2000年1月30日〜2001年1月21日 全49回
☆主題歌
・オープニング
「仮面ライダークウガ!」
作詞:藤林聖子 作曲、編曲:佐橋俊彦 歌:田中昌之
・エンディング
「青空になる」
作詞:藤林聖子 作曲、編曲:佐橋俊彦 歌:橋本仁
92年の「真」、93年の「ZO」、94年の「J」と、しばらくはテレビ以外の映像媒体を活動の場としてきた仮面ライダーシリーズであったが、「J」以降は新規作品の展開も一旦沈静化することになる。しかしこれによってライダー人気そのものが停滞したわけではなく、CDやLDなどの情報メディアが発展するにつれ、より一般レベルでジャンル作品を鑑賞、評価する傾向が顕著になり始めた。関連アイテムも絶えることなく発売され、「仮面ライダー」という名のパーマネントキャラクターにまで成長した本シリーズは、同時にいつの時代であってもテレビ番組として復活できる要素を備えるまでに至る。さらには96年から再度の復活を果たしたウルトラマンシリーズの健闘によって特撮作品自体も広く再評価されることになり、そのような様々な要因に後押しされる形で、間もなく迎える仮面ライダー生誕30周年記念の一環として、実に「RX」以来11年ぶりに復活したテレビシリーズが、本作「仮面ライダークウガ」である。
遥か古代、戦士クウガとなって戦闘民族グロンギを封印した人物が残した変身ベルト・アークルを装着した青年・五代雄介が、ベルトの中に存在している霊石・アマダムの力で戦士クウガへと変身した姿。当初はパワー不足である白い姿の「グローイングフォーム」にしかなれなかったが、雄介が戦う決意を固めた事で赤い姿「マイティフォーム」への変身が可能となった。
警視庁が開発した特殊バイク。無公害エンジン・アレグロを搭載しており、最高時速300キロをマークする事が可能。さらに機体の色を変化させるマトリクス機能を備えており、これを用いてカムフラージュに使用する事もできる。量産化を前提として制作されており、各都道府県に配備されているが、量産型は通常のガソリンエンジンであり、マトリクス機能も備えていない。一条の超法規的措置によって雄介の手に渡ることになった。起動にはハンドル方の警棒・トライアクセラーを必要とし、これを差し込んだ後に起動入力キーを入れることで始動する。ちなみに入力キー「0318」は雄介の誕生日。
クウガ専用に科警研が制作した専用オートバイ。トライチェイサーの弱点であったゴウラムとの合体における劣化を防ぐため、特殊形状記憶合金・BT鋼を使用、新型エンジン・プレストを搭載し、最高時速420キロをマークする。起動には今までと同じトライアクセラーを必要とし、一時はクウガへの譲渡が白紙になる自体が発生したが、一条の尽力もあってクウガの第二の愛車として活躍する。
遺跡から発掘された破片が、霊石アマダムを中心として再融合を果たし復活した、超古代の生態メカ。
1998年、ライダーシリーズを始め様々なヒーローを生み続けてきた原作者、石ノ森章太郎が他界してから初めてのライダー作品ということもあり、作品には来たる21世紀=未来の作品にふさわしいものとなるべく、戦隊シリーズで意欲的な作品を輩出していた高寺成紀をプロデューサーに迎え、既存の概念にとらわれない多種多様の意欲的な試みが取られる事になった。ライダーと警察機構の協力や、極めて日常的な世界に非日常的な怪物が乱入して殺戮を繰り返すという、リアルな作風を徹底して貫く事を第一の命題とし、さらに歴代ライダーシリーズの重要なテーゼの一つであった「改造人間」という設定さえもオミットされている。ヒーローであるクウガにはRXや平成ウルトラマンのようなタイプチェンジ能力が授けられ、さらに主人公たる五代雄介の主人公像も、我々が抱いていた「ヒーロー」の概念を覆す人物として描かれている。映像面においてもテレビ番組としては初の試みであるハイビジョン撮影を実行、話題性を集める事にも成功した。
