ラリえもん
第39話「A HARD DAYS NIGHT」
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前回までの全開なあらすじ・・・のさっぷ岬とファラリーマートの決戦が迫っていた。
「お呼びで・・・?」
会長室に招かれたジャイヤンは、昔の凶暴さはどこかへ置き忘れてしまったかのように腰を低くしたまま尋ねた。ラリえもんは窓の外を見下ろしたまま、低く呟いた。
「・・・ようやく、ここまで来た・・・。だが。ヤツがいる限り俺に安息の時は訪れない・・・。わかるな?」
「ハッ!」
ジャイヤンは最敬礼の姿勢を取った。会長が期待しておられる。ジャイヤンは、ようやく自分の呼ばれた理由を知った。
「ヤツというと・・・デカ杉ですね?!」
ゴヴシャァッ。無言でラリえもんの裏拳がジャイヤンの顔面を捉えた。もんどりうって地面に倒れこむジャイヤン。
「俺はその手のボケを決して許さない。いいか。のさっぷ岬の近くの空き地を押さえてある。今日からそこでのどの続く限りリサイタルを続けろ。あの店に客を入れさせるな。」
結構セコイ作戦であった。だが服従しか許されないジャイヤンにとっては絶対の命令であった。とても3話辺りで対等に殴り合っていたとは思えない。ジャイヤンはすぐさまステージ衣装を用意するため外に駆け出していった。
ラリえもんは窓の外を見たまま深く息をついた。
「まさかネオジオがなくなるとはな・・・。ネオジオって新しい大地っていう意味で確か社内の公募で決まったんだよなァ・・・。俺があのパチンコ会社だったらすぐさまアレの2001とか作って真吾を卒業させるんだが・・・。そういやベースボールスターとかあったよな」
ただの愚痴であった。
そのころのぴたはというと、病院で検査を受けていた。医者のくせにやけにごつくマントを羽織ったその男は、いわゆるインフォームド・コンセントを行っていた。
(こいつ、まさか新しくなったのに「スーパー」が消えたヤツでは・・・)
当ののぴたは話を全然聞いていなかった。どうやらガンが転移しまくっているらしかったが、何故か生きていた。
そのころ、ラメ入りの衣装に着替えたジャイヤンは、空き地に車を走らせたが、空き地についてみると土地が買収されていた。
「歌えんじゃん」
(もうちょっとだけ続くぞよ)
作:RK
(作者注・・・この作品は、文章の常識等というものとはかけ離れていますので、多分に不条理で投げやりな表現が用いられています。ご了承ください。なお、子供に夢を与えている某青色猫型ロボットとは、微塵も関係ありません。)