ある日、パパの夢まくらに今は亡きパパの父親が現われ、のび太にもっと厳しく接するように諭した。これまでの接し方を反省したパパは厳しくすることを決める。マンガを買うのを禁じたり、寒い庭でキャッチボールをしたり、ジャイアンに殴られたのび太にやり返せと叱ったりと、その豹変振りはママも驚くほどだった。迷惑に思うのび太は、会ったことのないおじいちゃんに会いに行こうと、タイムマシンでパパが子供の頃へ向かう。そこでは寒い中、おじいちゃんがパパに寒稽古を行っており、マンガを買うのを禁じたりケンカに勝つまで帰ってくるなといったり、鬼のように厳しい人だった。自分のことのように怒り出す二人だが、実はおじいちゃんは誰よりもパパのことを心配しており、おばあちゃんをパパの下に行かせたり、マンガを買うお金を渡したりする。それを見ていた二人はおじいちゃんに見つかるが、おじいちゃんは二人の話す事情を理解し、孫ののび太とゆっくりとしたひとときを過ごす。パパの見た夢のことを話したのび太はおじいちゃんに来てもらって、のび太に優しくするようパパに言ってもらうのだった。
(解説)遂にのび太のおじいちゃんが登場です。おばあちゃんに比べると存在感は薄いのですが、それでもおばあちゃんとはまた違った「子供への優しさ」を持っている人になっています。かつての「日本の父親像」というものを投影していたのかもしれません。のび太たちの事情を目を見ただけで真実と判断するとは、すごい。この人の孫がのび太ですから、血筋ってわかりませんね(笑)。パパが「たくましい男になった」と言った時のママの顔が面白いですね。
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