数々の新規要素を盛り込んで出来上がった本作は、ヒーローのアクション以上に登場人物の様々なドラマを丹念に描く事を重視しており、全話を通してほぼ一人のメインライターが文芸を担当した事もあって、ある種大河的なドラマを構築、完成した個々の劇は特に高年齢層から絶大な支持を得た。アクション面においてもクウガの各フォームごとにおける殺陣の変化をわかりやすくし、CGを大胆に取り入れた変身シーンやアクションは評判を呼んだ。さらに要所要所で行われるバイクアクションにおいては、バイクトライアルの世界チャンプである成田匠、亮兄弟を起用し、迫力ある画面作りに貢献した。さらに無差別殺戮を繰り返す敵集団・グロンギや、クウガのパワーアップなど、作品の随所に謎が散りばめられ、これが視聴者の関心を煽った。それに加えて個々のキャラクターの魅力が存分に発揮された事も、本作を支える要因の一つになっている。特に泰然自若としていて「癒し系」とも評される五代雄介と警視庁刑事であり、堅物ながらも次第に雄介と分かちがたい友情を育む一条薫のコンビはセックスアピールの面でも成功しており、多数の女性ファンを獲得するに至る。
今作を通して描かれたテーマは、プロデューサーが各メディアで発言している通り「非暴力」である。正義のためとはいえ暴力でことを解決していくヒーロードラマにおいて、このテーマを打ち出すことこそが本作の最大の挑戦とも言え、殴り合って解決する事を良しとしない主人公の設定を始め、「力を行使する以外の方法で理想を実現するにはどうすれば良いか」という重い命題に対しての解答を見出すため、本作は様々な状況や舞台を設定する。残念ながらそのテーマに本作なりの答えを完全に導き出すことはできなかったが、暴力を行使し続けることの空しさを、最終決戦における雄介の描写に集約させている点は見逃せない。
本作では残念ながらテーマを始め、完成映像の中で明確に解決されていない謎も多いので、若干消化不良の感もあり、それは本作に対する賛否両論を生んでいる理由でもある。しかし「仮面ライダー」という、もはやブランド化してしまったシリーズの世界観におもねることなく、今までにない新しい作品を作ろうとしたその姿勢は大いに評価されるべきであり、完成した作品も一つのアクションドラマとして高い完成度を誇っている。本作が21世紀の特撮ヒーロー作品に与えた影響は決して小さいものではなく、それが結果としてどのような作品を生むか、その一部は後続作の「仮面ライダーアギト」で明らかになるであろう。
マイティフォームはすべてのバランスが取れた標準的な戦闘形態であり、打撃による格闘戦を主体として戦闘を行う。右足に封印エネルギーを収束させて放つマイティキックが最大の必殺技であり、これは雄介の107番目の特技である空中回転を加える事で、さらに強化される事となった。バイクの操縦技術も巧みで、一条から超法規的措置で受け取ったマシン・トライチェイサーやビートチェイサーを駆り、怪人を追い詰めたりバイクチェイスをすることもあった。さらに超古代からの戦士クウガの下僕であるゴウラムをアシストに利用する事もあった。
さらに状況に応じて様々な形態に「超変身」することが出来、腕力が下がる代わりに敏捷性を向上させる青い姿「ドラゴンフォーム」では、長い棒状のものを霊石の力で変化させたドラゴンロッドを使用しての棒術で非力さを補い、素早い一突き・スプラッシュドラゴンを使う。緑の姿「ペガサスフォーム」は五感が極限まで研ぎ澄まされ、遠距離にいる敵の姿や音を瞬時に察知する事ができるようになり、拳銃などを変形させたペガサスボウガンを用いて、圧縮した空気弾を放つブラストペガサスで止めを刺す。しかしあまりに鋭敏になりすぎるので、50秒しか変身を維持できない。そして紫の姿「タイタンフォーム」は、全身を強固な生体鎧で覆ったパワータイプで、敏捷性を犠牲にしながらも棒状の物を変形させたタイタンソードを用いたカラミティタイタンで敵を刺し貫く。さらに中盤では電撃の力を吸収することで、30秒間だけ金の力「ライジングフォーム」を発動することが可能になり、それぞれのフォームの能力を飛躍的に向上させた。しかしその際の破壊エネルギーは凄まじく、周囲に甚大な被害を及ぼす事もある。終盤でさらなる電撃を吸収した時に披露した黒い姿「アメイジングマイティフォーム」では、両足蹴りのキックを用いて強敵を倒している。
