スネ夫のいとこが作ったというラジコンのロボット・グランロボを自慢するスネ夫。スネ夫はグランロボのパンチ力を試そうとのび太を実験台にしてしまう。悔しがるがロボットをほしがるのび太に、仕方なくドラえもんは「タイタニックロボ」のプラモデルを出す。勇んでのび太は作り上げるが、出来上がったのはロボットの一部であった。このプラモは全長10メートルもあり、しかも操縦ができるという。二人はどこでもドアで人里離れた山奥に向かい、残りのパーツを作り始めた。とりあえず下半身を完成させて一日目を終えたが、翌日のび太は居残りさせられ、ロボのことを忘れて勉強しようと考えるが、今度はグランロボにキックをされてしまい、そのことを忘れてロボの製作に取りかかる。だが結局頭部だけは完成せずに、明日に持ち越しとなった。翌日も残されたのび太だが、スネ夫達がまた自分を実験台にしようとしていることを知り、ドラえもんがいないにも関わらずロボの製作に取りかかる。完成したタイタニックロボに乗り込んだのび太はスネ夫のグランロボと決闘に向かい、グランロボは叶うはずもなく、タイタニックロボの一撃でペシャンコになってしまった。ロボを降りたのび太は帰ろうとするが、その時、ロボが勝手に動き出し始めた。戻ってきたドラえもんと共に操縦室へ入ってみると、コントロール装置を誤って作ってしまったことがわかる。とりあえずロボに空を飛ばせるが、このままだと10時間ずっと空を飛ばせなければならない。困り果てる二人だが、その時吹雪の中で倒れている子供たちを見つけた二人は、ロボで彼らを家まで送っていく。毎日山を越えて学校に行くため、三時間も歩かなければならないと言う。そこで二人は、ロボにトンネルを掘らせることを思いつく。ちょうどロボが穴を掘り終えたところで電池も切れ、二人は家へ帰ったが、ママに勉強するように怒られ、ロボが動くうちに学校を壊しておけば良かったとぼやくのび太であった。
(解説)子供のプラモづくりもここまで来ると大したものです(笑)。いつものようにスネ夫への対抗心から話が始まり、終盤の美談的展開、そしてラストののび太の呟きと、様々な要素を織り交ぜた「幕の内弁当」的な豪華な作りとなりましたね。タイタニックロボもドラ世界には珍しい「リアルなロボット」タイプのもので、一見の価値アリです。
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