イツノ日ニカ



 触レテモライタイ
 ケド
 何カガ
 邪魔ヲスル
 
 触レテモライタイ
 ケド
 何カニ
 恐レテシマウ
 
 
 「キルア…。」
 返事がない。
 「眠って…いるのか?」
 こんな所で。
 
 ここは草原。
 上には雲ひとつない青空。
 
 クラピカがキルアの頬に触れる。
 「んっ。」
 少しいやそうな顔をしたがすぐにもとの顔に戻る。
 
 
 「こういう風に見てたり軽く触れたりするだけで。」
 落ち着くのに。
 「なぜだろうな?」
 それ以上の物が欲しくなる。
 「ただ。」
 恋愛的とか肉体的とかそういう感情を持って欲しいわけではない。
 「ただ。」
 近くにいるだけでいいのに。
 「前みたいに。」
 1人が辛くなる。
 「そばに。」
 いてくれるようになってくれて嬉しかった。
 「でも。」
 触れてはくれない。
 「ただ。」
 近くにいるだけなのだ。
 「本当に…。」
 考えるだけで辛くなる。
 触れたいと思っているのは
 
 自分ナノカモシレナイ
 
 今マデミタイニ
 
 1人ナルノガ
 
 怖イダケナノカ?
 
 ソレトモ
 
 ソレ以外ニ理由ガアルノカ?
 
 
 「どうしたの?」
 さっきまで寝ていたキルアが心配そうな顔をした。
 「クラピカ…?泣いてる?」
 クラピカの頬にはいくつもの透明な粒が光に反射している。
 その言葉を聞いたクラピカはキルアの元から逃げようとする。
 「待って!」
 キルアがクラピカの腕を強くつかむ。
 「どうしたの?クラピカ?話してくれる?」
 「あっ…。」
 触れられた腕に反応する。
 「どうしたの?本当に?」
 キルアが心配する。
 触れられた腕をクラピカが急に自分の元に戻したからだ。
 「なにかあったの?話さなきゃ分かんないよ?」
 「あの…その…。」
 クラピカが赤面をしながら話し始める。
 話さなければキルアはずっと困っているだろう。
 そんな気持ちがクラピカの中にあったからだ。
 
 そしてさっき、考えていたことをすべて告げる。
 そしてクラピカはこう付け加える。
 
 「本当にすまない…。このような…感情…が…今…までに…持ったことなど…なかった…。
  本当に…すまない…。」
 またクラピカは泣き始めてしまう。
 「なんで謝るの?それってオレの方が悪いじゃん。」
 「?」
 クラピカが顔を上げる。
 「オレ…クラピカのこと…触りたいとか…その…そういう気持ち持ってたけど…
  ずっと言わなかった。多分、これって…好き…とかそういう気持ちじゃん…?
  だから余計に恥ずかしくって。…ゴメン。」
 キルアがそう言うと今度はクラピカが言い始める。
 「それって…?私とお前は同じことを…思っていたのか?キルア?」
 「ぅん…。多分。そうなんじゃない?」
 クラピカの顔が一気に明るい顔になる。
 「よかった。本当に…。」
 
 
 そうして2人はゆっくりと帰り道を歩く。
 両方とも今までにないくらい明るい表情で。
 
 
 キット
 2人ハ
 離レナイダロウ
 ズット
 
 END
 
 ○あとがき○
 なんか変ですね。本当に。もとのアイディアから18禁を引いたらこんなのに。
 ごめんなさい。普通キルクラってこんなのじゃないですもんね。【なぎさ】
 

・桜みつる・                  ***小説の間*** ***Cherry***                
キルクラ〜vvありがとうゴザイマス〜〜!!
ああ〜でも 18禁部分気になります〜(笑)ものすごく(笑)
ラブラブ〜vvキュ〜〜〜v