戦士としての活動源はアマダムに司られており、エネルギー供給が不十分になった場合はグローイングフォームに戻ってしまい、さらにエネルギーを失うと2時間は変身不能になってしまう。アマダムは雄介の全身に神経のようなものを張り巡らせているので、雄介が命の危機に晒された時は体を仮死状態に追い込んで回復させたりもした。逆にこのアマダムそのものがクウガ最大の弱点となっており、これを無理に破壊される事は変身の維持不能、引いては雄介の死に繋がる。
実はクウガには究極形態である4本角の黒い姿「アルティメットフォーム」が存在しており、これは聖なる泉=優しい心を失ってしまうことで、グロンギの頂点に立つ「究極の闇をもたらす者」と同じ「凄まじき戦士」になった状態を指し、この姿になってしまった時、クウガは理性を失い、グロンギと同じく戦うためだけの生物兵器となる危険性を秘めていた。しかし最後まで優しい心を失わなかった雄介は自我を保ったままでアルティメットフォームへの変身を果たし、伝説を塗り替える事に成功する。
警察には未確認生命体第4号(白い姿は第2号)として、当初はグロンギと同じく敵として認識されていたが、次第に警察とも協力体制をとるようになり、数々のグロンギ怪人を撃破した後、雪山での壮絶な殴り合いの果てにグロンギの頂点に立つダグバを滅ぼし、グロンギを全滅させた。
非戦闘時も雄介が常用バイクとして使用しており、その際のカラーはブラックヘッド。変身した後に赤いラインの入ったゴールドヘッドに変化させる。メ・ガドラ・ダとの戦いでコンパネを破壊されてしまい、その際にその部分のみを量産型のタイプと交換している。さらにゴウラムと合体する事でトライゴウラムとなり、その際はマシンの形状まで変化して最高時速400キロを出す事が可能、封印エネルギーをこめた体当たり攻撃・トライゴウラムアタックを使用する事が可能になる。
クウガの愛車として馬の如く華麗に操縦を行い、どのような悪路でも走破する事ができるが、ゴウラムとの合体のたびに装甲部分を劣化させてしまっており、ゴ・バダー・バとのバイク戦においてついに限界をきたし、修復不能にまで陥ってしまった。
最高速度を出している状態からの急ブレーキにはパラシュートブレーキを使用、トライチェイサーと同じくマトリクス機能を備え、平常時のブルーラインと戦闘時のレッドラインとに分類される。ゴウラムと合体してビートゴウラムとなり、最高時速570キロの超スピードと馬力を生かして、ライジングパワーにおける被害を最小限に食い止めるべく、怪人を影響の少ない場所へ誘導する際に多用された。さらに搭乗している状態でライジングパワーを発動させるとライジングビートゴウラムが誕生し、これを使っての体当たり攻撃・ライジングビートゴウラムアタックも可能。
クウガの戦友として最後の戦いまで使用されたが、戦役後の消息は不明。
クウガの下僕となるべき存在で、飛行能力を持たないクウガを掴まらせて飛行する事もあったが、最大の能力はクウガの乗る「馬」の鎧となる能力であり、現代のクウガが使用している「馬」、つまりオートバイに装着される事でトライゴウラム、ビートゴウラムを完成させる。その状態から繰り出される体当たり攻撃は強力だが、合体の際には強制的にマシンの形状などを変化させてしまうために劣化が著しく、そのためにトライチェイサーの寿命を縮めた。
最終決戦後の去就は不明。
☆主要登場人物
五代雄介・仮面ライダークウガ(演:オダギリジョー)
