しずかから人形のジャニーを見せられたのび太は、その人形の表情が悲しそうだと言われるが、のび太にはそんな違いはわかるはずもない。しずかはジャニーと愛し合っていた人形のジャックが行方不明になってしまったことをのび太に話すが、のび太は適当なことを言ってしまったので、しずかに怒られて追い出されてしまう。人形遊びに夢中になる女の子の心理に悩むのび太だが、帰り道の途中で出木杉に会う。出木杉もしずかに呼ばれたらしく、出木杉でも困るだろうと考えるのび太だが、万一のことを考えてドラえもんに相談することにすると、部屋ではなんとタイヤキが空中を泳いでいた。しかもそれがドラえもんの出していた釣り糸で釣れてしまったのだ。ドラえもんは「人形自動化音波」を使って一時的に動物の形をした物に生命を与えていたのだ。これを使って問題解決が出来ないものかと考えたのび太は道具を持ってしずかの家に向かう。一方の出木杉やしずかはとりあえず張り紙をして人形を探すことにしていた。二人が出かけている間に家に着いたのび太は部屋に上がって待つことにするが、のび太はジャニーに音波を浴びせて手がかりを聞くことにして音波を浴びせてしまうが、ジャニーは泣き出すと同時に部屋を飛び出して行ってしまう。とりあえず張り紙を張り終え、一旦家に戻ることにしたしずかだったが、のび太から話を聞いてカンカンに怒り出してしまう。困ったのび太はドラえもんに助けを求め、ドラえもんはノラネコと話して情報を集めると、ノラネコのクロが加えていったと言う。クロがガラクタを集めている場所に行ってみた二人だが、そこには人形がなく、人形の靴が落ちているだけだった。そばにいたクロに聞いてみると留守中に誰かに盗まれてしまったと言う。その時イヌのぬいぐるみを見つけたのび太は音波を浴びせてイヌを動かし、先程の靴の匂いを嗅がせて追跡するよう命令する。そしてとある家に到達した二人はその家の少女に聞いてみると確かにジャックを拾ったというが、自分の家のベティという人形と愛し合ってしまったので返す事が出来ないなどと言い出してしまう。その時どこからか現れたジャニーが家の中に飛び込んでいった。愛する者の直感というやつで探し当てたらしいが、それでも少女はジャックを返そうとしない。そこでのび太は他の二体も音波で動くようにして、人形達に決めさせることにするが、ジャニーとベティはジャックを取り合い始め、ジャックはボロボロになって逃げ出してしまう。それを見て三角関係の怖さを実感するのび太とドラえもんであった。
(解説)…ラブコメなのか、これは(笑)?のび太も「カップルテストバッジ」で三角関係の恐ろしさを知っているだけに、他人事ではないでしょう(笑)。今話では女の子のお遊びレベルで話を済ませていますが、「架空のものに必要以上に肩入れする」ということについては、我々ファンにおいても相通ずるものがあるかもしれないので、その過剰な思い入れを皮肉っている…というのは考えすぎでしょうか。我々のしていることも他人から見れば滑稽そのものなのか…なんてことまで考えちゃったりもしますが、とりあえずはドラ世界独特の「人形劇」を楽しみましょう。
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