世界中を旅する冒険家であり、自称「1999の特技を持つ男」。アークルを見た瞬間に戦士クウガのビジョンを思い浮かべ、グロンギの襲来に偶然ベルトを巻いたことからクウガへの変身能力を授かった。
飄々とした性格で天然ボケという印象を持ってしまうくらいに穏やかな風貌であり、そして笑顔を絶やさない。しかしそれは世界各地を旅してたくさんの笑顔を無くした人々を見てきた故の事であり、そのために人々から笑顔を奪い、悲しみの涙を流させるグロンギの暴挙を許す事が出来ず、クウガとなって戦い抜く事を誓う、強い心の持ち主でもある。
普段は穏和でひょうきんな一面も持ち、彼自身が持っている独特の明るさは、たくさんの人々に笑顔と希望を与えていく事になる。やや理想主義的な一面も持つが、その理想を貫く事が現実世界ではどれだけ困難であるかということもちゃんと理解しており、だからこそ余計に理想を大切にしていかなければならないという、独自の思想を持っている。
父親を小学6年の時に、母親を18歳の時に亡くしており、それからは妹のみのりと2人で、おやっさんの世話になりながら生活してきた。オートバイの操縦技術をどこで覚えたのかは不明だが、戦闘前後に関わらず巧みなバイクテクニックを披露する事もあり、他に料理や裁縫などを始め、自称の名に恥じない様々な特技を持つ。その中でも一番頻繁に使用し、本人も一番最初に覚えたと言う特技は、小学生時代の恩師に教えてもらった「サムズアップ」。メ・ギノガ・デの攻撃によって一時は死亡状態に追い込まれてしまうが、霊石の力で見事に復活を果たしている。
本当はグロンギと言えど相手を殴ると言う行為に嫌悪感を抱いており、その行為の代償としてアルティメットフォームへと近づく事になるが、最終決戦前に自身の戦う意味を改めて認識した雄介は、自我意識を保ったままでアルティメットフォームに変身、ベルトを破損し素顔に戻ってからもン・ダグバ・ゼバと、涙を流しながら血みどろの殴り合いを続け、完全にグロンギを壊滅させた後は再び海外へ旅立って行った。
一条薫(演:葛山信吾)
警視庁に所属している刑事で、元は長野県警警備課に所属していたが、未確認生命体(グロンギ)と最初に遭遇した事もあり、未確認生命体関連事件の専任捜査官として警視庁に異動した。
一見クールな性格に見えるが、その内には非道なグロンギのやり方に怒る熱い心と、被害者に寄せる優しい心とを併せ持っている。当初は民間人である雄介が介入する事も快く思っていなかったが、雄介の戦いに対する覚悟に自分と同じ者を見出し、それからはトライチェイサーの譲渡を始め、クウガに全面的に協力するようになる。合同捜査本部でもかなりの発言権を持っており、クウガに関する事は彼に一任されている。
通常は冷静沈着であり、拳銃の腕前は超一流。愛用のコルトパイソン357マグナム6インチモデルを使用し、他にライフルを用いての狙撃や、科警研が開発した筋肉弛緩弾や神経断裂弾なども用い、存分に腕を振るう。オートバイを運転する事も幾度かあったが、どの程度の腕前なのかは不明。
グロンギの幹部格であるバラのタトゥの女とは浅からぬ因縁があったが、最後には彼自身の手で止めを刺した。亡くなった父親も刑事であり、母親は名古屋で看護婦長を勤めている。
沢渡桜子(演:村田和美)
城南大学考古学研究室に籍を置く大学院生で、雄介とは大学時代からの友人。雄介がクウガとなったことに当初は戸惑っていたが、後に雄介の協力者としてバックアップするようになり、主に遺跡から発掘された古代の品に書かれている古代文字の解読に尽力している。フォームチェンジやゴウラムの秘密を解き明かす際に、彼女の研究が大いに役立った。
落ち着いた感じの才女であるが、節々で現代女性らしい奔放な態度を見せる事もある。おやっさんやみのりとも既に顔見知りの中であり、時にはポレポレの臨時アルバイトとして店を手伝う事もあった。
クウガがやがて「凄まじき戦士」になる可能性があることに最初に気づいた人物であり、そのために雄介の身を誰よりも案じていたが、最終決戦前には出て行く雄介を笑顔で見送った。
五代みのり(演:葵若菜)
雄介の妹で、現在は豊島区立わかば保育園で保母として働いている。優しくてどことなくのんびりした性格であり、冒険で世界中を旅したままだったり、クウガとなって戦う雄介の身を案じながらも、絶対の信頼を寄せている。その絆の強さは、メ・ギノガ・デ戦において雄介が死亡状態になった時も、その生還を信じ続けたほど。
その性格から園児達にも慕われており、同僚との仲も良い。おやっさんからは「みのりっち」の愛称で親しまれ、仕事のない時などは臨時でポレポレでアルバイトをすることもある。
おやっさん(演:きたろう)
雄介が居候している喫茶店「ポレポレ」のマスターで、雄介の父親とも知己の間柄だった。「4号」ことクウガが雄介であることを知らないままに彼のファンになり、新聞などの記事のスクラップ作成を趣味にしている。独特のとぼけた性格が特徴的で、さらにやたらと受けないギャグを連発し、周囲を困惑させることも多かった。
店のメニューに独自の料理を加えるなど、アイデアマンとしての一面も持つが、本来は不器用なタイプ。しかし雄介と同じく笑顔を大切にする、優しい人物でもある。最終話にて「飾玉三郎」という本名が判明した。
榎田ひかり(演:水島かおり)
千葉の科学警察研究所、通称・科警研に所属している女性。一条とは旧知の仲であり、その縁もあって未確認生命体対策班をバックアップする形で協力するようになる。未確認生命体の生物的分析や、遺跡の中から発見されたゴウラムの調査を行い、筋肉弛緩弾や神経断裂弾などの各種武器を開発し、未確認生命体撲滅に一役買っている。
基本的に職務に忠実でクールな印象を受けるが、結構お茶目な一面も持ち、とっつきやすい性格。夫とは離婚しているが、仕事に没頭しすぎる性格のために息子とはすれ違いを繰り返してしまうことが多く、それが悩みとなっていた。
椿秀一(演:大塚よしたか)
関東医大病院の医師であり、一条とは高校時代からの親友。その縁で未確認生命体関連の事件に携わる事になり、生理学の面から警察をサポートする。被害者の死体を解剖し、死亡理由を解明するのも彼の仕事であり、発見されたズ・ゴオマ・グの死体を解剖した事もあった。
クウガの力や能力についても分析し、変身能力をもつ雄介の体にただならぬ興味を寄せている。その風貌からかクールで寡黙な印象も受けるが、グロンギによる理不尽な殺戮を許す事のできない、熱い心を内に秘めている。女性好きであるものの、女性の口説き方については少々一般常識とずれる面があった。桜子にモーションをかけたこともある。
幾度か雄介に電気ショックを施し、クウガが金の力を使えるようになる遠因を作った。
朝日奈奈々(演:水原詩生)
おやっさんの姪で大阪出身。女優になる夢を抱いて上京し、現在はポレポレでアルバイトをしながら稽古に励んでいる。初めて出会って以来雄介に惚れこんでおり、「五代雄介ファンクラブ会員1号」を自称している。
裏表のないあっけらかんとした性格で、軽快な関西弁を操っておやっさんのボケに的確に突っ込みを入れる。しかしナイーブな一面も持っており、ドラマのオーディションで起きたある出来事についての苦悩を雄介やおやっさんに吐露した事もあった。
ジャン・ミッシェル・ソレル(演:セルジュ・ヴァシロフ)
城南大学の考古学研究室に籍を置く留学生。同じ研究室にいる桜子とは無論仲が良く、その縁で雄介たちとも知り合った。遺跡から出土したゴウラムの移送や分析に携わり、その中で榎田の家庭の事情を知ることになる。彼の母親も仕事で忙しかったために、あまり2人の時間を持つことができなかったらしい。
理知的ではあるが雰囲気を大切にする人間で、独特のイントネーションによる日本語もあって、よく周囲を和ませていた。梅干が好物。